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前銀河の消滅のわけ

 ガルスロナたちは警察の部隊を倒した後彼らは警察の持っていたものなどを物色し必要なものは奪っていた。

 何といういやな奴ら。


「ガルスロナ様!やはり警察はこれを持っていました」


「ほう、やはり持っていたか。」


 一人のガルスロナの部下がガルスロナにタブレットを渡しガルスロナが右目を黄色くするとそれが開きホログラムが展開されそこに書いてあることを見てニヤッと不快な笑みを浮かべた。


「ガルスロナ様。それはいったい何ですか?」


 別のガルスロナ部下が機関銃を持ちながら聞くとガルスロナはタブレットの電源を消して部下に見せた。


「これか?これは我々の始祖であるお方が残してくれたデータだ。まぁあまり詳しいことは言いたくない。なぜならそこに話を聞いているこの学校の生徒がいるからだ」


「「「え?」」」


「ほ、本当ですか?ガルスロナ様?」


「本当だともなぜなら僕の目で見たからね。」


 ガルスロナは自分の両目を黄色くしトントンとたたいた


「なるほど。それなら納得です。よしお前ら!そこにいる奴らをとらえろ!」


 ガルスロナの近くにいた部下がそう告げるとほかの部下たちは銃や剣などを持ってフライドファのところに行ったがそれに気づいたフライドファたちは……


 

「まずいよ雷水。気づかれちゃったよ!どうしよう?」


「落ち着け。睡六。やつらにやられる前にガルスロナとかいうやつを倒せばいいだけだろう?」


「それはそうだけど」


「じゃあ決まりだな。俺が先に行くぜ」


「あ、ちょっと待ってよ~もう。」


 フライドファは主語をスパイ時の『俺』にし忍者のように飛んでいきそれを見ていたプロシットは頬を膨らませムーっとかわいい怒りを持っていた。しかし彼女もフライドファと同じように忍者のように飛びガルスロナがいるところまで飛んだのだった。



「ガルスロナ様、やつらどうしますか?」


「そうだな。あいつらは結構役に立ちそうだから殺さず持ち帰る。それが妥当だろう?」


「そうですね。さすが我らのガルスロナ様です!」


「ハハハハハハ。もっと褒めていいぞ」


「ふん、部下に褒められるのがそんなにうれしいのか?ガルスロナ」



 そう声を発したのは木の陰にいたフライドファだった。

 彼は拳銃をガルスロナに向けており話し終えた後すぐにプロシットもやってきてお得意の変装スキルをいじった隠れスキルを使い見つからないようにした。


「ふん、うれしいに決まっているだろう?庶民よ。たとえお世辞だとしても褒められるのは痛快だからな。それで?拳銃を持ったお前と僕の後ろにいる少女は何をしに来たんだ?」


 ガルスロナはちらっと後ろを見てフライドファのほうに向きなおり爪を出しフライドファの拳銃を破壊した。その光景はまるで竹を刀でスパーンと切ったようだった。つまり軽く拳銃を切ったということだ。恐ろしい爪!


「ハハッハ驚いたか?僕は拳銃程度なら簡単に切れるんだ。それで?てめぇらの用件はなんだ?」


「そうだったね。ねぇサンウォス用件は何だっけ?」

 

 プロシットは姿を現しフライドファの名前バレを防ぐためにコードネームで彼を呼びフライドファのほうを見た。


「そうだな。ガルスロナお前に聞きたいことがあるお前が今持ってるそのタブレットとお前らのボスに何か関係があるのか?」


「ほう、まさか我々のことについてだったとは。なかなか面白いやつではないか。そうだな。貴様らには恐怖を覚えてもらいたいから言ってやろう。」


 ガルスロナは黄色い両目を一回閉じ右目だけ黄色くしたまま目をひらきタブレットの電源を入れ不思議なアプリをタップするとホログラムが出てきてガルスロナはタブレットを持っていない手のほうをひろげ紙芝居タブレットバージョンを始めた。


「遠い、遠いむか~し。そうだな。お前らが生まれる前。いいや現科学で言うところのビックバン前その世界は科学などが発展していてその世界にいた者たちは全員優雅な暮らしをしていた。そんなこともあり世界にいた動物の9割は消滅してしまったのだ。そこで我々の始祖の始祖は文献に残っていた動物などを解析しそいつらをもとに新たな生命体を作り出したのだが何ということかその動物たちは『我らにも権利を!』と抗議をし戦争が起き我々の始祖の世界は100年後滅びそれから200年後この世界が誕生したというわけだ。」


 その話を聞いたフライドファとプロシットは驚き思わず口を開けたままにしてしまった。


「ガルスロナ!貴様その話は本当か?」


「本当に決まってるじゃないか。僕がわざわざ嘘をついてまであんな長ったらしい話をしたくないよ。ハハハハハハハ」


「そうだよ。サンウォス。こんな変な人が嘘をついて得なんてするわけないじゃん」


「それもそうだな。スリシク」


 二人は納得し、ガルスロナはタブレットをしまい二人を見てこう告げた。


「今思ったんだがお前らは僕たちをどうしたいんだ?」


 すると二人は顔を見合わせるとフライドファのほうが告げた。


「そうだな。俺たちは最後お前らを倒そうと思ってるぞ。それでいいか?」


「ハッ!それでこそ僕が面白いと思った人たちだな。」


「そうなのか?俺たちを面白いとあんたは思っていたのか?」


 フライドファはそんなことを告げるとガルスロナはフッと笑った。


「ああ、そうだ。僕はお前らを面白と思ってるぞ。さて、そろそろ僕たちはずらかるぜ。お前ら準備せよ」


「「「はい。了解しましたガルスロナ様」」」


 ガルスロナが告げるとガルスロナの部下たちが片付けをはじめ1分でそれが終わりガルスロナの近くにいた部下がトランシーバーのようなもので誰かに連絡した後ガルスロナに「間もなく来ます」と告げた。


「また会おう僕が面白いと思ったやつら」


 ガルスロナが告げると急に空に大型のヘリコプターが出現しそこからはしご……ではなくエレベーターらしきものが出てきてガルスロナの部下何人かが先に入りガルスロナがズボンからサングラスを取り出しかけるとエレベーターに乗り学校に残っていたガルスロナの部下がエレベーターに乗りヘリに全員乗ったことを確認するとヘリは南の方向に飛んでいった。


「あの~?この学校の生徒さんですか?」


 警察官がなぜかそう聞いた来た。二人は変装しているはずなのに。


「いえ、私たちはこの学校の生徒じゃありません。ただ通りかかった者ですよ?ただ、この学校に知り合いがいるだけですので」


 プロシットが真顔でしれっと嘘をついている。


「そうでしたか。あ、私たちはただあのおかしな男と話をしに来ただけなのでこの辺で失礼します」


「あ、そうですか。では気を付けてお帰りください」


「はい。では」


 プロシットは満面の笑みで告げ変装したフライドファと共に校門に向かって歩いて行った。

本部に帰ったガルスロナはそこで驚くべきものを見た。それは****だった。

___________________________________________

 ガルスロナかっこいい!

 今回はガルスロナさんが活躍する話でした!いや~さすがはロナさんですね。で、次回ですがガルスロナ及びアデュゲフシ様サイドで話を進めると思います。

 それではÀ plus tard.!

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