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学年で一番小さい子が可愛すぎる!  作者: ゆゆぽく
中学生編

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1/3

第一話

「頑張った。」

「がんばった...がんばったがんばったがんばったがんばったがんばった」

誰よりも頑張った。

誰よりもバカで、塾の先生達に落ちこぼれ扱いされ、毎日親と喧嘩した。

そんな小学生の夢は2月1日に全て終わった。


結局俺は滑り止めで受けた海文大学附属中等学校かいぶんだいがくふぞくちゅうとうがっこうに進学した。


本当に本当に世界が憎かった。真っ暗闇の中2月、3月と時が過ぎた。


4月7日俺北町(きたまち)刀太とうたは真っ暗なまんまに新しい緊張感が走っている教室に入った。


その中には俺

の闇を打ち消す太陽のように光る小さい女の子名取(なとり)楓花ふうかがいた。


俺は一番前の席

彼女は一番後ろの廊下側の席

気付けば入学式が始まるまで俺は、彼女をずっと眺めていた。


頭の中が彼女でいっぱいのまま入学式が終わった。


教室に戻る階段で彼女から話しかけてきた「入学式までずっと私のこと見てたでしょ」

俺は焦った。

(ヤバイヤバイヤバい

バレてるバレてるバレてる)


慌てて口を開く


「どんな人が入ってるか

ドアを見てただけだよ」


無理がある嘘だった。


前のドアは開いていたが後ろのドアは閉まっていたのだ。


彼女は何か察したように


「ふ〜ん」


と小さく呟き去っていた。


教室に戻ると

式が終わり緊張感が解けてきたのか

コソコソと話し声が増え

少し賑やかな声がした。


集合写真を撮り、

担任の先生が挨拶を行い、

入学式は終わった。


一日目に交わした会話は

階段でのあの一言だけ。


それでもあの子のことで頭いっぱいだった。


ー明日は色んな人と話せるといいな


中学生になってやっと買ってもらったスマホに

連絡アプリ(lion)を入れながら、

俺はそう思った。


翌日


ガヤガヤしている教室に

俺は静かに足を踏み入れた


「おはよう」


まだ誰とも話したこともない俺に

挨拶をしてくる子がいる。


顔を見ると

昨日の彼女だ。


「お...お..はよう」


少しキョドってしまった。

気持ち悪い俺らしくない。


彼女は微笑みそのまま席に帰っていた。


(消えたい)

そう思いながら自分の席についた。


2日目になっても、

俺の周りの席では緊張感があり、

会話がまだない。


チャイムがなり

先生が入ってきて、

最初の授業が始まった。


勿論

最初の授業は、自己紹介だ。


学校生活においてここが別れ道

自己紹介で友達ができなかった場合

この先六年間、ぼっち生活が確定する。

それは避けなければない

念入りに自己紹介を考えながら、

俺は自分の番を待った。


順番はすぐに回ってきた。

これだから「き」で始まる苗字は嫌いだ。


「北町刀太です。

小学校まではバスケをやってました。

ゲームが好きでスプリ

というゲームを...


俺が喋り終わるまでに


「え!?!」


どこからか大きな声が聞こえ、

教室の時間が止まった。


昨日からの彼女だ。


新しいゲーム機のゲームだし

持ってる人は珍しいかな?

色々考えたが

結局はただただ微笑ましかった。


しばらくの沈黙の後俺は続けた。


「ゲームが好きです。よろしくお願いします。」


少し長かったけど無難な自己紹介!

これは友達できること間違いなし

俺が自信に満ち溢れてた。


しばらく経って

彼女が自己紹介を始めた。


「名取楓花です。

私もスプリをやってます。」


滅茶苦茶目が合った。


「ランクはsランクです!

よろしくお願いします。」


そして自己紹介で

ランクの差を知った。

俺はまだbランクだ。


自己紹介後の休憩時間

たった1人すぐ席に来た人がいた


もちろん名取さんだ。


「北町くんはランクどこなの?」


俺はすぐに返答した。


「Aランク」


もちろん嘘をついた。

Bランクなんてもちろん言えない。


名取さんは目を輝かせてそのまま続ける


「本当?明日とか一緒にやろうよ!」


俺は焦った

一緒にゲームをするとランクがバレる

だから返答は決めていた。


「...いいよ」


口からは考えと違う言葉が出た

名取さんとゲームやりたすぎる

どう考えても俺はバカだった。


「じゃあlion交換しよ!」


言われるがままにlionを交換し

クラスにグループにも入れてもらった。


俺の中学校生活は始まったのである。



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