レヴィアタンの行方
屋敷の地下室はとても綺麗で、少しひんやりとしておりとても過ごしやすい。
そして地下室の壁は全面白色で照明も明るいため、全く暗くない。
この地下室は倉庫として使うには少しもったいないと創も思っているが創の家は大所帯のため荷物を保管するスペースをたくさん確保しないといけないため仕方なく倉庫にした。
創の隠し部屋もあるらしいが創以外のものは全く気づいていないらしい。
ちなみに作者である自分も詳しい場所は知らない。(今度教えてくれるらしい)
アイ「それでレヴィアタンはどこにいるんだろう?」
創「おおよその場所は予想できてるが二ヶ所ある。手分けして探したいんだがーーー」
アイ「それはいや!アイナ、創くんと一緒じゃなきゃいや!!!」
創「そんなに大声出さなくてもいいだろ。それじゃあ二人で探すぞ。」
そうやって二人は創の予想した二ヶ所のポイントに向かった。
アイ「それでレヴィアタンは地下室で何をしてるの?」
創「わからない。」
アイ「創くんでもわからないの?」
創「ああ、そうだ。さっきからあいつに連絡してるんだが一向に返事が返ってこない。地下にいると情報を得たからあいつがよくいる二ヶ所に行くことにした感じだ。だからあいつが地下で何をしているかは行ってみないとわからない。」
アイ「それで今どこに向かっているの?」
創「それは地下二階の休憩スペースだ。あそこはレヴィアタンのお気に入りの場所だからな。いる可能性が一番高いと見て向かっている。」
アイ「あそこってレヴィアタンのお気に入りの場所だったんだ。アイナ知らなかったな。」
創「アイナは地下室に来ないからな。知らなくて当然だ。アイナはどうして地下室になかなか来ないんだ?ここは涼しくてすごく快適だぞ?」
アイ「だって地下室めちゃくちゃ大きくていっぱい物を置いているせいで迷路みたいに複雑になっているから迷子になるんだもん。方向音痴なアイナには地下室は無理だよ...........。」
創「そう思えばアイナは方向音痴だったな。忘れてたよ。だから地下室になかなか来ないのか。..........もしかして別々で探すのをあんなに嫌がったのって方向音痴だからだったのか?」
アイ「うん.........だって方向音痴だから一緒にいこ?なんて言うの恥ずかしかったんだもん...........。」
創(か、可愛すぎる!!!なんて可愛いんだ!!!どうしてアイナはこんなにも可愛いいんだあぁぁああああ!!!!!!!)
創はアイナの可愛さに限界オタクになっていた。
創「ほんとアイナはしょうがないやつだなぁー、これからはちゃんと言えよ?勘違いするだろ?」
創はなんとか平常心を保って言ったのだった。
アイ「はい...........。」
創「よろしい!それじゃあ地下二階へレッツゴー!!」
そうやって創のアイナは荷物で複雑に入り組んだ地下室を進んでいき目的地である地下二階の休憩スペースに繋がる階段までやってきた。
創「それじゃあ地下二階へ向かうが階段が少し暗くて滑りやすいからゆっくりおりるぞ。しっかり俺の手を掴んでいてくれ。」
アイ「うん、わかった。アイナどんくさいからゆっくりでお願いね?」
創「ああ、わかった。」
そうやって二人は地下二階の休憩スペースに繋がる階段をゆっくりとおりていき、休憩スペースにたどり着いたが
創「ここにいると思ったがハズレだったな。次の場所に行くとするか。」
アイ「それで次はどこに行くの?」
創「次はここよりももっと深い場所にある『水龍の間』に向かうとしよう。」
アイ「水龍の間?そんな場所あったの?アイナ行ったことないんだけど。」
創「水龍の間と言う通り水の中に住んでいる龍がよく行く場所だから仕方ない。」
ちなみに水の中で暮らしている龍は別に水がなくても大丈夫である。
あくまで水の中で生活するのが楽であったために住んでいた龍がほとんどであるからである。
創「それじゃあ水龍の間に向かうからついてきてくれ。」
創はそう言ってさっき階段からおりてきて中に入った方の扉の反対側にある扉を開けて中に入って行った。
アイナも創の後についていき中に入って行ったのだった。




