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アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第二章 南国リゾート『リヴァイアブル島』編
201/834

獣狩り五

レーナ「今楽にしてあげますね...........。」


レーナはそう言い、剣を構えた。


怪物がレーナに向かって拳を掲げ、そして勢いよくその拳を叩きつけた。


その攻撃をレーナは最小限の動きかつ、ギリギリのところで避けて、即座にカウンターでその怪物の胸に剣を突き刺した。


その剣は神核を貫き、その怪物はその場に崩れ落ちた。


レーナ「一刻も早く創さんと合流しなければなりませんね。」


レーナはそう言いながら剣についた血を払った。


そしてレーナはその怪物を背に走り出した時、後ろから殺気を感じ、振り返ってみるとさっきの怪物が再びその場に立っていた。


レーナ「確かに神核は貫いたはずですがなぜ動けるのでしょうか?」


レーナは無意味だとわかっているが質問をした。


案の定その怪物からの返事はなかった。


『オオオオォォォォォオオオオオオオオオンンンンンンンンン!!!!!!』


怪物がいきなり大咆哮をした。


レーナはあまりの大きさに一瞬怯んだ後、その怪物の喉に剣を突き刺し、そのまま勢いよく剣を振り怪物を両断した。


そうしてレーナが真っ二つになった怪物から距離を取ると周りからさっき放った方向に反応するかのように大量の咆哮が聞こえてきた。


レーナ「これはまずいですね...........。」


レーナは周りを警戒しているとさっき真っ二つにした怪物がみたいに分裂して立ち上がってきた。


レーナ「この圧倒的な再生能力、もしかしたらこの怪物は全身を一瞬で消し飛ばさなければならない可能性がありますね...........。」


レーナはそう言って魔法陣を展開した。


レーナ「来てください!聖剣アトランシア!!!」


レーナがそう叫ぶと魔法陣が光だし、その真ん中から刀身が黒色で真ん中に赤色のラインが入った両手剣が出現した。


アト「どうしたのレーナ?レーナが私を呼ぶなんて珍しいね。」


レーナ「少し敵が厄介なので力を貸してください。」


アト「いいよ〜。それで敵は?」


レーナ「あの怪物です。あの怪物は一瞬で消し飛ばさなければ再生する厄介な敵です。なので貴女と相性はいいと思いまして。」


アト「確かに私だったら相性は良いけど魔力の消費が激しいけど大丈夫?あの大きさを消し飛ばすには結構な出力がいるから魔力が持つかどうかわからないよ?」


レーナ「そこは安心してください。私は魔力をたくさん持っているので大丈夫です。」


アト「ほんとだね。この量だったら主様と変わらないぐらいの戦闘が出来そう。」


聖剣アトランシアは創の持つ、聖剣の一つであり、どうしてレーナが使えるかと言うとアトランシアとの適性があったからだ。


それにアトランシアはレーナのことを気に入ったため快くレーナの召喚にも答えてくれる。


レーナがアトランシアを召喚している間に怪物たちは集まってきていた。


レーナ「それでは早速力を借りますねアトランシア。」


アト「ええ、バンバン使ってちょうだい!!」


そうしてレーナがアトランシアに魔力を注いでいくとその刀身に入っている赤いラインが強い光で光出した。


レーナがアトランシアに魔力が充分に行き渡ったことを確認すると目にもたまらぬ速さで目の前の怪物を一刀両断した。


そして一刀両断された怪物はさっきとは違い一瞬でチリも残らず消滅した。


レーナ「これならいけそうですね。」


レーナはそう言いながらアトランシアを構え直した。


そしてレーナは目にも留まらぬ速さで次々と襲ってくる怪物たちを一刀両断し、そのたびに怪物は消滅した。


レーナ「アトランシアは相変わらず強いですね。」


アト「私がこうやって戦えているのはレーナのおかげだよ。私の能力は確かに強力だけどその分魔力の消費も激しいし、適正条件が厳しいからレーナは凄いよ。それに私の能力は普通に使うとしたら扱い辛いしね。」


レーナ「確かにアトランシアの能力は相手の体内で核分裂反応と核融合反応を高速で起こし、その熱で相手を蒸発させる能力でしたね。」


アト「うん、だいたいはあってるけど少し違うかな。私の能力はあくまで核分裂反応と核融合反応を高速で起こすだけだから力の調節をしないと周りに放射線とか大爆発とか起こしかねないから扱いが難しいって言われてるんだよ。ちなみにうまく操作できるようになったら核融合反応と核分裂反応で出来た熱と光でビームが出せるようになるよ。」


レーナ「アトランシアの操作が完璧に制御できるようになったらどれだけのことが出来るのですか?」


アト「ビックバンとか超新星爆発とかと同じくらいの威力が出せると思うよ。核にまつわることだったら出来るからね。いわば私は核兵器を剣にした感じかな。」


レーナ「それは恐ろしいですね。それではまだまだ敵は襲ってくるようですのでさっさと倒して創さんのところに向かいましょう。」


そうしてレーナとアトランシアは西エリアの周辺にいる怪物たちを処理していったのだった。

アトランシアの能力チートすぎ!!!能力考えるのに少し時間がかかってしまいました。


追記:どうも6月21日の大猩猩和です!遂に40万字突破したということで自分がどうして人気もないのにアヴァロンをここまで執筆し続けたのか、理由を考えていました。一つ目の理由は単純に小説を書くことが面白いからですね。自分の妄想を字で表現するのは難しいですがその分やりがいがあります。そして二つ目の理由はこんな作品でも面白いと思って読んでくれる読者の皆さんがいることですね。やっぱり誰かが自分の作品を読んでくれるとモチベーションが上がります。それに加え、ブックマークやこの作品を評価して貰えるとさらにモチベーションが上がりますね。これからもアヴァロンは続いていくので楽しみに待っていてください。ちなみにければ余談なんですが今の構成では最低でも二十章までいきそうです。あくまで最低ですが。


ブックマーク、☆☆☆☆☆評価よろしくお願いします。


今日の体重:106.7kg

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