設定:第二章地点
後書きにQ&Aがあります。
解説してくれるのは影の薄い魔王様。
今回は影の薄かった子を省いたのでちょっと短い……といっても1700文字ありますけど。
―バスレノス―
ミズヤ・シュテルロード
年齢/12(肉体年齢)
性別/男
概要/自分の記憶にない人物が自分を知っているということに不安を感じる少年。サラから真実を聞くため、カラノールへと向かう。
クオン・カライサール・バスレノス
年齢/13
性別/女
概要/ミズヤやその友好関係を気にかける少女。バスレノスの問題もあるが、ミズヤから何か得られないかと密かに様子を伺っている。
トメスタス・クシュリュ・バスレノス
年齢/17
性別/男
概要/バスレノス家の皇子。圧倒的な力を持つが、快活な反面、臣下への情も厚い。トメスタスも出撃後に不貞腐れたが、ラナにブン殴られてなんとか元気を出していた。
ヘイラ・シュロン・ケール
年齢/35
性別/男
概要/バスレノスの大将。イグソーブ・アックスを唯一上手く使える男であり、武器無しでも魔法の力は一級品である。
ヘイラが魔法ではなく武器を使うのは、手を抜けずに殺し尽くすためと言われている。
ヘリリア・ノメド・アーカバルン
年齢/26
性別/女
概要/クオンの新しい側近。金髪青目でふくよかな胸を持つ。しかし、ジャージである。泣き虫で意気地なしであるが、本気の力は大将に匹敵すると一部で噂される。
ただし、その本気を見た者はいない。
ついでに彼氏募集中である。
ケイク・シュロン・ケール
年齢/13
性別/男
概要/ヘイラの息子であり逆立った赤髪と褐色肌をもつ。乱れを許さず気品がある振る舞いをするも、女の話題には弱い。クオンを好いているが、行動が裏目に出ているようだ。
キトリュー・デメレオス
年齢/19(肉体年齢)
性別/男
概要/金髪青目で長身、何よりもイケメンだが、既に環奈の恋人である。異世界召喚に対しては「またか……」と思う、寡黙な人物。ただ、性格は少々自己中であり、自分の物は絶対に離さない。
千堂環奈
年齢/17(肉体年齢)
性別/女
概要/前髪がパラパラと梳いてある黒髪ロングの女の子。しかしその実、通算の生きた年数は80年を超えている。朗らかな性格で思ったことをすぐ口に出すが、人柄が良いため敵は少ない。
召喚に対してはあまり興味はなく、むしろ「バイトなくて楽してられるとか、ラッキーだわ〜」と感じているそうな。キトリューとは恋人関係にある。
―キュール―
トメスタス・レクイワナ・キュール
年齢/17
性別/男
概要/キュール共和国の元王子。あくまで彼の目的は打倒バスレノスであり、自分達に損益ができそうな場合は戦わない。
フィサ
年齢/16
性別/女
概要/ヴァムテルの妹であるゴスロリ少女。無口だが、アクセサリーのプレゼントを考えるなど可愛い一面もある。兄に対しては矢張り、悪い想いが強い。
羽村瑛彦
年齢/17
性別/男
概要/あらゆるものを電気に変換させ、操ることができる少年。スマホの充電ケーブルが無いため、充電ができないと困っている。ミズヤならぬ、響川瑞揶という少年と幼馴染であり、【サウドラシア】においても武器で語り合った。
同召喚を受けた少女とは恋人関係にある。
―その他―
サラ・ユイス・アルトリーユ
年齢/12(肉体年齢)
性別/女
概要/サラねこを操るアルトリーユ王国の王女。ねこの姿でミズヤを圧倒(?)し、かなり強い力を持つ。前世【ヤプタレア】では環奈、瑛彦達と友人であった。
ミズヤの【ヤプタレア】の記憶を渡したいが、なかなか来ないためにうんざりしている。
―イグソーブ武具―
イグソーブ・アックス
全長6m、重さ7kgの巨大な斧。ヘイラのための特注品であるが、軽量化が進めば他の人間でも扱うことができる。
威力アップの効果があり、握り手の10cm上にあるボタンを押すと、斧の刃についたレバーが回り、斧に炎がまとわりつく。
は4段階に分かれる。
黄:1.5倍
橙:3倍
赤:7倍(5振りで自壊)
蒼:10倍(1振りで自壊)
さらに、柄の下にあるボタンを押しながら引き抜くと斧部分が外れ、小太刀になる。
ただし、小太刀では威力アップの効果は使えない。
Q&Aコーナー
このコーナーでは、番外編ではヒロインだったのに気が付けば脇役、フォルシーナさんに解説していただきます。
この作品は細かいところまで設定があるため、作中で記すと余計になる部分もあり、不思議に思われるところもあるでしょう。
そんな所をQ&Aでやっていきます。
フォルシーナ「というわけでよろしく頼む。字数稼ぎでは無いのは、あとがきに書いてあることから判断していただきたい。では、始めるぞ」
Q.2章から今までで何日経ちましたか?
フォルシーナ「これは作者自身、考えていなかったことだ。数えてみれば1章で4日、2章で6日らしい。だから合計10日だな。これだけ話数をかけてもまったく時間が経ってないのだ。この話は3年後のミズヤまで描くが、そこまでこの作品が続くのか?」
Q.イグソーブ武器はそんなに強いのですか? 普通に魔法を使えば良いのでは?
フォルシーナ「作中でも述べられただろうが、帝国側がイグソーブ武器を使うのは敵を殺さないためだ。バスレノスは近年起こした戦争で何十万人という屍の山を築いたため、これ以上殺さないよう努めるのだ。その戦争を仕向けて神楽器を渡したのも余であるし、イグソーブ武器の発案者も余なのだがな」
Q.サラは郵便屋に頼んで、ミズヤに記憶を届けて貰えば良いのでは?
フォルシーナ「世界を超えて愛しい人を追ってきて、そんな呆気ない終わりをしたい乙女はいないと思うが……。彼女はロマンチックな出逢いをするよう願っているのだ」
Q.瑛彦はなんとなくわかるけど、もう1人召喚された方は?
フォルシーナ「彼女は工藤理優という瑛彦の恋人だ。超能力を持っているが、その能力は後ほどわかるだろう。もしくは前作の“愛惜のレクイエム”を参考にすると良い」
Q.トメスタスははしょってたけど、【羽衣天技】の詠唱は必要あるの?
フォルシーナ「【サウドラシア】における魔法は人間の思想エネルギーの消費であり、善意と悪意を消費する。しかし、魔力があるだけで魔法は動かない。そこで、魔法は精霊が管理し、エネルギー変換などをして神の手助けをしている。いわばアルバイトみたいなものだが、その精霊に媚びたりへつらえば魔法は強くなる。逆に無理やり発動、たとえばそう、詠唱をはしょったりすれば、魔法の効率は悪くなる。
これは余からすれば当たり前の話だが、100年経ってもこの世界では知られていないようだ」
Q.ミズヤは自傷行為をしても死なないけど、出血多量で動けなくなるのでは?
フォルシーナ「難しい話だが、【サウドラシア】でも【ヤプタレア】でも体という概念はない。神の4Dプログラムで作られたゲームの世界のようなものだ。そして、ミズヤは死神、まぁ神といえる存在に不死の力をかけられた。ならば血も増えるようなプログラムが与えられているわけだ。
世界観を壊す話になったが、実際はどこの世界もそうかもしれない。どこかに世界の管理者がいて、余たちはパソコンの中で動くプログラム……まぁ神の装置というのは、パソコンというほど小さくもないがな」
Q.ラナ、トメスタスの側近も出たけど、あれはなんの意味があったの?
フォルシーナ「それは伏線というのだ。この作品は番外編である【歌われぬ原初のバラード】以外、真面目に書いている……らしい。とはいえ、2人が主に出るのは先の話だ。それまで待ってくれ」
Q.ミズヤの家族、両親はわかるけど妹を出して死なせる意味はあったの?
フォルシーナ「ミズヤにも兄妹が死ぬ悲しみがわかる、ということだ。これ以上は言わなくてもわかるだろう」
Q.魔物も音沙汰ないですね?
フォルシーナ「次章の遠征で出るぞ。そもそもバスレノスはイグソーブ武器があるから大抵の魔物は倒せるのだ。魔物を作る身にもなってくれ」
Q.バスレノスは大国なのに大将が2人というのはどういうことなのですか?
フォルシーナ「バスレノスとて何も失わずに戦ってきたわけではないということさ。先の戦争で大将も2人殉職し、トメスタスやラナも側近が殆ど死んだ。それでも大将は少ないがな、そもそも2人はケタ違いに強いのだ。だから中将クラスは沢山いても、2人に並べる大将クラスはいないのだよ。他に肩を並べる実力者もいない事はないが、そういう者はバスレノス軍事拠点の総督なんかを務めているぞ」
Q.他の作品には付いてるのに、この作品のタイトルに音楽の名前が付いてないのは何故?
フォルシーナ「……諍いの章だからだな。【バトルソング】とでも付ければよかった、のか……?」
作者から
それはちょっと無理がある。
この第2部のサブタイを【贖罪のエレジー】、【盲目のトロイメライ】など考えはありましたが「これは読まれないな」と思ってやめました(笑)
どれにしても何となく目を引くタイトルだと思いますが、この【求愛する贖罪者】も読まれないけどね、うん。
1章は導入、2章で物語の起点、そして揺らめく3章……の予定。
3章もお楽しみに!




