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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第一章 アジト攻略編
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アジト攻略二十四

二人は中にあったものをみたとき衝撃が走った。


創「なんなんだこれは............。」


そこには全長10メートルほどの巨大なガラスの円筒があり、中には巨大な人型の化け物が入っていた。


その化け物の全長は8メートルほどで創が六階で戦った試作型01番と見た目は酷似していた。


創「なんて大きさだ.......。いったいどれだけの神を組み合わせて作ったんだ.........。」


創はその巨大な化け物に近づいて色々と調べようとした。


ア「そんなに近づいても大丈夫なの?」


創「たぶん大丈夫なはずだ。」


ア「でも気をつけてね。もしかしたら動き出すかもしれないから。」


創「ああ、わかった。それじゃあこの化け物について調べてくる。」


創は警戒しながらその巨大なガラスの円筒に近づいていった。


途中で何かを操作するための装置を見つけたが創はなにも調べなかった。


それはもし操作を誤りあの化け物を解き放ってしまったらとても危険だからだ。


そして創はガラスの円筒の目の前についた。


(近づいて見ると思うがこいつの大きさは本当に規格外だな。)


創はガラスの円筒の下の方に何か書かれている板がついていることに気づいた。


(対軍隊用生物兵器だと.....?あいつら俺たちと戦うためちこんなものを用意していたのか。実際にこいつが戦場に現れたらこちら側の陣営の被害が計り知れないことになるな。なんとかしてこいつの弱点を見つけだしてはやくこいつを処理しないとな。)


創はそう思いこの巨大な化け物を観察していると


「ピキッ。」


とガラスにヒビが入るような音が聞こえた気がした。


(今の音ってガラスにヒビが入る音だよな。いったいどこにヒビが入ったんだ?)


創は気になりこの巨大なガラスの円筒のどこにヒビが入ったのか調べた。


そして創はガラスの円筒の真ん中の方に大きなヒビが入っていることに気づいた。


(これはさすがにまずい。ここからはやく脱出しないと。)


創はそう思いアンのところに駆け寄った。


ア「わあ!びっくりした......。王様そんなに急いでどうしたの?」


創「話している時間がない。失礼するぞ。」


創はそう言ってアンを抱きかかえた。


ア「お、王様!そ、そんな恥ずかしいよ........。」


創「すまんが我慢してくれ。後スピードを出すから下を噛まないように口を閉じといてくれ。」


アンは創のいうことを黙って聞いた。


それは創が少し焦っている感じがしたからだ。創は急いで入り口の鉄扉までアンを抱きかかえていった。


創「アン少し待っといてくれ。今から扉を閉める。」


ア「わかった。少し待ってるね。」


そして創は鉄扉を閉め始めたとき


『ピキピキピキピキピキパリン!』


とガラスが割れる音が聞こえた。


そして中から何かが出てくる音が聞こえた。そしてこちらに向かってくる大きな足音が聞こえた。


(後少しで閉まる。なんとか間に合ってくれ!)


創は全力で鉄扉を閉めた。そして創はなんとか鉄扉を閉めるのに間に合った。


だが創はここで安心している暇などなかった。


創「アン、また抱きかかえさせてもらうぞ。」


創はそう言ってアンを抱きかかえた。アンは少し恥ずかしそうにしたが今の状況を理解したのか素直に抱きかかえられた。


創「ここから急いで脱出をする。それじゃあいくぞ。」


創はそう言って進み出そうとした時後ろから


『ドン!ドン!ドン!』


と鉄扉を叩く音が聞こえた。


そして振り返ってみると鉄扉はデコボコになっており今にも壊れそうだった。


「嘘だろ........。」


創はあまりの馬鹿力に驚いた。そして


『ドォォォォォォオオオンンンン!!!!!!!」


と鉄扉が破壊される音が聞こえた。そして鉄扉からあの巨大な化け物が出てきた。


「これはヤバい!」


創はそう言って全速力で転送装置に向かって走り出した。


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