窓に書いた相合傘(200文字小説)
雨はいつの間にか雪に変わっていた。
窓辺に近づき空から静かに落ちてくる雪を眺める。
ガラスに息を吹きかけるとホワッと白く曇る。
指で描くのは決まって相合傘。
あたりまえのように自分の名前を書く。
隣に君の名前を書こうとしたら指が止まった。
すぐに手のひらで消す。
昨日、喧嘩したばかりだ。
窓を開けると冷たい空気が頬を包み込む。
ノックの音。
ドアを開けると君がいた。
ごめんね…
私が悪かったわ。
僕は思わず君を抱きしめる。
雨はいつの間にか雪に変わっていた。
窓辺に近づき空から静かに落ちてくる雪を眺める。
ガラスに息を吹きかけるとホワッと白く曇る。
指で描くのは決まって相合傘。
あたりまえのように自分の名前を書く。
隣に君の名前を書こうとしたら指が止まった。
すぐに手のひらで消す。
昨日、喧嘩したばかりだ。
窓を開けると冷たい空気が頬を包み込む。
ノックの音。
ドアを開けると君がいた。
ごめんね…
私が悪かったわ。
僕は思わず君を抱きしめる。
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