盗賊(?)的な物語
24時には投稿する予定だったのに手直しをしていたら24時超えてしまっていました。
「で、リーダーどうするんですかい?」
「ん?どうするって?」
「この神竜ですよ!判帝国、ロード帝国どちらに売っても一生遊んで暮らしておつりがくる金と名誉が手に入るんですよ!」
(え、嘘!私たち売られちゃうの!いやだいやだ絶対嫌だ!てかこれもう盗賊決定でしょ。)
「それにしても神竜が2体もいるとは思いませんでしたね。しかも一体は、あの伝説の神王竜ときましたか。」
「神竜だけでも伝説級なんだけどねー」
(なんなんだ。その神王竜とやらは。するとこれ以上の面倒事はごめんだと脳がこの案件をどこか隅に追いやったようで気にしないことにした。〈現実逃避という〉)
他の仲間たちが口々に叫ぶ
「そうだなー売り飛ばすにしてはもったいないほど美少女だからなー少し惜しいなー」
(そうだ、そのかわいい美少女に免じて売り飛ばさないでおくれ。そして快く逃がしてください。)
もし彼らの前にリンがいたならば目をうるわせて上目づかいをして懇願していただろう。
「もしかしてリーダーまだあんな子供をやるんですかい?」
「んなこと子供じゃなくてもせんわい!」
何のことかはいわない。【作者は、こういうことを書くのは、とんでもなく抵抗があるので書きません。】
「で、結局どちらに売るんですかい。」
仲間が答えを急かしている。
「そりゃーどっちかって言ったらロード帝国かなー。判帝国は、なんでもおそろしくていけねーよ!どうせ前線の将軍の手柄にされて俺たちの手柄がうやむやにされそうだしな。」
(あーれー。盗賊が国家相手に交渉する気なんですか―すごい世の中ですねー【棒読み】)
「そういえば相手は神竜なんでしょう?よくこんな檻で逃げないなーと思っていたんですけど」
仲間の一人が不思議になっていたようなことを聞く。
(そうなのだ。わたしが竜に転生してからあの忌々しいクソ神のせいで不本意ながらもとんでもないチートになってしまっており、生まれて初めての夜に野宿で危険な動物や風邪をひかないようにとの予防で火をつけようとした際【ブレスは、そのとき全く思いつかなかった。】近くの堅そうな石を試し打ちのつもりで軽くぶつけた時にぶつけた石とぶつけらせた石が木端微塵に粉々になったのだ。いやーあれにはとんでもなくびっくりしたからね。あのあと周りの石をたたいて手加減を覚えたころには、まわりに石なんかなくてさらさらとした砂が残っていただけだったからね。結局火は付かずそのまま寝たけど風邪もひかなかったしで次からはつけようともしなかったんだけれど。そのわたしが先ほどからどれだけ体を動かそうとしいもせいぜい眼球を動かすぐらいで全く動けないのだ。頑張れば声ぐらいは出そうだけれど。しかもこれまで空腹なんて食べ物を食べなくても感じなかったのにこれでもかってぐらい餓死するんじゃないかってぐらいにすいているのだ。)
「バーか!何言ってんだよ!おまえこのクエストに出る前に説明したやろ!この学術研究用の精霊の捕獲のこのクエストとか精霊系の以来の基本だぞ!精霊とかは普通の檻じゃ逃げちまうんだよ!てかこんなにでかい檻いらなかったのに間違えて買ってきたのおまえだろ!」
(へーこのさっきからいたこの小さいのって精霊だったんだこれはまたすごいファンタジーだね。ん?クエストってことは盗賊じゃないのかな?依頼とかだったら悪の親玉っぽい物から命令されたよー的なものと思っていたのに。ひとまず盗賊(仮)に名称変更しておこう。)
「まぁまぁそう怒るなって、この檻は、自然魔力を遮断する効果があるんだ。精霊は、自然魔力を使って魔法を行使するからね。だから自然魔力を遮断してしまえば精霊は逃げれないんだよ。」
リーダーがどなった仲間を注意する。
そして神竜がなんで逃げられないのかはわからんがなと付け加える。
(へーご丁寧にありガトーゴザイマス。【棒読み】自然魔力を遮断するってことはつまり私たちの食事がないってことですよね。あなた方は、私たちに死ねとおっしゃつているようですよ。いやでも1日くらい食事抜いたってここまですいじゃくすることはないはず。これはあれですかここ最近の急激な竜体の成長に全部エネルギー使って体の中のエネルギーのストックはないってことですかい!てか結構リーダー丁寧だなこれは、少しは話が分かるかも交渉の余地ありと見た!)
「リーダー飲まないんですかい?」
「何が?」
「いやいやいや神竜といったら何と言っても永遠の命を授ける血でしょ!ほかにもこの世に二つとない自然魔力を吸収するその性質で永久機関ができるんですよ!これを魔力譲殿魔道具につなげばあら不思議、どんなに魔法を使っても魔力が減らない!結界の魔道具につなげれば世界一強力な永久結界ができるんですよ!ふふふ、このグループに研究者だったわたしがこの絶好の研究材料を逃すわけにはいかない…ははは、腕の1本や2本切り取ってかえってから研究をしよう…へへへへへ私こそがこの研究をなしとげ…ブツブツブツ」
どんどん後になるにつれて元研究者がおかしくなっていく
(ぎゃーやだー!マジでここにマッドサイエンティストがいるーーーいや魔法だからマッドマジシャンなのか…?ちがうちがうちがう問題はそこじゃないこのひとに体切り刻まれるぐらいなら即刻奴隷でもなんでもいいから売り渡してください―――即刻リーダーとの交渉を要求します!命有っての物種だしね。あの元研究者のところに行ったところで私は1日生きていられる自信がありません。てか、永遠の命をさずけるってドユコト?…)
リンはうごかせない頭からとんでもない冷や汗をかいていてという。。
「あーなんだ。商品を粉々にされたら困るからとりあえず抑えといて。」
そしてさすがのリーダーも若干引いていたという。
今回は、説明回になってしまったのかな【?】そうだったらすみません。なるべくそうならないようがんばったのですが...内容で言っている意味がよくわからないという方は、種族・魔法紹介の神竜の種族のところを見てください。
また来週は、中間テストのため投稿をお休みします。再開は、10/20日以降になります。
次話投稿予告
2013/10/29から10/30の間
10/25
現在大変更新が遅れております。ごめんなさい…
理由は、テストの点数が…とだけいっておきます。ほんと泣きそうです…
さて、次回投稿ですが土曜日に仕上げようと思っていたのに部活が入ってしまい、投稿は、来週になりそうです。重ね重ねごめんなさい…