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バイオ  作者: gakibbb
第1部
14/34

バイオ消滅

東京の一端、都市の崩壊があった


報告があった。


ドローンカメラからの映像らしい。


ジャンプしていく150m程度まで。


空気の抵抗はフィールドで切り裂きビルを悠々と超える。


「 これは? 」


東京スカイツリー展望デッキ屋上の上に立った。350mはあるが。


一帯に身長数メートルのバイオが見渡す限りいた。


遙か10キロどころじゃない。


「 お前ら、、、 」


シノは。


頭の束ねてアップにしている髪の毛に付けたヘアピンごと輪ゴムをはずす豊かな髪がふさっと垂れたかと思いきや風に流される。


「 全部隊、撤退しろと命令を出せ 」


シノの意図をいったん考える。


「 、、、、、、 」


「 なぜ?ここの墨田区域の住民はまだ生きている 」


シノ大佐の判断を仰ぐ。


紫乃がニヤアと笑う。


「 フィールドを全開放する、私のだ。急げ5分いや3分で撤退させろ 」


風がさらに吹いた。




音は黒いフィールドを解いていて体が強風に負けそうになってそれでもしっかり立ちこむ。


「 ギリギリだ。この30kmに兵士はいない、やるのか?本当に市民はいないのか、、、 」


紫乃 音の恋人が言う。


「 お前さんの特別チェンバーの限界プログラムはすべて取り去った 」


じゃあ始める


そういうかの合間に一気に炎が立ったその距離の中心、紫乃からやはりスカイツリーが黒く包まれる。



その瞬間



国道465号線にいたバイオソルジャ―は蒸発していった。


北十間川も同じに水は蒸発した。


10kmが包まれる。その中心のみの音が生きている。


強烈な熱源のため、その音の巨大な胸、引き締まった腰が露わになり服は蒸発した。


消えたスカイツリーの中で浮いていたがそれを中心として直径数十キロの炎に紫乃がなった。


東京中央区から横浜市が消滅し焦土と化していく。


そして黒い炎の20kmにも及んだ塊も消えた。その自分が起こした当たり一体焼けただれた焼野原の光景にその中心にいた音がやや心では驚愕していた。



計算値と自分で見るものは違う。


音はその裸のまますうっと黒い襞そのものが消える全てのチェンバー内の熱エネルギーを使ったには違いないが。


紫乃が高さ1kmの空中から落ちていく。


その光景はそれでも分子レベルまで計測、検出されていて。


その昼間の中、アメリカ軍使用ROTHCO( ロスコ )8×21mm双眼鏡を熱源が消える瞬間に男の部下が向ける。


「 そのままではおっちん死まう! 」


そのように紫乃は頭から落ちていくが意識を明確にしそれでも力をといってもチェンバーとそれを管理するより小さいBoxを握る。


微かに黒い襞は復活


200mへ落ちるそして150mへ。音の美しい裸を中心に巨大な炎が湧き込む。


態勢を立て直す空中で体をひねって回転し足から落ちていく。


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