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1話 始まりの赤い月

登場人物名や読んでいて、これは・・・盗作?と思ったら言ってください。


私的には盗作をしているつもりはないのですが、こんなにも多くの作品があるので、内容が似てしまうかもしれません。

「神よ!私を助けたまえ!このものに天罰をあた〔ザシュッ〕ゴフッ」


「クックック・・・ もうすぐだ

もうすぐで・・ さぁ怯えろっ!憎めっ!その血と肉を我に捧げよ!」


言葉を発した男は、人間だったものに再び剣を突き刺した。

その直後、男と人だったものは床に夥しいほどの血を残して消えてしまった。

その血には月が映り、その月は赤く、光っていた。






カラーン カラーン


鐘の音が鳴り響くこの部屋には、数十人もの人が膝をついて祈りを捧げていた

皆、一様に部屋の中央にある正方形の台(祭壇)に頭を下げていた。


ここは、ウィルヘルム王国の首都マドリガルにある、女神神殿である


ウィルヘルム王国は、かつてハルクセイド大陸を統治し隆盛を誇っていたヤークス帝国が一夜にして滅びた時に、独立を果たした国の一つである

王国の東から南にかえて高い山々が連なり、北には恐ろしい魔物や魔獣がいるアーマインの森がある。

南に森、南西には山脈という自然に守られた王国であり、ヤークス帝国が滅亡したあと、独立した他の国にはない自然の要塞を駆使して周辺国の進行を防ぎ、五大国の一国に名を連ねた。

初代国王であるウィルヘルムの政策により、学院を設置し他国から優秀な者を教師として招くなど、勉学にも力をいれてきた。

それにより建国以来100年間、民の生活水準は大陸一であった。


しかし隆盛は長くは続かなかった。第八代国王 ルックウッド。彼の出現により財政は破綻し、民の生活は一変した。それに追い打ちを掛けるようにアーマインの森から魔物が出現し、村々を破壊し田畑は荒れていった。


他国は国力が衰えたと知ると軍隊を派遣し、侵略を開始した。焦ったルックウッド王は、子であるウェールズに国を任せ姿消した。

国を任されたウェールズは王となり王国から兵を募り弟であるトランと親友であるロザンと共に兵を指揮し侵略者を国外に追い出した。これによりウェールズは¨王¨と民に認められた。そしてウェールズは国を起こして政策進め、財政難を乗り越えるために動き出した





カラーン カラーン


今この神殿にいるのは、ウェールズ国王とその妻エカテリーナ王妃をはじめとする王族、臣下である大臣、護衛のための近衛騎士団だけである。


彼等は日課である神殿で祈りを捧げた後、何時ものように政務に励むだけであった

そう、何時もなら・・・

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