光ってるオヤジ?!
いつもお読み頂きありがとうございます。
前話を編集しました。
宜しくお願いします。
目の前の状況なんか目じゃない!!
レレベーナの変身も、お嫁さんには効かないよ。
だって…。
オヤジも変身したからな!!
宿屋に帰った俺とオヤジは、何故か感動的に涙ぐむランスに迎えられご馳走がテーブルには所狭しと並べてあったんだ。
「良かったですね。
ゼルグフ様のあんな表情は始めて見ましたよ。
パパラヌ。よく帰って来たね。
おかえり!!」
んん??
た、ただいま。。?
意味不明でも、目の前のご馳走は大歓迎だし。
何故かめっちゃお腹の減った俺は、ランス達感動組をほっておいて頂きました!!
美味しかったぁ。
と、安堵と満腹で瞼の重力が上がった所で突然、お客さんが来たんだ。
これが、ものすごーーくイケメンな訳で。
青い目に銀の髪。
さらっと高い背。
そして、満面の笑みと来たら周りの女性たちの瞳を釘付けで。
も、もしやこの人…河童?
なんと!!
雨乞いの儀式に復活したのか?!
いや、し過ぎでしょ。さすがに。
別人じゃん!!
『これは元々、この姿。
危機的状況で、変質していたのが終わったのだ。
全てはおまえの手柄だ』
ん?
何?お嫁さんの言葉を聞いてなかった。
ごめん。
いやね。
だって、オヤジが…変わったんだよ!!
か、輝いてる??
どうしただろう。
見た目とかじゃないんだ。
笑顔が光ってる感じで…。
あ!!
今、謎が解けたよ、
オヤジの小指に薄っすら見えた『赤い糸』
糸の先は見えないけど、間違えなくお嫁さんだね。
そうか。
幸せオーラって、人を光らせるんだね!
「タヌキ!!
聞いてなかっただろ?
レレベーナ殿が、お礼に我々を聖地にご招待して下さったぞ。
明日の朝一に迎えが来るから」
セイチ?
あぁ、そうか!
河童は元気になって、住処を整地してのか?
で、改装して住処にご招待なんだな。
それもこれも、オヤジが白無垢を着て頑張ったからだし。
楽しみだな、オヤジ!!
「あぁ。楽しみだな、タヌキ」
おぉ??
珍しくオヤジも笑顔で乗り気なのか?
雰囲気の変わったオヤジに少し戸惑いつつ、嬉しさから俺は笑顔いっぱいに
「楽しみだな!!」
と、答えた。
ーカラ視点ー
見た事のない笑顔のゼルグフ。
これは、どう言う事なのか?
パパラヌが行方不明になった後、戻ったパパラヌとゼルグフは何故が笑顔いっぱいだった。
ランス辺りは、やけに感動していたが俺には不安が募るばかりで。
我が国にゼルグフを招く。
そんな夢は、夢で終わりそうで不安が募るのだ。
だって、あの笑顔。
ゼルグフにこれまで関わった大勢の人間がなし得なかった事。
彼を想うリリラル様とて同様であったのに。
そんな中に、また動きが。
レレベーナ殿の誘い。
同時に届いた『聖者の塔』からの連絡。
内容は、最後のチャンスに思えた。
情を取り戻した今のゼルグフならば、力を貸してくれるかもしれないと。
『聖者の塔の中心地に異変あり。
ゼルグフ殿の助力を至急頼む』




