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誰だ?お前。いやあいつの仲間か。

フライドファたち一年C組は学校で起きた殺人事件の調査を授業として取り入れ彼らは今まさに殺人事件の証拠を見つけたところだった。

 見つけたのはどこにでもいそうな普通の生徒、小学校時代のテストの点数普通、態度普通、運動神経すごいという感じだ。その生徒を仮にマレルと言っておこう。

 マレルはフライドファと話をしていた刑事のところに行き証拠品を提出した。


「刑事さんこれ現場近くの草むらに落ちていたのですが重要なものではないでしょうか?」


「どれどれ。ん!こっこれは………。すまん二人ともちょっとお偉いさんと連絡してくるから待っていてくれ」


「あ、はいわかりました」


「了解しました」


 刑事が証拠品を受け取ると刑事は鬼のような顔をしてフライドファとマレルに一言かけ証拠品を持ち校舎の後ろに行った。

 一方フライドファたちは二人で話し合っていた。


「なぁフライドファ」


「どうしたクラスメイト」


「おいおい、俺のことを何でクラスメイトって呼ぶんだよ!名前で呼んでくれよ」


「すまんな、だがこのクラスの大半のメンバーの名前は覚えてないからクラスメイトって呼んでいるだけだ」


「そ、そうか。じゃあクラスメイトでいいぞ」


 そうマレルが告げるとフライドファは「ありがとな」となぜかお礼をした。

 そのあとマレルはフライドファの肩をたたきあることを聞いた。


「なぁお前はどう思う?」


「何をだ?」


「いや、俺が提出したあの証拠品だよ」


「そうか、あれな。あれはおそらく犯人がおいたものだろう」


「そうなのか?じゃあ犯人はバカなのか」


 マレルがそんなことを告げるとフライドファはフッと笑い丸マレルにマレルが考察した内容を否定した。


「いや犯人が、犯人らがわざと置いたやつだ。しかし、クラスメイトが見つけた証拠品はきっとこれから役に立つものだと思うからお前はしょげるなよ」


「しょ、しょげるわけないだろ!まったく俺をどう思ってるんだよ」


「ただの人間」


 そう告げるとマレルは大きな紙袋に入った小麦粉を持ち上げようとして袋の下半分が破れて小麦粉が落ちてきたときの目をした。


「なんだよただの人間って。じゃあフライドファお前は誰なんだ?」


「僕は日本語がうまい外人さ」


「そ、そうだったな。お前は日本人じゃなかったな。で、役に立つってどう行くことだ?」


「ああ、それかそれについては後でわかるから言わなくてもいいだろう。じゃあ僕は行くから」


「おい待てよフライドファ~!………。行っちゃったよ。あいついったい何者なんだ?」


 スパイです。フライドファはある機関から抜け出したスパイであり父親の手引きで日本にやってきたのだった。

 それはさておきフライドファはスパイの一般的なスキル隠密をし証拠品を持っていった刑事の近くにあった木の裏に隠れ刑事の話を聞いた。


「もしもし先輩?あ、はい。私です。実はあのマークが書かれたナイフが草むらに落ちていました。はい、それを拾ったのは私が今来ている学校の生徒です。え?そんな情報必要ない?そんなこと言わないでくださいよ。だってあのグループのロゴですよ。重要じゃないですか。もしかしたら犯人かもしれませんよ。え~そんな。わかりました。ですがこの証拠品は持って帰りますんで。はい、では失礼いたします」


 刑事は通話を終え携帯をしまいふぅ~とため息をつき生徒たちがいるところへ戻ろうとしたが刑事は何かにつまずき転んだ。


「いった~。なんだ?誰だ?」


 刑事は起き上がり足元を見るとロープが張ってあった。刑事はロープを切ろうと手をかけると別の方向からロープがやってきて刑事の足を捕まえた。


「ギャ!誰だ!ほんとうに!」


 これを聞くとフライドファが犯人と思うだろうが違う。フライドファは不思議なオーラを感知しさっき以上に存在を殺し何が起こったのか見ていた。


「いやいや、まさか僕たち~の存在が知られているとはびっくりするね。このことは上司に報告しなくちゃな」


「誰だお前は!」


 刑事は着ていたスーツの裏ポケットから拳銃を取り出しやってきたやつに突き付けたがやってきたものは怖気づ、そのまま歩いてきた。


「どうしたの?そんなおもちゃ持って僕に勝てるとでも思ってるの?ハハ!面白いな。う~んどうしようかな?君の罰は。そうだ!せっかくだから殺してあげよう。じゃあねバイバ~イ」


 刑事の前にいた者は腕にかぎ爪をつけ刑事に振り下ろしたが木の陰にいたフライドファが近くにあった木の棒を持ち刑事とかぎ爪の間に入りかぎ爪を止めた。


「きっきみはこの学校の生徒さん!」


「だ、大丈夫ですか刑事さん?助けに来ましたよ」


「ほう、まさか僕のかぎ爪を止めるとはなかなかどうしてすごいな。せっかくだ、君の名前を知りたいんだ。教えてくれるよね?」


 かぎ爪をつけた者がフライドファの持っていた木の棒から腕を引くとかぎ爪の者はそう聞いてきた。

 しかしフライドファはフッと笑い答えなかった。


「刑事さん逃げてください。こいつは危険な気がしますから」


「そ、そうなのか?君はどうするんだ?」


「僕ですか?安心してください僕は平気ですから」


「そうか、なら先に逃げるよ」


 そう刑事が告げると刑事は走って逃げて行った。

 刑事が逃げ終わったのを確認したフライドファはかぎ爪の者を見た。


「ふ~ん、君は逃げないんだね。すごいね」


「フッ、そうだ。俺は逃げない」


 フライドファは「僕」から「俺」に主語を変えた。


「ありゃりゃ?君の感じがなんか変わったね。それは良しとして僕の存在を見られたので君には死んでもらうよ」


 そんなこと告げたかぎ爪を一秒の間もなくフライドファはやつの腹を蹴った。

 するとかぎ爪は近くにあった木にぶつかった。


「痛いな。久々の痛みではないか、結構いたかったね。僕たちに痛みを与えられるのは普通の人じゃないんだよね。と、いうことは君スパイかな?」


「あ~あ。ばれたな~んてね。俺はスパイじゃない。しかし普通の人よりは強い。それだけだ」


「ふ~ん、そうか。僕の考察が間違い。ま、そんなことたくさんあるからいいんだけどね。あれ?僕何言ってるんだろう?そうだ!君に僕の名前を教えておこう。ぼくのなまえはガルスロナだ。よろしくねつよいにんげんさん。さて自己紹介も済んだし僕はこの辺で失礼させてもらうよ。じゃあね~」


 そう告げガルスロナは去っていった。ちなみにこの名前かぎ爪の者の本名じゃないような本名のような。前者か後者選ぶのはキミシダイ。

ガルスロナと名乗ったものはやつの所属する機関に帰りあることを報告するのだった。

_________________________________________

 こんにちはみんな。僕だよガルスロナさ。いや~まさかあんな一般人がこの世界にいるとはね。面白すぎて目が飛び出るところだったよ。それはともかく僕のいいや僕と戦った彼のことを応援してほしいんだよね。それじゃあまたね~!

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