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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第三章 オアシス国家『ワカティナ』防衛作戦
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新人メイドとメイド長

紫音が今、住んでいる家に帰ることになったので、紫音のお見送りをした後、創は特にやることもなかったので、部屋に戻って、ソシャゲの周回をすることにした。


そして、創は階段を登って行き、自分の部屋がある五階に着くと、リアと見慣れないメイドが廊下の掃除をしていた。


創は見慣れないメイドのことをしっかり見てみると、そのメイドはアンであった。


創はメイド服を着たアンを眺めていると、


創(アンのメイド服が新鮮すぎてエロいなぁ.......なんだかムラムラしてきた...........)


創はメイド服を着たアンに興奮していた。


そして、創は何とか興奮する気持ちを抑えると、ゆっくり歩いき出した。


創が自分の部屋へ向かうために歩いていると、アンが創のことに気づき、創に向かって小さく手を振った。


小さく手を振るアンの姿があまりにも可愛すぎたため、創の理性が吹き飛び、創はアンに向かって飛びついた。


そして、創は空中にいる間にル○ン3世のように華麗に服を脱ぎ捨て、パンツ一丁になった。


創はパンツ一丁になると、そのまま勢い良くアンへと飛びついたのだが、


創「ぐへぇ!?!?」


アンの隣にいたリアのかかと落としによって、床へと叩き落とされた。


リ「創?今、アンの指導をしているの。邪魔しないで貰える?」


リアは苛立ち混じりで床にうつ伏せで倒れている創に言った。


創はリアにかかと落としをお見舞いされた場所を押さえながら立ち上がった。


そして、さっき脱ぎ捨てた服を取りに行くと、そのまま脱ぎ捨てた服を着た。


創「まあ、邪魔をしたのは悪かったが、いきなり、かかと落としは流石に酷くないか?せめて、リアがアンの身代わりになって、俺に襲われるくらいにして貰わないと。」


創は真顔で真剣そうに言った。


アン「そうそう、それで私がリアを襲う創くんを止めるために体を差し出して、そのまま3P展開になるのが普通なんだよ。」


そして、アンも創と同様に真顔で真剣そうに言った。


リ「貴方たち.......一体何を言ってるの...........。」


リアは創とアンが頭のネジがぶっ飛んだような発言をしているため、混乱している。


創「まあ、その話はも良い。俺は気になってるんだが、アンって、リアのことを怖がっていなかったか?いつの間に仲良くなってるんだ?」


そう、アンは初めてリアにあった時、アンはリアのことを怖がっていたのだ。


それが、いつの間にか二人で楽しく話しながら仕事をするぐらいに仲良くなっていたのだ。


ア「その昔、私の家にいた凄く怖いメイドさんがいたんだけど、その(ひと)にリアがすごく似てたの。だから、昔のトラウマが蘇っちゃって上手く話せなかったの。」


創「なるほど、アンは昔のトラウマのせいで、リアとなかなか話せなかったのか。トラウマになるってことは、そのメイドはよっぽどアンに酷いことをしてたんだな。」


ア「うん.......そのメイドさんがいた時は凄く辛かった...........。」


アンは昔を思い出したのか、とても辛そうで悲しそうな顔をしていた。


ア「だけど、今は凄く幸せだから、あの頃のことは全然気にしてないけどね!それに、リアはあのメイドさんと違って、凄く良い(ひと)だし!」


そう言うアンの顔はとても明るいものになっていた。


創「嫌だったら良いんだが、そのメイドの名前を教えてくれないか?アンにトラウマを植え付けるほどのイジメを行ったんだ。そのメイドは普通に犯罪者だからな。今度、捜査依頼を出して警察にでも捕まえてもらおうと考えているからな。」


創がそう言うと、アンは決心を決めたのか、真剣な表情でこう言った。


ア「そのメイドの名前は『カロライナ・ベラルーク』だよ。」


アンがそう言うと、創の顔が一瞬、歪んだ。


そして、創はリアの方を見て、リアの表情を確認しているように見えた。


アンも創に釣られて、リアの方を見てみるが、リアの表情から『カロライナ・ベラルーク』の名前を聞いたことがないということが分かった。


創はリアの表情を見ると、安心したのか、少し頬が緩んでいる気がした。


創「そうか、アンを虐めていたメイドの名はカロライナ・ベラルークと言うんだな?それじゃあ、その名前の神物の捜査依頼を警察に出しておくな。」


ア「うん、分かった。」


アンは創がカロライナと繋がりがあることが分かったが、その事については今度聞く事にした。


創「それで、カロライナ・ベラルークが見つかり次第、また報告する。それじゃあ、アンは初仕事頑張ってね〜。」


創はそう言いながら、自分の部屋へと歩いていった。


リ「それじゃあ、私たちは仕事に戻りましょうか。」


ア「そうだね、覚えないといけない仕事がたくさんあるもんね。」


そうして、リアとアンは再び廊下の掃除を始めたのだった。






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