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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第二章 南国リゾート『リヴァイアブル島』編
219/834

決勝戦前

創が圧勝したため思ったよりも試合が早く終わり、創たちはアイナたちが終わるまで大富豪をまたやっていた。


創「まあ、今回のはガチで勝ちにいく訳じゃないから安心してくれ。」


レヴィ「ほんとにご主人様はもうちょい手加減ってできないの?」


創「さっきのはアイナとの罰ゲームがかかっていたから本気でやらざる終えなかったんだ。すまないな。」


草「それで主様はアイナさんとどんな罰ゲームをかけて戦ってるの?」


創「あー、それは負けた方の言うことをなんでも聞くかな?」


リ「それで創は罰ゲームでアイナに何を要求するの?」


創「それは秘密だ。罰ゲームで思い出したけど俺がアイナに勝ったら草薙には罰ゲームで手伝ってほしいことがあるんだ。いいか?」


草「罰ゲームって草薙はいったい何をすれば良いの?」


創「それはな、ずっと側に居てくれれば良いよ。」


草「それだけで良いの?」


創「ああ、それだけで充分だ。そういうことだから勝った時はよろしくな?」


草「うん、任せて!」


リ「草薙、気をつけた方が良いよ。創のことだからろロクなことないと思うよ。」


草「だけど今回はただいるだけで良いみたいだよ?だからきっと大丈夫だよ!」


リ「草薙がそう言うんだったらいいけど、私は忠告したからね?」


創「リアは俺をなんだと思ってるんだ?」


リ「サイコパス変態ど畜生。」


創「うん、めちゃくちゃ評価低くてびっくりした。リアってもしかして俺のこと嫌いなのか?」


リ「えっ?私は創のこと大好きだけど?」


創「何かリアにど直球で言われると照れるな。」


リ「喜んで貰えて良かった。それじゃあ誰から始める?」


創「一番ポイントが低かった草薙からで良いと思う。」


レヴィ「そうだね。一番弱かったからハンデは必要だもんね。」


草「べ、別に今回は運が悪かっただけだから!草薙そんなに弱くないもん!」


創「おい、レヴィ。お前も下から二番目だから他人のこと言えないぞ。」


レヴィ「だけど草薙が私より低かったのは事実でしょ?」


草「うぅぅ...........。」


創「まあ、草薙気にするな。誰だって運が悪い時があるさ。それにまだ試合はあるからそこで勝ってやれば良い。」


草「そうだね!気にしてちゃダメだね!ありがとう主様!」


創「それじゃあ草薙から時計回りで行こうか。」


そうして草薙剣から大富豪が始まった。



◾️



そして大富豪が始まってから数分が経った。


創「なんだかこうやってリアとベルと大富豪をしていると昔を思い出すな。」


リ「昔って私たちが創の家に来たばかりの時?」


創「ああ、あの時はまだリアは警戒心剥き出しだったな。」


リ「それは仕方ないでしょ!創が怪しかったんだもん!」


創「だけどベルは俺に懐いていたぞ?そうだよなベル?」


べ「はい、私は創さんはとても優しくて良い人と思いましたので警戒はしていませんでした。やはり親戚というのもでかかったと思います。」


草「あの時の二人はちっちゃくて可愛かったなぁ。今の二人もすごく可愛いけど。」


創「いや、それな。二人とも昔も今も可愛すぎ!」


べ「ふふ、お褒めいただきありがとうございます。すごく嬉しいです。」


レヴィ「へぇ〜そうなんだ。私はその頃ここにいなかったから知らなかった。」


リ「レヴィはいつ頃からうちにきたっけ?」


創「確か300万年前だったな。懐かしいな。」


レヴィ「もうそんな前になるんだっけ?最近のことだと思ってた。」


創「まあ、俺たちは寿命が長いし、時が流れるのが速く感じるよな。」


リ「なんだかジジィみたいなこと言うね。創はまだ神の中では若い方でしょ?何ジジィになってるのよ。まだまだ元気でいてもらわないと困るよ。神生はこれからなんだから。」


レヴィ「そうだよご主人様!私たちの間にはまだ子どもがいないんだから頑張ってもらわないとドラゴン族が絶滅しちゃうよ。」


創「えっ?今のってそう言う意味だったの?」


リ「違うに決まってるでしょ!!」


そうやって盛り上がっていると


アイ「創くん!こっちも終わったよ!早く決勝戦しよ!」


創「おう、わかった。」


そうして創は今やってる大富豪を終わらせた後、アイナと戦うのだった。

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