アジト攻略三十二
二人は色々あったが七階につくことができた。
七階は四〜六階と違ってドアは付いていなかった。
二人は中に入るとそこは和風の部屋が広がっていた。
「まさかフラン殿の生物兵器を倒してくるとはお主相当のやり手であるな。」
創は部屋の中央をみると聞こえてきた声の主である神物を見つけた。
その神物は男性で身長は190センチほどで髪は黒色で長髪である。
そして服装は着物の上に黒い外套を羽織っており背中には大太刀を背負っている。
(まさか俺が声をかけられるまで敵の気配を感じなかったとはな。それにこいつのオーラは実験施設の化け物よりも強いな。)
創は目の前の敵を警戒しながら見ていると
篠「そう思えば拙者の名をまだお主に言っておらぬな。拙者の名は篠山 小十郎と申す。お主の名は?」
創「俺の名前は如月 創だ。」
篠「お主は如月 創というのだな。それでは創殿、拙者とゲームなるものをやらぬか?」
創「ゲームだと?」
篠「そうゲームだ。このゲームで創殿が勝っても負けてもここを通すという条件でどうだ?」
創「どうしてこんなに好条件を出す?お前はいったいなにが目的だ?」
篠「拙者はこう見えても武士であるからな真剣勝負がしたいのだ。だから本気の創殿と戦いたい。だが今回の戦で創殿は本気を出せないであろう?」
創「なるほど。全てお見通しというわけか。それでお前は本気の俺と戦いたいから今回はゲームだけで済ましてまたの機会に命をかけた本気の戦いをするという考えか?」
篠「そうだ。拙者は本気の創殿と戦いを望んでいる。」
創「わかった。今度出会うときがあったらそのときは本気を出してやる。」
篠「いい返事を聞けて何よりだ。それでは今からゲームの説明をしていく。ゲームは至極簡単この木刀を使い勝負し先にこの木刀を手放すか折れた方が負けだ。」
創「ルールが簡単ゆえに実力勝負になるということだな。」
篠「そうだ。それともう一つ相手の命を取ることは無しだ。」
創「それはどうしてだ?」
篠「創殿はもう心に限界がきているであろう?ここから上の階の者は拙者と違いお主の命を取ることが最優先であるからな。必然的に命を取らねばなぬ場面に直面すると思ってな。少しでも心への傷を減らそうとしたのだが迷惑だったか?」
創「いや、とてもありがたいよ。そこまで敵に気づかいをされるとは思ってもいなかったよ。」
篠「拙者は本気の創殿と戦いたいのでな、ここで退場して欲しくないからやっただけだ。そんなに気にしなくても良い。」
ア「あの〜お話の途中すいません。私はどこで待っとけばいいのでしょうか?」
篠「お主は八階に続く階段に居れば安全だぞ。」
ア「教えていただきありがとうございます。それでは失礼します。」
アンはなぜか敬語で返事をして指示された場所にいった。
篠「創殿準備は出来たか?」
創「ああ、いつでもかかってこい!」
創の返事とともに二人の戦いは始まったのであった。




