プロローグ
スマホで書いているので違う機種でみたときにバグっていたり改行がおかしかったりするかもしれないです。そこはご了承ください。今年受験のためストックを増やすため一話一話が短いです。なので紙の小説の1ページと思って読んでください。毎日投稿はなるべくするつもりです。それと、縦読みPDFで読むと、少々文章の区切りがおかしくなるので、横読みを推奨します。
広がる草原の真ん中にある墓を背もたれにして座っている男がいた。
その男は黒髪と白髪が半々くらいの割合で生えており、左目には眼帯をしており、服はロングコートを着ているが、数々の戦闘によりボロボロになっている。
そして、男は体中に致命傷を受けており、体からは大量の血が溢れ出し、今にも息が絶えそうである。
「俺は一体どこで間違えたのだろうか………?」
男は自分に問うが、答えが出そうになかった。
そして、彼は戦いに明け暮れた日々を思い出す。
その中でも彼を絶望のどん底に落とした、とある事件を思い出す。
「俺はたくさんの命を奪ったから、それの代償として、俺のこの世で一番大切なものが奪われたって言うのか..........俺はみんなのために戦っていたのに...........」
そして彼は今までの思い出が走馬灯のように流れてくる。
家族と過ごした楽しかった思い出、辛かった思い出、悲しかった思い出、その全ては彼にとって大切な思い出であった。
だが、その思い出も自分が死ぬと全てが消えてしまうと考えると胸が苦しくなる。
そして、彼が今まで過ごしてきた家族との楽しい日々を思い出していると、家族を失った時に枯れ果てたはずの涙が溢れ出してきた。
その涙は彼の渇いた心を砂漠に湧き出たオアシスのように潤していく。
そして、彼の心が潤されるごとに彼の目から溢れ出る涙の量は増えていった。
「うぅぅ.......会いたい..........もう一度..........家族に会いたいよ...........」
彼がどれだけ祈ろうがもう家族には会えない。
それにもう、彼の祈りは絶対に届かない。
男の意識はどんどん遠のいていく。
死が一歩、また一歩と彼に近づいてくる。
そして、彼は死ぬ直前にあることを誓った。
「今度こそ、絶対に守り抜く.......だから待っていてくれ...........アイ...........」
彼が力尽きた時、世界は創り変えられた。
これは自分の自己満作品ですが見てくれたら嬉しいです。
追記:今、第一章の改編を行っています!そのため、改編のために新しい話を追加しなければ話がつながらないところも出て来ます!なるべく早く投稿するつもりですが読者の皆さんにはご迷惑をおかけします。本当にすいません。
追記②:ついにアカウントがなくても感想が残せるように設定しました!ジャンジャン感想を書いてもらえると嬉しいです!
追記③: 私の新作「検討士〜増税を加速させた史上最低の総理大臣、異世界で再び政権を握るも増税を加速させてしまい、魔王と呼ばれる〜」を投稿しました。是非とも読んでみてください。
追記④:カクヨムにて新作の「迷探偵神風 彪哉の怪奇事件録」の連載を開始しました!こちらは週6連歳で行っています!!ぜひ読んでみてください!!