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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第二章 南国リゾート『リヴァイアブル島』編
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VS ウォーターワイバーン八

レヴィアタンがウォーターワイバーンに近づいていく時、周りの海はどんどん群青色の高熱の水へと変わっていった。


そしてレヴィアタンはさっきとは比べ物にならないほどのスピードと威力で突進した。


『ズドォォンンン!!!パリパリパリパリ!!!』


レヴィアタンの突進をもらった部位はとても鈍い轟音と共にウォーターワイバーンの頑丈な鱗が木っ端微塵に吹き飛んだ。


そして鱗が木っ端微塵に吹き飛び、現れた肉はレヴィアタンの群青色の炎によって焼かれている。


ウォーターワイバーンは近接攻撃では勝てないと判断し、距離を取り、レヴィアタンにブレスを放った。


そしてウォーターワイバーンのブレスがレヴィアタンの目の前まで迫った時、


『ガキィィィィィィィィイイイイイインンンンンンン!!!!!!』


レヴィアタンの前に超強力な魔法障壁が展開された。


レヴィ『ありがとう!!ご主人様!!』


創「気にするな、俺たちは今、一心同体だからな。それにこの魔力はレヴィのを使っているからな。」


創は今、レヴィアタンとシンクロ状態であるため、レヴィアタンの力であれば、自分の力ではないので抑止力の影響を受けずにフルパワーで使える。


そしてシンクロ状態である者同士は、お互いの魔力を使うことができる。


創「レヴィ、あのウォーターワイバーンに攻撃が通用することが分かったから畳み掛けるぞ!!」


レヴィ『うん!!』


そうしてレヴィアタンはウォーターワイバーンが反応できないくらいのスピードで一瞬で距離を詰めた。


創「レヴィ!!尻尾叩きつけ攻撃だ!!」


創がレヴィアタンに指示を出すと、レヴィアタンは勢い良く尻尾を振り上げると、尻尾に群青色の炎が集まり、剣のような形になった。


そしてレヴィアタンは勢い良く群青色の炎を纏った尻尾を振り下ろした。


ウォーターワイバーンはギリギリのところで反応し、レヴィアタンの尻尾目掛けてブレスを放った。


そしてレヴィアタンの尻尾とブレスがぶつかり合った時、物凄い衝撃が起こった。


その衝撃で海は大荒れし、ぶつかり合っている場所は空間にヒビが入っている。


そしてレヴィアタンの尻尾の方が強力だったため、ウォーターワイバーンのブレスはじりじり押されていき、ついには押し負け、尻尾はウォーターワイバーンの頭に振り下ろされた。


ウォーターワイバーンはあまりの威力に海中に叩き込まれ、海面からは確認できなくなった。


ウォーターワイバーンが海中に叩き込まれて少しした時、


レーナ「倒せたのですか?」


レーナは質問した。


創は少し経った後、レーナの質問に答えた。


創「いや、まだ倒せていない。レヴィ!!あいつがどこにいったか分かるか?」


レヴィ『うん、こっちで捕捉してるよ!あのウォーターワイバーンは海中の中を泳いで逃げているみたい!』


創「それで距離はどのくらいだ?」


レヴィ『距離は約5キロメートル先くらい!』


創「それならブレスでとどめを刺すぞ!!レヴィ!準備をしてくれ!」


レヴィ『うん!分かった!!』


そうしてレヴィアタンはウォーターワイバーンに命中する斜角で頭を固定し、口内に魔力を集中させた。


そしてレヴィアタンが魔力を貯めている時、


創(このペースだったら仕留め損なう可能性があるな。レヴィをサポートしてやるか)


そうして創はレヴィアタンに助力するために行動し出した。


創「草薙、もう人の姿に戻って良いぞ。」


草「うん、分かった主様。」


そうして草薙剣は人の姿に戻った。


創「すげぇ今更なんだが二人とも凄く水着似合っているな。」


創はそう言ってまず、レーナの方を見た。


レーナは黒色のビキニを着ており、白い肌とのコントラストが美しい。


創「ああ、何て凄くエッチなんだ...........。」


創は鼻血を大量に出しながらそう言った。


レーナ「その創さん?まだ戦いは終わってないのですが...........。」


創「レーナ?その.......胸触っても良い?」


レーナ「創さん!?何を言っているのですか!?」


創「それじゃあ失礼します...........。」


レーナ「ちょっと創さん!?許可してないんですが!?」


レーナは口ではそう言っているが創が胸を触ろうとしているのは止めなかった。


創「ああ、凄く柔らかい.......まるでマシュマロのようだ...........。」


レーナ「は、創さん.......そんないやらしい手つきで触らないで下さい...........。」


そして創はある程度レーナの胸を楽しんだ後、胸から手を離してあげた。


創「ああ、レーナのおっぱいは最高だ.......これは神国アヴァロンの国宝だな...........。」


レーナ「もう.......創さんたら.......そんなに言われたら恥ずかしいですよ...........。」


そうして創とレーナがイチャイチャしていると、レヴィアタンの口内に集まる魔力が数段跳ね上がった。


創「それで草薙はアイナの水着の黒色か!凄く似合っているぞ。」


草薙剣はアイナが着ていたビキニの黒色バージョンで、レーナ同様、白い肌と黒色の水着のコントラストが美しい。


さっき創に褒められたのが嬉しかったのか頬をほんのり赤めており、凄く可愛い。


そして創は草薙剣の頭を撫でると満面の笑みになった。


それと同時にレヴィアタンの口内の魔力もさらに数段跳ね上がった。


そしてレヴィアタンはブレスのエネルギーがチャージ出来たため、逃げるウォーターワイバーンに向けてブレスを放った。


『キィィィィィィイイイイインンンンンンン!!!!!』


金切り音と共にブレスが放たれ、逃げているウォーターワイバーンに直撃した。


そしてウォーターワイバーンは丸こげになり、海面に浮き上がってきた。


創「それじゃあ、あのウォーターワイバーンを持って帰るぞ。レヴィよろしく頼む。」


レヴィアタンは無言のままウォーターワイバーンに近づいていき、ウォーターワイバーンを口に咥えてアイナたちが待っている浜へと泳いで行ったのだった。




何とか、第二章の目処がつきました。まだまだ、第二章は続きますが、今年中には完結できる予定です。もしかしたら、来年まで続く可能性もありますが、そこは許して下さい。それと、第三章なんですが、ちょっと最近、シリアス成分が足りないんで、第三章はシリアス成分と鬱要素を増し増しにしたいと考えています。まあ、しないかもしれませんが。今のところ全然シリアス展開も鬱展開もないんで、うまく書けるか分かりませんが頑張って書くので是非見て下さい。

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