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ガルスロナ貴様の上司があいつだとは世の中は狭いな。

 フライドファの前に現れたガルスロナと名乗ったかぎ爪をつけた男は自分が所属しているとある組織に帰ったのだった。

 ガルスロナが所属している組織とは実態がわからないところで警察やその他の国の軍なども追っているがほんの0.1パーセントしか情報がないのだ。しかしフライドファのクラスメイトがナイフを拾ったため少しは後を追いやすくなったかもしれない。

 それはともかくガルスロナは無事やつの組織に着いたようだ。


「おっはようございま~す!」


 ガルスロナは中に入りしっかりと扉を閉め入ったところにある扉横のタッチパネルに手をパーの状態で置き親指から人差し指、小指という感じに圧をかけると扉にかかっていたロックが解除され扉を開けてそうあいさつした。するとその部屋の隅にあったデスクで何かを調べていたやつがガルスロナのほうを見た。


「あ、おはようってもう午後ですけど?」


「ハッハ!さすが我らのつっこみ担当!今日もいいつっこみしますね」


「は?何言ってるの?私がいつどこでツッコみましたか?」


「いや、今この場所で」


「はぁ~そうでしたか。それよりどうしたんですか?服を汚して」


「ハッハ。気づいてくれると思っていたよさすがだね」


「わざとですか。でしたら処刑しなくては……」


 ガルスロナがジョークでそんなことを発すとデスクに座っていたやついいや女性は立ち上がりガルスロナとところまでほんの一秒でやってきて胸倉を取りなぜか腰につけていた拳銃を取り出しガルスロナの眉間に拳銃をあてた。


「いいですか?ガルスロナ私の問いにしっかり嘘偽りなく答えてください。もし嘘をついたら射殺しますからね」


「わ、わかりました…。」


「よろしい」


 女性はにこっと少し怒りの入った笑みをし質問した。


「ではまずあなたに下った命令はある学校に置いた死体を警察とそこの学校の生徒が調査しているということを聞き我々の情報が漏れないように証拠隠滅させることでしたよね?」


「はいそうです」


 噓無く答えたガルスロナ。女性の反応はよかった真実だとわかってくれた。

 

「続いての質問です。あなたはうっかり仲間がおいてきてしまったものを見つけ上司に報告したものを殺しましたか?」


「いいえ、それはできませんでした。しかし、あの学校には普通じゃない人物が何人か混ざっています」


「そうですか、普通じゃない人物。では質問です。その普通じゃない人物と戦いましたか?」


「はい、僕の見たところ僕が戦った少年がそうです。僕は久々に痛みを感じました」


 そういうと女性は何かを感づいたようにうなずきガルスロナの眉間につけていた拳銃をおろししまった。


「わかりました。ガルスロナ。あなたの処刑はなしにします。しかしあなたの言う強い人が気になりますね。さてどうしましょう?」


「失礼ながらこれは上層部に教えたほうがいいと思います」


「何を言っているんですか?上層部にはさっきの会話筒抜けですよ。というかもう知っていたようです。ね、リーダー」


 女性がそう告げるとこの場所にあるトイレから黒い服を着たダンディーな男性がやってきた。


「やぁ二人とも話は聞かせてもらったぜ。それでその強い人とはいったいどういう感じだったんだい?」


 ダンディの男はそう聞くとガルスロナが少しびくびくしながら答えた。


「はい、僕が戦ったやつは僕が戦った敵より少し弱いですがそいつのオーラが僕と戦う前と違っていたのでおそらく成長したら我々の組織の強敵になるとおもいます」


 そう告げるとダンディな男は何かを考え着ていた服の裏ポケットから紙とペンを取り出しガルスロナから聞いたことか書留その紙を上に向かって投げるとロボットアームみたいなものがその紙をつかみ持って行った。

 

「アデュゲフシ様。上層部に連絡する内容はこれでよろしかったですか?」


「そうだ、それでよい。頼むぞ俺が作り出したロボットよ」


「了解しましました。アデュゲフシ様」


 アデュゲフシそれはダンディな男の名前もちろんこれは本名などではない。それは良しとしてこの男いいやアデュゲフシ。実はまだ20代なのだ。なぜダンディなオーラが出ているかというと自分の持っている能力がキラーンとしていて外でアハハ!などとやっている者には合わないのでダンディーな格好をしているのだ。それとアデュゲフシの父親が結構イケメンで同じようにダンディーだったのでその影響を受けたのだろう。

 それよりアデュゲフシはロボットを作ったらしい。そのロボットを深く掘り下げていくと見た目は人間の女性で年齢は15歳から20歳ぐらい。着ている服はなぜかメイド服。そして腰には日本刀をつけておりいつでも戦えるようになっていた。


「よし、上層部への報告もしたし俺はあいつらに用事があるんでモニター使わせてもらうよ」


「え?このモニター映るんですか?」


 ガルスロナはこの施設場所にあった大きなモニターを指さし聞いた。するとアデュゲフシはコクっとうなずきモニター前にあるボードをいじり外にいる組織の人とつないだ。すると30秒もしないうちにつながった。

 モニターに現れたのはフライドファが学校の校庭から見つけたビルの屋上にいた謎の二人組だった。彼らはアデュゲフシを見ると背筋を伸ばした。

 どうやって会話をしているかというとこちら側はモニターのうえにカメラがありマイクはモニター前のボードについており向こう側は小さな端末で話している。まぁ俗にいうガラケーかな?なぜスマホじゃないかというと落としたとき画面が割れるからと大きいものだったら持ち運びに困るためだ。

 ここらでモニターに映ったものが持っているガラケーについて説明しておこう。ガラケーの色は白で液晶部分に映像が映り下のボタンのところにはモニター操作やコピー機能がついている。え?コピー機能?なにそれと思うだろう。もし遠いところにいて情報が手渡しできないとき本部からデータを送りデータが来たらガラケーにあるコピーボタンを押すとガラケーの側面から情報が書かれた紙が出てくるのだ。なぜ紙なのかというと燃やせば消えるし粉々にすれば何が書いてあるかわからなくなるからだ。一方コピーせずデータのままだと消してもデータを復元されていしまうので紙なのだ。え?でも紙に直すときデータ残るんじゃね?と考えるかもしれないがそれは違うデータもろとも紙に入るのだ。つまり紙が一種のSDカード見たくなるのである。

 それは置いといてアデュゲフシはモニターに映ったやるらに話しかけた。


「お前らまだあの学校について監視してるか?」


『はい、アデュゲフシ様。あの学校には気になるところが何か所かあるので調査しています』


「そうか。それについてなんだがあの学校普通の人間より強い奴がいるらしいんだ。そのためお前らにはこいつ強そうと思ったやつを見つけ次第データを送ってほしいんだ。頼めるか?」


『もちろんです』


「そうか、では引き続き調査をしてくれたまえ」


『了解しました』

 

 二人はそう言って通信を切るとモニターは真っ暗になった。アデュゲフシは真っ暗になったモニターを見つめ少ししてからモニター前のボードの電源を切った。

 そしてガルスロナたちのほうを見てこう告げた。


「俺は組織本部に戻り上層部と話があるから失礼するよ。あ、何かあったらそこのロボット君に伝えてくれ」


「わかりました」


「了解しました。アデュゲフシ様」


 女性、ガルスロナの順番で告げるとアデュゲフシはかっこいい笑顔の表情をしこの施設を出て行った。

 それから2時間ガルスロナは休憩し持っていた携帯に命令が来たのでその場所へと向かった。


「それじゃあ行ってきますね」


「ガルスロナへまはしないように」


「わかってますって。じゃあ」


「行ってらっしゃい」


「行ってらっしゃいませ」


 女性が告げ最後にロボットが告げガルスロナはいい笑顔で出て行った。やつが向かう先は地獄かそれとも天国かもっとやばいところか……。

殺人事件の調査をしていたフライドファたち。いったん全員で集合し自分たちで集めた情報を話し合いある結果が導き出された。

_________________________________________

 本日は組織サイドでお届けしました。やつらは何者なのでしょうか?それとお詫びです。この文を見ているとわかりにくいところがあるかもしれませんがそこは皆さまの想像力を発揮させて概要をつかんでいただけると幸いです。本当に説明力がなくて申し訳ございませんでした。

 さて、次はフライドファたちの話ですよ。まぁ当たり前ですね。そろそろ面白くしていこうと思います。ではまた!

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