プロローグ的な物語 「改稿完了」
space3です。ストックは、ありません。
書いたらすぐに投稿します。作者は、タイピングが苦手です。投稿は、遅くなります。1話目は短いです。
遠い昔…ではなく現在進行形ではるかかなたの異世界で….――
「それでは勇者召喚をおこないます…」
薄暗くしかしまたどこか幻想的な空間に巫女の声が響く…どうやら声から15.6歳ほどらしい
「ほ、本当に行ってもよいので…?」
それなりの老人だろう人の声がする。その声はどこか心配そうでまた、声が少し上ずっていた。
「ええ、魔王を打ち払うために必要ですわ。そして、判の国に対抗するためにもね…」
「しかし、召喚に必要な足りていない魔力はいかがいたしましょう。」
「そんなの召喚先の世界のだれかを充てるしかないわね」
誰かを充てるということは召喚先の世界の誰かから魔力を搾り取ってしまうことなのだが少女はそんなことを気にも留めもしない様子だった。自らの国と世界を思えば必要な犠牲だと思ったのだろう。少なくとも少女は、そんな考えを持ってもおかしくない環境で育っていた。
そうして着々と儀式の準備が行われていった。
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そしてそれから数十分後、地球からこの異世界に2人の異世界人が召喚される。
一人は黒髪黒目の16くらいの男
もう一人も同じく黒髪黒目の15くらいの男だったが、一人目の男が輝かしいばかりの生命力を感じさせる一方もう一人は召喚の過程で魔力を一滴残さず搾り取られただの躯と化した死体が倒れていた。
その躯にくっついてきた魂は、本来の世界に戻れず正しい過程を経ずに新たな世界での新しい生命の誕生に向けて旅立っていく…
それから数日後、魔物の活性化と最近の魔物の増加から魔王の発生が宣言され、勇者の召喚が行われたと発表された。