↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR

幼馴染の彼女に誤爆?え、だれとキスしようとしたの?

作者: 猫の集会
掲載日:2026/07/24

 オレには、奈留《なる》というかわいい幼馴染がいる。


 なんなら、彼女でもある。


 付き合って半年になるが、手しか繋いだことがない状態だ。



 もうオレたちは、高校生だし…もう少し進展したいと考えたオレ。


 夏休み目前、奈留を送りがてら、奈留の家の前で夏休みどこ行こうかって話していた。


 で…


 そろそろキスをしてはどうだろうと、思いきって奈留にキスをしようとしたら…


 奈留がいきなり、ものすごい速さでしゃがんで、オレからすり抜けた。


 で…


「ヤダ‼︎キモい‼︎あっちいって‼︎もう帰る‼︎ごめんだけど、じゃまた‼︎」

 と、家に入ってしまった。



 …



 ヤダ?

 キモい?


 …


 あっちいって?


 …


 頭を抱えた。


 やらかしました…



 もしかして奈留…オレのこと、生理的にムリなんじゃね⁉︎


 あの避け方…


 めっちゃ素早かったな。


 いつもは、ほぼほぼスローモーションなんですか?ってくらいのんびりしてるくせに…


 …


 落ち込んだオレは、とりあえず落ち込みまくって、その後奈留にごめんなさいの連絡をした。


 たぶん…別れようって返事がくるのだろう。


 だって、生理的にムリだって奈留も自分ではっきりわかってしまったのだから。


 数分後、奈留から返事がきた。


 で…


(謝るのは、こっちだよ。狙われたわたしが悪い)

 ってきたんだよね…


 狙われた…って。


 …


 オレたちは、これからどうすればいいのか…


(もし、また狙われたらどうする?)

(時と場合によっては、生きてかえれないかもね)


 …


(生理的にムリってこと?)

(あたりまえ)


 …


 あたりまえ…なんだ?


(別れる?)

(なにと?)

(オレと)

(なんで?)

(だって生理的にムリなんでしょ?)

(えっ、友也って虫なのっ⁉︎)


 …意味がわからない。


(いや、さっき…キスしようとしてめっちゃ避けたでしょ)



 それからすぐに奈留が息を切らしてオレの部屋にやってきた。



「キッ…キッ」

「なに?鳥かよ?」

「友也…キスってなに⁈」

「え…それはくちびるとくちびるを…」

「違くて、キスしようとしたって言ったよね⁉︎誤爆してたよ。だれと浮気したの?」


 …


「いや、奈留だろ…」

「うそ、いつ⁈」

「さっき、玄関のところで」


 …


「えっ?そうなの?全然気づかなかった。ごめん…」

「いや、めっちゃ避けたじゃん⁈」

「ん?虫がきたから逃げたんだよ?トンボが迫ってきたじゃん。気づかなかったの?」


 …


 トンボって…


「え、じゃあ…あれはオレを避けたんじゃないの⁉︎」

「まさか…むしろずっと待って…あ、ううん。なんでもない」



 …


 ちょっとあかくなった奈留。


「オレ…虫じゃなくてよかったー。奈留、キスしていいですか?」


 まっかな顔の奈留が頷いた。


 そして…


「はい」

 と、返事をして可愛らしい顔をオレに向けた。


 さっきは、絶望的な避け方をされたが、今はこんなにもかわいい奈留。


 そんな奈留を抱きしめて、オレは言ってやった。


「避けたのがオレじゃなくてよかった」

 って。


 それから虫がいないか安全確認をして、奈留にキスをした。


「もう一回してもいい?」

「うん」


 かわいい。


 何度みても、かわいい。


 チュチュチュ〜♡


 もう一回といいつつ、何回もしてしまった♡



 キスは、なるべく虫がいないところでしようと心に誓うのでありました。



 おしまい♡





 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。