作曲家の自分が、なろうでエッセイの投稿を始めた理由
初めまして、こんにちは、仙道アリマサと申します。
昨年末より、「小説家になろう」にてエッセイを平均週一のペースで投稿してきました。
それまでは読み専として、主にアニメ化作品の原作やランキング作品などを時折覗きに来ていたのですが、ある日たまたまコンビニで見かけた雑誌の見出しにツッコミが湧いて、それを元に自分もエッセイを書いて投稿してみたのが始まりです。
そのエッセイに最初に感想をくださったのが、エッセイランキングでお名前を度々拝見していた、水源様だったことにちょっとビックリしましたし、嬉しかったです。
他のエッセイやプロフでも書いていますが自分の本業は作曲家で、最初にリリース採用をいただき音楽で生計を立てられるようになってから、来年でようやく10年になります。
下積み時代も合わせると20年以上、音楽および創作活動と向き合う中で、もちろん嫌なことや苦しいことも沢山ありましたが、それでも創造することの楽しさや喜びを今も変わらず感じます。
もしかしたらそういったことの中には、なろうで小説執筆と向き合う皆様とも共有できる何かがあるんじゃないか。
また、なろう初心者で、音楽という違う畑の自分だからこそ投じられる一石があるんじゃないか、その後もそんな思いでぽつぽつとエッセイを投稿してみました。
音楽での経験や、日々の中で思ったことなどを。
ちなみに「仙道アリマサ」は、作曲家としての名前を出すと会社から怒られそうなので別のペンネームを作ろうと思い、名字は好きなキャラであるスラムダンクの仙道彰から拝借し、名前は親父の名前を音読み訓読み入れ替えてカタカナにしてみました。
作曲家としての名前を出すことは今後もないと思います。
そうしてヨチヨチと投稿を始めて数ヶ月、今度は「レビュー」を書いてみようと思いました。
答えは簡単です、なろう作者様たちを応援したいからです。
自分にとって、自分の曲は「我が子」です。
我が子を褒められたらすごく嬉しいし、もっと良い曲を作ろう!とさらに頑張れるのです。
その「喜びのパワー」は時に、心の土砂降りを一瞬で快晴に変えたり、驚くほど人を変えたり成長させたりすることを、自分はよくわかっています。
同じように、なろうにおいても作者様にとって作品は、我が子のように可愛いものではないでしょうか?
日本語が出来れば、タイピングが出来れば書けるものではありません。
作者様がその人生から産み落とされた、大事な「我が子」だと思うんです。
だから感銘を受けた作品に出会って、レビューを書こうと思った時は、作者様がもらって嬉しいレビューにしたいと思っています。
例えるならば親御さんに「あなたのお子さんはいかに素晴らしいか」を褒めちぎる、そんな気分で書いています。
最初にレビューを作成した時400字という制限を知らず、長文を書きすぎて投稿したらエラーが出たことをよく覚えています。
出来ればもっと多くの作品に書きたいですが自分の仕事もそれなりに忙しいですし、なんとなくですがレビューってそう安易に書くものでもないのかなと思いますし、自分なりのペースで書かせて頂いています。
そして、レビューを書く理由がもう一つ。
「オキシトシン」というホルモンがあります。
オキシトシンは「幸せホルモン」「愛情ホルモン」などとも呼ばれ、他人のために何かをしたり、親切にしたりすることでも分泌されるホルモンです。
このオキシトシンには人体にとって心身ともに様々な効能があり、つまり親切にしたりすることは相手のためになるだけではなく、自分にも良い影響がある。
そして、インターネットで世界中の人々と繋がれる時代は、家に居ながらにして沢山の人に親切にしたり、応援したり、力になることができます。
面白いなと思った作品にポイントを入れたり、SNSにいいねをしたり、それだけで相手をパーっと幸せな気持ちに出来たりするんです。
喜ぶ相手を見れば、自分も幸せな気持ちになれる。
それって、すごいことだと思います。
自分はインターネットを単に情報収集のためだけではなくそんな風に使いたい、そしてなろうでもそういうスタンスでいたいのです。
今まで自分が投稿してきたエッセイ、中には批判的なものや疑問を投げかけるものもありますが、基本的にはポジティブマインドを書いてきました。
(「作品は我が子」とか書いておきながら、某探偵漫画にツッコミ入れたりもしてますが……)
それは、なろうエッセイで何がウケるかとか、どういうものが求められているかどうかは全く考えずに。
そして、自分が書くことに賛同してほしいとかそんなおこがましいことも全く思っていません、自分だって自己啓発本一冊読んでも、ハッキリ覚えている内容は一つ二つくらいです。
なので、もし自分がつらつらと書く駄文の中から何か一つでも、読んでくださった方の糧になれれば、光栄に思います。
今後も作者様たちの作品を楽しみ応援しつつ、自分のペースで、自分なりのやり方で、なろうと関わっていければ幸いと思います。
宜しくお願い致します。