表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アヴァロン〜世界を賭けた神々の戦い〜  作者: 大猩猩和
第二章 南国リゾート『リヴァイアブル島』編
168/834

創 VS 量産型四

巨大な球体から出てきた量産型は体全体を巨大な銃の形に変形させ、創に向けて連射した。


創は魔法障壁を展開し、量産型の銃弾を防いだ。


そして創は量産型に向けて目にも留まらぬ速さでワイヤーを飛ばした。


量産型は巨大な銃の中から勢い良く飛び出し、ワイヤーを回避した。


創は大量の魔銃を創造の権能で生み出し、巨大な銃から飛び出した量産型に向けて一斉に連射した。


量産型は足についている小型ジェットで超高速で旋回し、魔銃から放たれた特殊弾を華麗に避けた。


そして旋回して避けた量産型は両腕を合わせて巨大なレーザー砲に変形させ、創に向けて放った。


創は右手にMG-05を召喚し、量産型が放ったレーザーに向けてトリガーを引いた。


創がMG-05のトリガーを引いた瞬間、MG-05から量産型が放ったレーザーに匹敵する大きさの青白いレーザーが放たれた。


そして量産型の放ったレーザーと創が放ったレーザーがお互いを相殺し合い、大爆発を引き起こした。


量産型は爆風から身を守るために両腕を大きな壁に変形させ、防いだ。


創は爆心地から遠くに居たため、あまり爆発の影響受けなかった。


そのため創はすぐに量産型に反撃を加えるため、量産型に向けてもう一度レーザーを放とうと構えたが、MG-05の銃身は熱によって真っ赤になって融解しており、使い物にならなくなっていた。


創「やはり、あいつ(・・・)と違って耐えられないか。まだまだMGシリーズには改良が必要だな。」


創はそう言いながらMG-05を投げ捨てた。


そして右手に一回りほど大きいレールガンを召喚し、量産型に向けてトリガーを引いた。


レールガンのトリガーを引いた瞬間、レールガンの銃身に超高電圧の電気が流れ込み、超強力な磁場が発生した。


そして超強力な磁場により、装填されていた弾が時何より超加速し、銃身から目にも留まらぬ速さで撃ち出された。


レールガンから撃ち出された弾は量産型に向かって一直線に飛んでいき、量産型が展開している壁を貫通し、量産型の右半身を吹き飛ばした。


量産型は何とかコアにダメージを受けずに済んだため、すぐに右半身を修復させた。


右半身を修復させた量産型は創に向けて小型ジェットを勢い良く噴出させ、超高速で接近し、回転することにより運動エネルギーを増やし、その運動エネルギーを用いてかかと落としを創に向けて放った。


創はバックステップすることにより、量産型のかかと落としを回避することはできたが、その威力は強力で量産型がかかと落としを放った地面は小さなクレーターができていた。


地面に着地した量産型は体を変形させ、小さな戦車にし、創に向かって砲撃を行いながら近づいていった。


創は飛んでくる砲弾を草薙剣で両断していった。


そして創は氷の権能でとても長い大太刀を生み出し、近くまで迫ってきた小さな戦車に向けて斬りかかった。


戦車に氷の大太刀が接触しかけた時、量産型は戦車から人型の姿に一瞬で変形し、創の大太刀を回避した。


そして量産型は左手をハンマーのような大きな手の後ろに小型ジェットが付いた物に変形させ、小型ジェットを勢い良く噴出させ、創に向かって殴りかかった。


創は危機一髪のところで量産型のジェットパンチを草薙剣で防いだが、その威力は凄まじく、創はボールのように地面をバウンドしながら転がっていった。


量産型は足についている小型ジェットで勢い良く転がっている創に追いつき、右手も左手と同様の変形させ、バウンドしながら転がっている創に向けてジェットパンチを放った。


創はバウンドしながら転がっているため、量産型の攻撃を避けることができず、ジェットパンチを食らってしまった。


創は勢い良く地面に叩きつけられ、その地面は大きなクレーターができた。


量産型は創を殴りつけた後、小型ジェットにより高速で後方へと下がった。


そしてクレーターの真ん中にめり込んでいる創を見ると、腹部に大きな大穴が空いており、そこから大量の血が溢れかえっていた。


そしてクレーターの中央部は創の血によって大きな水溜りが出来ており、創はその血で出来た水溜りの中に浮いていた。


量産型は創にとどめを刺すために両腕を合わせ、巨大なレーザー砲に変形させ、創に向けて放とうとした時、


創「血液剣(ブラッティー・ソード)ーーー」


創の血で出来た水溜りから血で出来た剣が勢い良く量産型のレーザー方に向けて飛んでいった。


量産型はレーザー砲を体から切り離し、小型ジェットを使って上空へと飛んだ。


そしてレーザー砲に血液で出来た剣が接触した瞬間、レーザー砲は一瞬で融解した。


量産型がその光景に驚愕していると、血で出来た水溜りの中に浮いていた創が立ち上がり、量産型の方を睨みつけた。


量産型は睨みつけてくる創を見てみると、さっき空いていたはずの腹部が塞がっていた。


そして創が指を鳴らすと、血で出来た水溜りの血が全て宙に浮き、創の後ろへと集まっていき、大きな球ができた。


創「今度は俺の番だ。」







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ