ひまわり【200文字小説】
あの人は、ひまわりのように笑う人だった。
あの人との出会いは夏休みに入る直前、偶然立ち寄った公園でのことだ。
とにかく暑くてベンチに座った時、横にいたのが彼女だった。
彼女の性格のせいか、彼女とはすぐに打ち解けた。
つらい事があっても彼女は、気にするなと笑い飛ばしてくれた。
楽しい事があればなおさらあった。
そんな彼女はここにはいない。
でも、夏になるたびに思い出す。
きっと、今も彼女は笑っているのだろうなと……
ひまわりというのは、太陽に向かって手を向けている元気で明るい花というイメージがあります。
そんなひまわりの花が好きで夏になると写真を撮りに行くことがありますが、ひまわりが一斉に太陽に手を伸ばしているのを見ると、元気がもらえた気がして、残りの夏も頑張ろうという気分になれます。
これからもよろしくお願いします。