古代遺跡の調査(創視点)
まさか、今週のユニークユーザーが517人いくとは思ってもいませんでした。読書の皆さん、ありがとうございます!
そうして創たち前衛組は、創が作った下の遺跡まで続く階段を下っていると、上からアイナが話しかけてきた。
アイ「創くーーーん!!!アイナたちも行ったほうがいい!!?」
創「いやーー!!!まずは俺たちで安全を確認してくるから合図を送るまで待っていてくれ!!!」
アイ「うん!!!分かった!!!創くんたちも気をつけてね!!!!」
そうして創たちは階段を下って行き、下に広がる遺跡にたどり着いた。
創「上から見てたから分かるが、ちゃんと下は古代文明の遺跡してるよな。マジで普通に歩いていたら迷いそうだ。」
レーナ「これは凄いですね.......まさかリヴァウエア火山の中にこんな遺跡があったとは...........。」
創「ああ、俺もびっくりだ。まさかリヴァウエア火山の中にこんな遺跡があるとはな。俺も結構、リヴァウエア火山の調査をしたつもりなんだがな...........。」
アン「へぇ〜それじゃあ、この遺跡は相当凄いものなんじゃないの?この遺跡って創くんでも見つけられないくらいの隠蔽工作をしているってことでしょ?それだけ秘匿性が高いのって、部外者にそれだけ知られたくないということだよね。だから、ここは結構、重要な場所じゃないの?」
創「言われてみればそうだな..........どうだ、レーナ?アンが言う通りこの遺跡は重要なものなのか?」
レーナ「まだ、分かりませんが、その可能性は高いと思います。ここまでの隠蔽工作を施している古代文明の遺跡なんて見たことがありません。」
創「そうか、まずは近くの安全を確認してからアイナたちを呼ぼう。」
そうして創たちは入り組んだ古代文明の遺跡の安全を確認するために進み出したのだった。
創たちはトラップに引っかからないように探知の魔術を使いながら慎重に進んでいった。
創「レーナ、そこのタイルは踏んだらダメだ。何かのトラップが仕掛けられている。」
レーナ「分かりました。教えていただきありがとうございます。」
創「レーナは魔術が使えないんだから気にするな。トラップの探知と索敵は俺に任せろ。」
レーナ「すいません、迷惑をかけてしまって。私も魔術を使えればいいのですが...........。」
アン「えっ?レーナって魔術が使えないの?」
レーナ「はい、体質の問題で...........。」
創「レーナはな、魔力を放出することが出来ないんだ。その代わりに、身体中に魔力を流すことよって身体能力を身体強化の魔術と比べ物にならないほど強化することができるんだ。それにレーナは剣の才能があるから相性がめちゃくちゃ良いんだ。」
アン「レーナの場合は、剣士だから魔術よりも身体強化の方が良いんだね。私も魔術よりも身体強化系の方が良いのかな?」
創「いや、アンの場合は剣の才能加えて、魔術の才能もあるから魔術も極めた方が良い。時間があるなら魔法も極めるのをオススメする。だが、アンは魔術と剣技から習った方が良さそうだな。魔法は色々覚えることが多いからな。」
アン「分かった。それじゃあ、魔術と剣技から頑張っていくね。それで創くんに魔術を教えて欲しいんだけど、良いかな?」
創「それはもちろんだ。だが、最近は何かと事件が起きて忙しいから、俺の仕事が落ち着いてからか、仕事の合間に少しずつ教えていく感じになるが良いか?」
アン「全然大丈夫だよ!それじゃあ創くんが良い時でいいから色々教えてね?」
創「ああ、任せてくれ。それで剣術の方はな、俺の剣術は習得が困難だからな..........剣の稽古はレーナがやってくれないか?レーナは剣の腕はこの国でもトップクラスだし、お願いできるか?」
レーナ「はい、私で良ければ任せてください。アンも剣の師匠は私でいいですか?」
アン「それはもちろんだよ!レーナが剣の師匠だなんて、夢にも思っていなかったなぁ..........神生、何が起きるか分からないものだろね!」
そうして創たちは雑談もしながら遺跡の調査を進めて行き、創が作った階段の近くには危険がないことを確認できたため、上で待っているアイナたちを呼ぼうと思い、来た道を引き返し始めた。
そして創たちは無事に階段までたどり着くと、創はアイナたちを呼びにいくために階段を登り始めた。
アン「それで、レーナ的にこの遺跡はどれくらいの規模がありそうか分かるの?」
レーナ「いえ、さすがにこの遺跡の構造は今までの遺跡とは全く違うので、分かりませんね。すみません、私は専門家であるのに分からなくて...........。」
アン「そ、そんなに気にしなくても大丈夫だよ!!少し聞いてみたかっただけだし!!」
アンはそう言いながら手を横に振って否定した。
レーナ「ありがとうございます.......無能な私を許してくださって...........。」
アン「無能だなんて!レーナはすごく優秀だよ!古代文明のことも凄く知ってるしね!私からすると、レーナはすごく優秀で頼りになるよ?」
レーナ「そこまで誉められるとなんだか照れますね..........。」
レーナは少し恥ずかしそうに言った。
アン「それで、私たちは創くんが来るまで待機しておけばいいんだよね?」
レーナ「はい、そうです。」
アン「OK!それじゃあ創くんが来るまで少しお話ししとこうよ。」
レーナ「そうですね、創さんが来るまでは暇ですし、何か話しましょうか。」
そうしてレーナとアンは二人で雑談をしたのだった、




