夫婦喧嘩
一方レーナたちはみんなで中央広場で集まっていた。
陽「これで全員揃ったねって、あれ?アイナちゃんは?レーナたちと一緒にいたはずだよね?」
レーナ「水着を買った後すぐにどこかにいってしまいました。きっと創さんのところに行ったのでしょうね。」
リ「それで私たちはこれからどうする?創と合流する?」
レヴィ「その前に何か食べて行こうよ!私すごくお腹すいてるの...........。」
レヴィアタンがそう言うと同時にお腹の音が鳴った。
レーナ「確かにまだ昼食は食べていませんね。それでは先に昼食を済ませてから創さんと合流しましょうか。あの二人は今頃二人で昼食を取っているでしょうしね。」
ベ「抜け駆けとは許せませんね。」
リ「なんだか今日のベル好戦的だよね...........。」
ベ「今日はお仕事ではなくオフなので今まで我慢してきた分、創さんに甘えたいからです。姉さんにも負けませんよ?」
リ「あ、うん.......頑張ってね...........。」
陽「陽奈も負けてられないね!陽奈だっていっぱい創兄とイチャイチャするんだ!」
レーナ「まあ、ここにいる全員、アイナにもうそうしてレーナたちは近くにあったファミレスで昼食を取ったのだった。
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一方創とアイナはマ○クで食事をしていた。
創「この体に悪い味たまんないな。この食べるたびに死に向かっていく感じがたまらん。本当にジャンクフードはやめられんな。この濃い味付けは至高だな。」
アイ「もう、なんなのその感想?その言い方だとけなしてる感じするよ?」
創「アイナは分かってないな。これはジャンクフードに対する最高の褒め言葉だぞ?ジャンクフードって体に良いものか?違うだろ?ジャンクフードってものは最高に体に悪いものだ。そしてジャンクフードってものは美味しさと体への悪影響は比例している。だからこれは褒め言葉なんだ。分かったか?」
アイ「うん、創くんがどれだけジャンクフードが好きか分かったよ。それで創くんはダブルチーズバーガー好きだよね。」
創「ああ、大好きだ。なんでだろうな?なんだかチーズバーガーが一番美味しいって感じるんだ。それでチーズバーガーよりダブルチーズバーガーの方が大きいからいつも選んでいるんだ。」
アイ「ふーん、そうなんだ。それでさっきからチラチラどこ見てるの?」
創「えっ?何も見てませんが(汗)?」
創はさっきからチラチラと自分たちの席の前を通る女の子を見ていた。
そしてタイプの女の子を見るとその女の子が席につくまで目で追っていたのだった。
アイ「嘘だよね?さっきからチラチラ通る女を見てたの知ってるよ?どうしてアイナがいるのに他の女の子と見るの?」
創「いや!そんなことはないよ!俺はアイナしか見てないし!」
アイ「嘘つかないでよ!!アイナは騙せないからね!!どうして?ねえ、どうしてなの..........どうしてアイナだけを見てくれないの?」
創「そ、それは...........。」
アイ「やっぱりアイナのことなんてどうでも良いの..........?」
創「そんなことはないよ!!俺はアイナがいないと生きていけないぐらい大事だよ!」
アイ「そうやって思ってもいない言葉でアイナを励ましてくれるんだね..........どうしたら創くんはアイナのことを見てくれるの.......?もしかして他の女がいるからなの.......?ねえ!そうだよね!他の女がいるせいでアイナを見てくれないんだ!!!」
創「そんなことないって言ってんだろ!!そんなに俺のことが信用できないのか?俺はアイナへの愛を偽ったことは一切ない!確かに俺は他の女の子を見ていたことは認める!だけどそれのせいで今までアイナに向けてきた愛を否定されるのはおかしいだろ!!!俺はどれだけお前のこと愛してるのか知っているか!!!」
アイ「知らない...........。」
創「俺はな!アイナのためだったら世界の全てを破壊するぐらい愛しているんだよ!!だからもう二度と思ってもいない言葉で励ますなんか言うんじゃない!!」
アイ「ごめんなさい..........アイナそこまで創くんに愛されているって知らなくて..........。」
創「良いんだ。アイナ。俺が他の女の子ばかり見ていたことが原因なんだから。ごめんなアイナ。許してくれるか?」
アイ「うん...........。」
創たちは仲直りした後、残っていたポテトを全て食べ、マ○クから出ていったのだった。




