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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第二章 南国リゾート『リヴァイアブル島』編

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古代遺跡の調査(創視点)七

創たちが扉の中に入ると、中には闘技場のようになっており、部屋の真ん中には大きな魔法陣が描かれていた。


そして創たち全員が部屋の中に入ると、扉が自動で閉じ、真ん中にあった魔法陣が光を放ち出した。


魔法陣の光が闘技場のような部屋を埋め尽くした後、少しずつ晴れていき、魔法陣の上に何かが出現しているのが分かった。


創たちは魔法陣の上に立っているものを見てみると、そこには全長が10メートルほどの四足歩行の緑色のでかいトカゲのような生き物が立っていた。


創「ほう、アースワイバーンか。さしぶりに見たな。」


アースワイバーンとは、その名の通り、地中を住処とする(ワイバーン)種で、鋭い牙と爪を使った攻撃と、尻尾を使った攻撃が主体だ。


アースワイバーンはウォーターワイバーンと違い、ブレスを放つことはできないが、その分、動きが速いのに加え、身体能力が高い。


そして、アースワイバーンはウォーターワイバーン同様、とても危険な生物で、討伐するには竜種を狩って生計を立てているハンターか、軍の中隊でギリギリ狩れるかどうかのレベルの生物である。


ちなみに、竜種を狩って生計を立てているハンターは殆どいない。


その理由は、竜種自体がとても強力な生物であるため、それを一人で狩るには軍の精鋭部隊に所属できるぐらいの実力がいる。


それに、神界に住む竜種の数自体も少ないため、生計を立てるのが難しいのもある。


創「これが、レーナが言っていた試練というやつか。アースワイバーン一匹なら封印がある状態でも、アトランシアがいるから楽勝だな。今回はアトランシアを連れてきて正解だったな。」


創はそう言いながら魔法陣の上に立っているアースワイバーンを睨みつけた。


創「アースワイバーンは俺が片付ける。レーナはアンを守っていてくれ。」


レーナ「分かりました。ですが、一人で大丈夫ですか?相手はアースワイバーンなんですよ?」


創「ああ、大丈夫だ。封印も解除されるだろうし、アースワイバーン程度、封印があった状態でも勝てるしな。まあ、安心してそこで見ていてくれよ。」


創はそう言いながらアースワイバーンに向かって歩き出した。


そして歩いている最中に指輪を外していき、今回は最初から指輪を九個外すことができた。


創が指輪を九個外した瞬間、闘技場に高密度の創の魔力が一瞬で充満した。


その圧倒的な魔力にアースワイバーンは本能的な恐怖を感じ、一歩後ろに下がった。


創「九個は充分すぎるな。まあ、封印はない方が良いから、ありがたいんだけどな。」


創はそう言うと、アトランシアをアースワイバーンに向けた。


そうすると、アトランシアの刀身にある赤いラインが発光し始め、刀身から熱線がアースワイバーンに向けて放たれた。


アースワイバーンはその圧倒的な身体能力により、熱線を軽々避けた。


創は熱線を避けたアースワイバーンに向けて、アトランシアを振ると、アトランシアから熱線を纏った衝撃波が高速で放たれた。


アースワイバーンはその衝撃波もいとも簡単に躱し、創に向かって走り出した。


創は迫ってくるアースワイバーンに向けてアトランシアを振ると、アトランシアから大粒の赤い球が散弾のように飛んでいった。


アースワイバーンは右にステップしたり、上に飛んだり、アクロバティックな動きをして全て躱した。


躱された赤い球は壁や天井、床にぶつかると、膨張し、大爆発が起こった。


そしてアースワイバーンは創の目の前にまで迫ると、アースワイバーンは口を大きく開け、創を捕食しようとした。


創「これで終わりだ。」


創はそう言いながら口の中に小さな青白く輝く光の球を放った。


アースワイバーンは本能的に危険を察知し、口を閉じたが、口を閉じるのが遅かったため、創から放たれた青白く輝く光の球が体内に入ってきてしまった。


そしてアースワイバーンの中に青白く輝く光の球が入った瞬間、アースワイバーンは内側から強い力を受けて、耐えきれずに内側から爆発した。


アースワイバーンが爆発した瞬間、破裂してチリチリになった肉片を全て飲み込むようにアースワイバーンの中から肥大化した青白く光り輝く光の球が中から出てきた。


そしてアースワイバーンは肉片一つ残らずに全て燃やし尽くされ、息絶えたのだった。



スマブラにキングダムハーツのソラが参戦しましたね〜凄く楽しみです。ソラが追加された時にたくさん出来るように今のうちにストックを書いておかねば


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