表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
バイオ  作者: gakibbb
第2部
19/34

憑依グループ組織

友世が証言していた。

紫乃にとって表面の意識を探索している時に知った。


― 放っておいてくれないか、わたしを ―


誰かが言った、詩人の言葉


「 ― そうはいかないのよ。紫乃、あなたはなん時も ― 」


― あたしの時間を奪って以来 ―


紫乃はタックスヘイブン( 租税回避地 )に米軍駐留沖縄基地を使っていた。治外法権であり通常はアメリカと同じ税金を出さなければならない。


アメリカが日本へ売る兵器のその買い取り金を紫乃がそのまま懐に入れている。


その様相は企業の行う法律上の租税回避とはある意味それも違法ではないしかし紫乃は完全にグレーな手段を取っている。


「 米軍の兵器産業における工場生産の総量をギルが決める。それをアメリカ議会が飲み現場で使用する 」


可能が言う。


「 その上西側の息のかかる地域から危機を煽りあるいは危機を起こしその地域の紛争需要からアメリカ一強になっている現在の武器供給は紫乃が起こしているテロに近い地域運用工作 」


「 そうだ。それが今この地上で起きているマッチポンプ方式の紛争であって中国も参加している。地獄のような様相を見せている 」


国際憑依グループ中国太平洋統一部門の上司、私加との会話


「 そして、わたしに紫乃をどうしろというの? 」


「 ギル・アンバ―はアメリカ企業群の一部で私の管轄外になる 」


― ギルは殺すなということか。金そのものなの? ―


「 テロに工作している部門の親そのものが紫乃 音で米国に入る兵器の売り上げのアメリカ国民に使われるはずのそれにかかる国税をちょろまかしている女だ 」


「 西側の軍事の当事者はどうなってるの? 」


「 しらぬ存ぜぬを通している、権力の腐敗そのものでアメリカからの強力な武器手段からなる部隊のチェンバ―システムを引き上げる訳にはいかず 」


友世がこの場にいる。


「 実情日本国民の感情は紫乃に感謝している。日本東京市民も黒い炎の犠牲になりそれも受け入れるというアメリカ寄り右派と親とも日本を滅ぼす犠牲の要因になったとするアメリカにとって過激左派に分かれる 」


可能は聞いた。


「 あなたの立場は? 」


「 私はこの国民のなかでは中国寄りのより過激な紫乃の死亡報告を待つ部類になる 」


可能が会話を止め国際憑依の息のかかっているビルでは禁忌とされる行為である鬼( 意識を読み取る霊透視 )をあえて行う。


これはあくまで私事も絡んでいる怒りに任せて行う行為では無い、事前に私加に命令されたもので。一国の政府政治家の意識をその上で探った。


それは単純な感情ではない事は経験から友世の年齢だ。その上で日本のトップの政策や国防の機密まで探り取ることには友世に会う前に大臣秘書官から止められている。― もし、機密を手に入れた場合さらに ― それ以上の脅しも言われている。


日本には証木 悟というイメージフラッシュを生んでいた天才も現在清華大学に海外赴任教授として在籍しており意識にいたるまで研究をした恩師でそのイメージフラッシュの補足脳の実地臨床例として「 わたしが依願します。人間の霊の意識の未知の世界にまで踏み込んでみせます 」


という日本人との関りもあったが「 ― この悪魔の肉体を与えた ― 」


心臓が取り出されなお生きている事はある意味、そして人間の思考に介入できる究極の人類の誕生と言えた。


私加は思ったのには。


― 科学が産み落とす事に成功したある意味では神に近い存在だろう。当人が気が付いていないのか ―


― 事の始まりの元凶、月葉 甲斐は今どこに ― 可能にとってはそれも知りたかった。


人間の意志は超自我いわゆる自然とつながる意識それに自我という言葉と視覚の本能へつながる欲求意識がある。可能はそこの本能にアクセスして言葉の重複層をイメージフラッシュで音声化し同化する、動物の本能を全て解析した『 巨大なデータを持っている 』で人間の動きを「 ― 今では眼球の網膜の収斂だけで考える事は80%の確率で分かる ― 」 証木 悟の言葉は「 それがイメージフラッシュの補足脳つまり動きの言語化 」


友世のある程度にまで入ったが機密に当たることは知っているがあえて無視した、しかしザンザクロスの全貌が知れた程度で無かった。彼も疑問に思っていることはあったしかも「 ― ギル・アンバ―ですらアメリカの骨幹に至ってない。??月葉は、、、どこに ― 」


沙 可能と私加上司そして現在の武器供給での紫乃の立ち位置を伝えてきた話し合いは終わった。


友世と握手を交わして言う。


「 なんて言っていいのか。あたしには手が出るのは意識までで軍事現況は 」


「 この話自体世間に出たとしてもバッシング程度でマスメディアよりはあなたの憑依グループも表に出ない存在で。まあ生きていればお互い何とかチカラになる 」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ