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予定変更だな。とりあえず頑張れ

 フライドファとプロシットは飛行機に乗り北欧の国へと向かった。


『投機は3時間ほどで目的地に到着しますそれまでの時間を有意義ににににににににおすおすおっすすすすすすすすすごごごごごごしくださぁぁぁぁぁいませ。』


「?」


「??」


 この飛行機に乗っていた客はアナウンスに違和感を覚え頭にはてなマークをたくさん浮かべた。

 そんななかフライドファとプロシットはタブレットを使い今流れたアナウンスを調べた。


「雷水、アナウンス調べてみたんだけど外からの介入があったよ」


「やっぱりそうか。思ったんだがこの飛行機なぜかどんどん上に向かって進んでんだが何かわかったか?」


「わからない。ごめんね」


「そうか。別に謝らなくてもいいぞ。ただ気になっただけだから」


「そうか~」



 二人が楽しそうに話しているとまたアナウンスが聞こえてきた。始まった途端飛行機は揺れ乗っていた人たちは頭を抑えしゃがんだ。


『皆様ご搭乗誠にありがとうございます。投機はこれよりゲートを通ります』


「ゲート?」


 フライドファがそんな独り言をつぶやくとそれに反応するように放送が入った。


『ゲートとは別世界に行くための物であります。そして皆様にはいけにえになっていただきます。』



「「「キャー」」」「いけにえってなんだよ」「怖いよぉ~」「家に帰らせて~~~!!」


 などと客が言ってるがフライドファたちは真顔でタブレットを眺めていた。

 

「ねぇ雷水そろそろ動いた方がいいんじゃない?」


「そうだな。じゃあ動くか。」


 二人はシートベルトを外しバックに入れていた銃などを腰につけていたホルスターに入れ、暗闇でも見ることができるゴーグルとかスパイが使いそうなものを持ち席から立ち機体の後ろのほうにある部屋へと向かった。

 1分たち目的の場所に彼らが着くとフライドファは扉を蹴って開け銃を構えた。


「そこまでだ。」


「フフフフフフフフフ。やはりあなた方はここに来ましたか。ヨウコソ人間北欧の地へ」


「!!!まさかもうここは」


「ええ。此処こそ私たちが故郷皆様の世界では神話として扱われている北欧です。しかもそこのニブルヘイムです」


 ニブルヘイムそれは北欧神話に出てくる世界の名前ほかにもいろいろな世界が存在しているがフライドファたちはここにやってきた。


「ニブルヘイムね。ということはエデンもあるのかな?」


「エデンは違うと思うぞ」


「そう?」


「僕はね」


「ふ~ん」


 普通の人間だとこの場でくだらない話をしないのだが彼らは普通じゃないのでくだらない話をしている。何やってるんでしょう彼らは。


「おい人間そんなことを話している場合じゃないと思うぞ」


 二人が話していると後ろから巨体の男がやってきた。

 そいつの身長は2メートルぐらいありすごく大きかった。


「はぁ誰?あなた」


 睡六はキレかけていたため煽り口調で言ってしまった。


「クックック。面白いな貴様。さすが人類といったところか。なぁ天使。」


「そうですねぇ。面白いのでいいでしょう。で、我らが王の補佐であるあなたがここに来た理由を聞いてもいいですか?」


「ああ。俺が来た理由はこの機体を回収するためだよ。王はいけにえが欲しいからな早急に子の機体を回収し、王に献上する」


「やっぱりそうなんだ。あ、その件に関わりがあるんだけどこの二人は王に渡さないほうがいいよね?」


「そうだな。王も『普通ではないものが二人存在する。そいつらはいらぬ』と言ってたしな」


「そうなんだ。じゃあこの二人は私がもらうね」


「頼む」

 

 北欧の住民二人が話し、ことが決定すると天使と呼ばれていたものは眼を一回閉じもう一回開けるとフライドファをプロシットを睨んだ。


「「うっ!」」


「ごめんね君たちを渡しが拘束しちゃうね。ま~じでごめん。それじゃあ行くよ~~~~~ぉぉぉぉぉぉ!」


 天使は二人を縄で縛りゲートで飛行機の中と外をつなぎそこを通ってフライドファとプロシットを連れて行った。一方船に残された巨人はくすっと笑い扉を開け外に出て23階建てぐらいのビルぐらいの慎重になり飛行機を目の前を通過した虫をつぶすようにつかみ王がいる場所に向かった。


 


「私たちをどこに連れて気なの?天使とかいう子」


 プロシットが怒り100%でそんなことを言うと天使はくすっと笑い飛ぶのをやめ地上に降りた。


「面白いこと言うね。さすが人類。私が君たちをとらえた理由は王があなたたちを嫌ってたからこっちに連れてきたの」


「へぇ~そうなのか。その割には丁寧な縛り方だったな。まぁ俺にかかればとるのなんて簡単だけどな」


 フライドファが仕事の時に使う口調になった。その光景にプロシットは「わぉ」と思わず声を出してしまった。


「か、かっこいい!え?なに?君ってなにもの?」


「俺か?俺は雷水・フライドファそれだけだ。ひとつ言うなら今の俺口調だが仕事の時にだけ使う。普段は僕だから」


「へぇ~すっごいね!で、あなたは?」


 天使はさっきと違って可愛げに二人と話している。

 フライドファの次にプロシットに話を振ってきたのでプロシットは天使と同じテンションで自己紹介した。


「初めまして天使。私は睡六・プロシット。フライドファとは幼馴染かな?」


「へぇ~幼馴染か~。私にはそういうのいなかったな~。いいね。そうだ、連絡先交換しようよ!」


「わかった」「うん」


 三人は携帯を取り出し連絡先を交換した。この場面少し違和感があるのだが誰もそれに気づかなかった。なにかって?

 そ・れ・は天使が携帯電話を持ってることだよ~~~~~~!ふつう持ってないよね?でも持ってた。しかも最新の機種を。その機種が発売されたのは一週間前。天使は一週間前フライドファたちがいる世界に来たということだ。もしかしたら二人は天使とすれ違ったことがあるかもしれない。


「それじゃあ私の家に来て。」


「わかった」


「うん」


 二人は天使の家で一週間ぐらい過ごすことになった。ちなみにこの世界とフライドファたちが暮らしてる世界すなわち地球の時間は違う。この世界で100年たつと地球では1年というこっちの世界のほうが時間の流れが速いのだ。

 

  

 しばらくして彼らは天使の家に着いた。


「好きなところ座って。あ、部屋はどこでもいいよ。私の家広いから。それとおねぇちゃんがいるからあいさつしといてね~」


「「は~い」」


 二人は楽しそうな家に来たのであった。


二人は天使の家で平和な日々を過ごすのだがそれが終わり彼らはある機関から仕事をもらうことになった。

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