表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第三章 オアシス国家『ワカティナ』防衛作戦

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

400/837

リヴァイアサンと紫音

創がシムラクルム・アラネクスと会う時にアイナの同行を許すると、


陽「アイナちゃんだけずるい!陽奈も一緒に行きたい!」


創がアイナの同行を許したせいで、陽奈も一緒に行きたいと言い出した。


レーナ「それなら私も一緒に行きたいです。」


陽奈だけでなく、レーナまでも一緒に行きたいと言い出した。


創「えぇぇ.......陽奈とレーナも行きたいの..........。」


創は心の底から嫌そうな顔で、嫌味っぽく言った。


陽「だって、アイナちゃんだけ連れて行くなんてずるいし、嫁差別だよ!」


創「確かに......アイナだけを連れて行くのは良くないな...........。」


創がそう言いながら、頭を抱えながら何かを考え出した。


創「そうだな。アイナだけを連れて行くのは陽奈の言う通り嫁差別になってしまう。だから、陽奈とレーナはもちろん、嫁を全員を連れて行こう!」


創はアラネクスとのお見合いに参加できる嫁を全員参加させることにした。


創「と言うわけで、アラネクスとのお見合いは全員で行くことにしたから、今から今、家にいるみんなに連絡を入れてくれ。俺はお見合いの場所を確保してくる。」


創はそう言うと、立ち上がって、何処かへ行ってしまった。


紫「相変わらず、嫁のことになると、行動力がありますよね...........。」


アイ「そう思えば、さしぶりだね紫音。元気にしてた?」


紫「お久しぶりですアイナさん。私は元気にしていましたが、アイナさんの方はどうですか?」


アイ「アイナもすごく元気にしてたよ。」


陽「創兄に虐められて、自暴自棄になって暴れてたぐらいには元気だったね。」


陽奈がそう言うと、アイナは恥ずかしそうに顔を真っ赤にして、下を向いた。


紫「相変わらず、アイナさんがお父さんと仲良くしているみたいで安心しました。」


レーナ「流石は創さんの娘ですね..........虐められて大変なことになっているのに、仲良くしていると解釈するのは凄いです...........。」


レーナは紫音は創の娘だなっと、再認識した。


アイ「それで、紫音はどうして家に帰ってきたの?」


紫「それはお母さんが心配だったので、お見舞いに来たんです。それで、お母さんは寝ていると聞いたので、お母さんが起きるまで待たせて貰っているんです。」


アイ「そうだったんだ。リヴァイアサンは水龍の間にいるから会いに行ったら?もうすぐ起きないと昼夜逆転しちゃうし、起きる時間にはちょうど良いんじゃない?」


紫「分かりました。それでは、私はお母さんに会いに行ってきますね。」


紫音はそう言うと、席から立ち上がり、アイナたちに頭を下げた後、リビングから出て行った。


陽「それじゃあ、陽奈たちは創兄に言われた通り、みんなに創兄からの伝言を伝えに行く?」


レーナ「そうしましょうか。」


そうして、アイナたちは創に言われた通り、家にいる全員に報告したのだった。







◾️






アイナたちは創に言われた通り、全員にアラネクスとのお見合いに参加出来ることを伝えると、再びリビングに戻ってきた。


そして、三人は大きなテレビの前にある大きめのソファーに横に並んで見ていると、リビングの入り口からリヴァイアサンと紫音が楽しそうに話しながら入ってきた。


アイ「おはよう、リヴァイアサン。」


リ「おはようございます、アイナ、それに陽奈とレーナも。」


リヴァイアサンはそう言いながら、アイナたちが座っているソファーの横にあるソファーに座った。


そして、紫音もリヴァイアサンに続いて、ソファーに座った。


アイ「ねえ、リヴァイアサン?久しぶりに自分の娘に会えて嬉しかった?」


リ「はい、とても嬉しいです。紫音は学校と仕事が忙しくて、なかなか会えないので、本当に嬉しいです。」


リヴァイアサンはそう言いながら、紫音の頭を優しく撫でた。


リヴァイアサンに頭を撫でられて嬉しいのか、紫音は満面の笑みを浮かべていた。


アイ「そっか、嬉しいかぁ..........真鈴は元気にしてるかな...........。」


紫「ああ、真鈴姉さんなら、この前会いましたが、相変わらず元気でしたよ。」


アイ「紫音は真鈴に会ったんだね。真鈴は元気にしてるんだね。」


アイナは自分の娘である真鈴が元気にしていることを知ると、安心した顔をしていた。


紫「それと真鈴姉さんが、アイナさんに会いたいと言っていたので、今度、真鈴姉さんに会いに行ってはどうですか?真鈴姉さんはとても喜ぶと思いますよ。」


紫音は真鈴が自分の母であるアイナに会いたいと言っていたことをアイナに伝えた。


アイ「ほんとに?真鈴がアイナに会いたいって言ってたの?それなら、今度、会いに行こっかな?」


アイナはさしぶりに真鈴に会いに行くことにした。


そうして、五人が色々と話していると、リビングの入り口から勢い良く創が中に入って来た。


創「お見合いの日時と場所が決まったぞ!!お見合いは明日の13時からアヴァロン城で行うことになった!!」


なんと、シムラクルム・アラネクスとのお見合いは王都アヴァロニクスにあるアヴァロン城ですることになったのだ。









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ