学校が休みなのに学校に行くのか。
「ねぇ雷水本当に行くの?だって今日学校おやすみでしょ?もしかして警察が学校を調査するのを見に行くの?」
「お、よくわかったな。睡六。俺と長年一緒にいるだけあるな」
そうフライドファが冗談交じりで言うとプロシットがムッと口を膨らませプイっとフライドファと違う方向を向いた。
「冗談だって。まぁ学校に行きたいのは本当だぞ」
「ふ~んそうなんだ。で、警察の人や教師に正体をバラたくないからこの変装の達人スリシクに変装をしてほしいというわけ?」
「その通りだ。睡六。頼めるか?」
プロシットはフライドファのほうを向いてフライドファの体を頭、胴体、足の先という感じにみてそのあとプロシットはこの家の二階にある自室になぜか行きアタッシュケースを持ってきて一階の長机に置きそこに入っていた椅子を取り出しプロシットの前に置いた。
「雷水!早くこっちに来て」
「え?どうしたんだ睡六お前なんで変装用の道具が入ったアタッシュケースを持ってきてんだ?」
「なにって変装して学校に行くんでしょ?だから私はこれを持ってきたの。さぁ早く座って。私の機嫌が損ねる前に早くここにきて」
「ああ、わかった。協力してくれてありがとな睡六」
「べ、別にら、雷水の為じゃないし私も事件の真相は気になったんだもん。」
「そうか」
「そうよ」
そしてプロシットはフライドファをジーっと見て一分後プロシットはフライドファの顔に変装用の絵具?を塗り髪の色も少し変え近くにあったクローゼットの中からスーツを取り出しフライドファに渡した。
「雷水、自分の部屋でこのスーツに着替えてくれる?これで私の変装はおしまいだからね。」
「わかった。じゃあ着替えてくる」
フライドファは自室に行きスーツに着替えている間プロシットは鏡を見て自分を別の人に外見を変えている。そのあとプロシットはかわ~な衣服に着替え服についていたホコリをはらいおわるとちょうどフライドファがやってきた。
「よう、プロシット。お、おまえなんでそんな高校生みたいな格好してんだよ。っていうか俺じゃなかったらお前かどうかわからなかったぞ」
「そうかしら?あたし本当は高校生なのよね。ハハハハハハハハハハ。」
「いや違うねお前は俺と昔コノ日本に来た現在進行形で中学生だ。俺と同じでな」
プロシットは超?かわいい恰好をしていてフライドファ曰くなんか胸パットが入っているような気がしたと言っていたりカラーコンタクトをして目の色を変えていた。
「もう!これなら騙せると思ったのに。やいやい!それと雷水、主語が僕じゃなくて俺になってるよ?」
「あ、やべ。そうだったか。すまんな。僕しっかりそこは昔調節したつもりだったのに。はぁ~。まぁいいやとりあえず睡六いいやスリシク学校に行くぞ」
「そうね。それじゃあ行こうかしらサンウォス!」
二人はコードネームで呼び合いプロシットは自分が思う女子高校生の口調でしゃべり二人は歩いて学校に向かった。
しばらくして二人が学校近くに着き近くの建物で止まり学校に入って行く警察を見た。
そしてフライドファが持ってきた小型盗聴器を警察の何人かに投げて付け二人は耳掛け式のワイヤレスイヤホン(片側だけ)を右耳につけ警察の話を盗聴をした。
「刑事殿この学校で起きた事件はあの組織が起こしたものですよね?」
「そうだね。あの組織はとってもやばい奴らだからもしかしたらどこかにやつらの仲間がいるかもしれないよ?だから気を付けてね」
「はい、わかりました刑事殿。諸君調査を始めろ」
「「「了解しました。」」」
そして警察は学校を調べそのあと一点にあつまり結果を話し合った。
「刑事殿やはりここで起きた事件は殺人事件でした。調べた結果殺されたわけは………」
「殺したわけは?」
「それは秘密だよ?」
さっき話していた警察の人の後ろに前フライドファと戦ったガルスロナがやってきた。
「き、貴様まさかあの組織のやつか!」
「おいおい、ひどいじゃないか。この僕を貴様というとは全くひどいな。はぁ~。オマエラこいつらを殺せ」
ガルスロナがそう告げると木の陰から、いつの間にかいたヘリコプターの中からガルスロナの部下らしきものが出てきて小刀を両手に持ち警察の人たち向かって走っていったが刑事が「総員戦闘開始!」と告げ校門近くにいた盾を持った人たちがやってきてやつらと戦った。
それをフライドファとプロシットは「つまらないな~」という顔と思いで聞いていた。
そして警察とガルスロナの戦いは終わりガルスロナから彼らの目的が明かされフライドファたちはある目標を決めるのだった。
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文字が少し少なくなってしまいましたがこれは物語の分岐点になる話です。フライドファたちの。ではまたいつか会いましょう。さようなら~。 終わり方がおかしい!