各国的な物語2-1 「飛ばして読んでください 改稿終了後に削除します」
今回は短いです。ごめんなさい。短い理由は、まぁ宿題とか宿題とか宿題ですね。
あと今回と来週で2つに分けてあります。
ロード帝国 帝都イスタル 魔法省総本部
「報告っ報告っ!」
「はぁ…今度はなんだね。また東魔法研究棟が倒壊したかのかね、わるいがその報告ならもう聞き飽きたぞ…」
「いえ、東魔法研究棟ならついこの前倒壊したばかりなので今修復省が修理してますが…ってそれではありません!」
「はぁ、ではなんだね。」
魔法省所長は、もう驚いてたまるかといったような顔で報告しにきた役人を見ている。
「はっはい!第3火属性魔法研究所が竜巻によって爆発しました。」
これには、所長も驚かざるを得なかった。
「ぶはっゲホゲホ…」
飲んでいたコーヒーを吹き出してしまいせきこんでいる。
報告に来た役人が飛んできたコーヒーがかかってしまい見るからにいやそうな顔をしているが目上の上司に対して不満を漏らさないのはさすがといっていいだろう。
「ああ、すまなかった。」
そういって所長は、ハンカチを手渡す。
「なんで竜巻で倒壊ならまだしも爆発するんだ!」
「あ、いやなんでも隣にある第5風魔法研究所で竜巻の魔法が暴走しまして…建物は、大丈夫だったのですが代わりに第三火属性魔法研究所にぶつかってしまいなぜか爆発したそうです。」
「だからなんで竜巻がぶつかったら爆発せゃならんのだ!向こうの報告の間違いじゃないのか?」
「いえ、確かに報告書には、しっかりと爆発したと…あと原因は調査中ですが不明です。」
「わかった引き続き調査してくれ。」
この現象は粉塵爆発と言われるものだがそのことは知る由もない。
「あともうひとつ、軍部から神竜の捜索に探知魔法に長けた人物を300人ほど貸し出してほしいとの要請が入っていますが…」
「はぁ!300人!探知魔法を300人なんてそんなに用意できんぞ!せいぜい150がいいところだ!」
「しかし軍部も陛下の病状は、安定しているとはいえいつ急変するのかわからない今、かなり焦っているようです。」
「そうはいってもな…無い物はないのだから仕方あるまい。150だけ出すから他は、冒険者でも雇ってくれと伝えてくれ。」
「は、はい。わかりました。」
報告しに来た役人が退室していくのを見て所長は溜息を吐く。
「はぁ、追いかける側はいいが追いかけれる神竜の方はたまったものじゃないだろうな。」
次回は、9/11から15日の投稿を予定しています。
次話投稿予告
2013/9/15
午後20時から26時の間