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バイオ  作者: gakibbb
第1部
12/34

東京

「 しねぇーーー!! 」

東京を飲み込むバイオ達の殲滅が優先され



「 しねぇ―――!! 」


紫乃 音の声


母に育てられた日系アメリカ人としての日本人の言葉が出た。


日本とドイツ、フランスを出し抜き中国が800万人とも2000万人ともつかない人口を犠牲へ巻き添えと化しNYの地を削った。


チェンバーの量産化とエネルギーの増加がされていてその内1kmともいえるエネルギーの痕跡を残す。


一般兵士が簡易に扱え。


その上、強烈な殺傷力がある。


焼け野原になる東京都とバイオたち。


人の焼け焦げた遺体に同じく体の一部しか残さないバイオの黒い血にまみれた音が。


再び。


拳を上げ込む。拳に、黒い炎に近い襞が発生する。


『 ― これで何体目なの? ― 』


生体センサーが反応は返ってくる。


周囲に300数十体をモニターは確認できるが音はそれを見る間もなく。


そして、一気に膝を曲げてその反発と黒い炎の力を使いジャンプする。


炎は空気を伝わるのではなく直接なにかにぶつけないとエネルギーは伝わらない。


バイオソルジャ―の首は顎から砕け。そして、一瞬で黒い力の中に消える。


なぜ、撤退せずに紫乃 音たちが戦いつづけるのか。


証拠隠滅、、、


証拠隠滅にバイオとともに人間をも巻き添えに殺す必要のなく死んでいた。


爆撃も行われていたが、、、


その女性の血さえ合えば強力に子を産みこんだ。


繁殖能力が当初の計画以上に強い。


月葉 甲斐はその壊滅を見越し異常な繁殖能力をバイオにつけさせている。


月葉はバイオソルジャ―の産みの親として身柄は確保されてはいたがそれのみで研究は続けられていた。


日本の中、皮肉にもバイオを壊滅させることが米軍。在米駐留軍の任務になった。


日本人の命は二の次だというのが任務だったが。


アメリカは世界をまだアジアの一角ではあるが世界をバイオソルジャ―にまみれにさせるわけにはいかなかった。


日本に核を落とすべきではないか?


という意見は軍内部にあったが。まだミサイルを落とし焼き払うのは世界中に今さらだが同盟国への攻撃にはアメリカ大統領の躊躇がある。


しかも、バイオの開発はCIAと国防総省の独断計画でのザンザクロス。


バイオソルジャ―の生物兵器の開発とともに進められた黒い炎の力を人間に植え込む開発をホワイトハウスの住人が聞いたとき。


その顔をあからさまに歪め言った。


「 なんてことを、、、 」


正体不明のNY消滅があり。


その後、世界の中の全ての情報が混乱に落ち。


何とか通じた上からの命令ではバイオの全殲滅がその内にあった。



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