アジト攻略三十一
創そのまま六階まで転げ落ちていった。
「驚きのあまり転げ落ちるとは我ながらどんくさいなぁ。」
創が落ち込んでいるとアンが急いでやってきた。
ア「王様大丈夫!」
創「ああ、大丈夫だよ。」
ア「けど王様なんか元気ないよ?」
創「自分のどんくささに落ち込んでいるだけだよ。」
ア「そうなんだ.......。」
アンは少し困惑しながらうなずいた。
ア「で王様さ私の年齢で驚きすぎじゃない?」
創「そりゃ驚くだろ。二十歳だぞ。これは誰が聞いても驚くぞ。」
ア「私が二十歳であることってそんなにおかしなことなの?」
創「そりゃそうだろ。アンの強さは二十歳で出せる強さじゃあないぞ。てっきり俺は二百万歳くらいだと思っていたぞ。」
ア「私ってそんなに強かったの?」
創「めちゃくちゃ強かったよ。でアンはどれくらいの間剣術の道場に通っていたんだ?」
ア「確か一年くらいだったよ。」
創「一年!?マジか......。アンは本当にすごいな。」
ア「ありがとう。」
アンは照れ臭そうにしていた。
創「俺ってアンの苗字聞いてなかったよな。なんて言うんだ?」
ア「私の苗字はヴァレンタインだよ。」
創「ヴァレンタインだと!」
ア「えっ私の苗字ってなにか問題でもあるの?」
創「いやなんでもない。昔の友人と同じ名前だったから驚いただけだ。」
ア「そうなんだ。それならよかった。」
そう言ってアンは安心した。
(まさか御三家の一つ剣聖のヴァレンタイン家のものだったとはな。)
剣聖のヴァレンタイン家とは創造神アヴァロンに代々仕えている御三家の一つで剣聖の名の通り剣に関することはこの国随一である。
御三家とは創造神アヴァロンに最初に仕えた三人の神とその子孫たちのことである。
御三家の存在は世には公表されておらず、ごく一部の者しか知らない。
(まさかヴァレンタイン家の生き残りがいるとは驚きだな。)
そうヴァレンタイン家は十年前に何者かの襲撃により滅亡した。
(まさかこういう形でヴァレンタイン家のものが配下になるとは思ってもいなかった。)
創は色々考えていると
ア「王様どうしたの?そんなに真剣に考え事して。」
創「すまんすまん。そんな大したことじゃないから大丈夫だよ。」
ア「ならいいけど、もうそろそろ七階に行ったほうがいいんじゃない?」
創「そうだな。それじゃあいくか。」
そう言って二人は再び階段をのぼり七階に向かったのであった。
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