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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第三章 オアシス国家『ワカティナ』防衛作戦

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ワカティナ防衛作戦(創視点)三十六

 一方、創たちの方は


創「ンンンンンンン!!!!!!!!薙ちゃんは可愛いなぁあああああ!!!!!」


 某グランドなオーダーをするゲームの芦○道満のような奇声を上げながら草薙剣に抱きついていた。


 急に創に抱きつかれた草薙剣は少し驚いている様子であったが、すぐ創に抱きつき返した。


 創に抱きつき返した草薙剣はとても幸せそうな顔をしている。


 そして、創が草薙剣に抱きついていると、後ろから凍えるような冷たい視線を感じた。


 創は草薙剣に抱きついたまま、ゆっくりと頭を後ろに向けてみると、そこにはいつもに増して死んでいる目で創のことを見ているゼルクレイグの姿があった。


 ゼルクレイグから向けられる眼差しはまるで、ゴミを見るかのようなものであり、それと同時に強力な嫉妬の念も含まれていた。


 ゼルクレイグは普段から、あまり創に絡んでいる姿は見ないため勘違いされているが、ゼルクレイグも普通に創にべったりであり、他の如月ファミリーズのみんなのように好きあらば甘えようとする。


 そして、ゼルクレイグはあまり表に出さないだけで、目の前でイチャイチャされたら嫉妬し、自分も負けまいと創に甘えようとする。


 だが、皆の前で創に甘えるのが少々恥ずかしいらしく、そのせいで、ゼルクレイグが創に甘えまくっていると言う事はあまり知られていない。


 しかし、あくまで少々恥ずかしいだけであり、我慢の限界がくれば、誰が居ようと、どんな場所であろうと関係なく創にべったりくっついて甘える。


 そして、今のゼルクレイグはその我慢の限界値を迎えようとしており、自分の目の前でイチャイチャされたことが許せないらしく、怒りでプルプル体を震わせていた。


創(あ.....これ、ゼルクレイグの欲求が爆発するやつだ...........)


 創がゼルクレイグのことを見て、そう思った次の瞬間、


ゼ「ご主人様.......!!」


 ゼルクレイグはいつもよりも感情的で少し張った声で創のことを呼びながら駆け寄り、勢い良く創の背中に抱きついて来た。


 その時、創は自分の背中にゼルクレイグの豊満ではしたない胸が押しつけられ、興奮のあまり下半身に血が溜まりそうになった。


 だが、創の目の前には抱きついている草薙剣がいるため、うっかり興奮のあまり息子がイライラしてしまった時は一瞬でバレてしまうため、必死に興奮する自分を宥めた。


 しかし、一度ゼルクレイグのことを意識してしまったため、目の前にいる草薙剣の目の前から押し付けられるタワワな胸が気になりだし、再び強烈な興奮に襲われてしまった。


創(耐えろ俺!耐えろ俺!耐えろ、耐えろ....耐えろ.......耐え........エロ!!!)


 創は必死に興奮する自分を押さえ込もうと頑張ったのだが、前と後ろから感じる胸の感触に興奮が止まず、少しずつ下半身に血がたまっていっているのを感じた。


 だが、創は鋼の精神力により、何とか創の息子は未だに元気になっていない。


 そうして、創は前と後ろから感じる草薙剣とゼルクレイグの胸の感触に耐えていると、


ゼ「はむ...........」


 なんと!いきなりゼルクレイグが後ろから創の右耳を甘噛みし始めた。


 その瞬間、創の体に流れる血流は一気に加速し、創の血管を流れる血たちは下半身のとある場所に集い始めた。


 創は耳がとても弱く、耳を甘噛みされると直ぐに息子が元気になり、おせっせしてしまう。


 そのため、創の息子はどんどんと元気になってきており、あと少しで、不味いところはできてしまった。


 だが、目の前には密着している草薙剣がいるため、ここで息子が元気潑剌オロ○ミンCになるのは不味いので、必死に精神統一を行い、邪心を取り除こうとした。


ゼ「はむはむはむ...........」


 そうして、創が必死に興奮して息子が元気にならないように頑張っている間にもゼルクレイグの甘噛み攻撃は止まず、創は厳しい戦いを強いられていた。


創(ゼルクレイグめ.......!!絶対に許さないからな!!!)


 創は心の中で耳を甘噛みしてくるゼルクレイグに怒鳴り散らかした。


 そうして、創がゼルクレイグの猛攻に必死に耐えていると、創がゼルクレイグの甘噛みに興奮して、少し(他の人では判断できない程度)頬を赤らめていることに草薙剣が気付いてしまった。


 その時、創にとって最高であり、最悪な展開になってしまった。


草「んん〜〜!!ゼルクレイグだけずるい!はむ...........」


 ゼルクレイグだけずるいと言って、草薙剣が創の左耳を甘噛みし始めたのだ。


 草薙剣が甘噛みをし始めた瞬間、創の血液たちは更に高速で下半身に集い始めた。


創(まずい!まずい!まずい!まずい!まずい!まずい!まずい!まずい!)


 創は必死に興奮しないように違うことを考えたり、精神統一をしたり、様々な方法を試してみたが効果は全くと言っていいほどなかった。


 まず、創はゼルクレイグの甘噛みだけでも耐えるのにギリギリだったのに、そこに草薙剣まで加われば、耐えれるはずもない。


 そうして、創はどんどん興奮していき、下半身に血が回りきった時、


創(Oh my god...........)


 創の息子の怒りが爆発してしまったのだ。

 





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