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輪廻  作者: 代田さん
最終章
202/203

7月21日 1

 7月21日(日)


 翌日も天気は文句なしの快晴。今日は遊覧船で芦ノ湖を一周する。人気がある乗り物だが、まだ午前中なのでそれほど待たされることもなく四人は乗船することができた。


「二階の甲板に行ってきたら? 今日は天気が良くて気持ちがよさそうよ」


 船室の椅子に座り、一息ついたみどりが言った。


「え、じゃあおふくろ、あの階段上んの?」


「私はさすがに無理ね。あなたたちだけでも行ってらっしゃいよ。せっかく船に乗ったんだから」


 段差が多いのと通路が狭いため車椅子を畳んで歩いて乗船したみどりだったが、さすがに少々疲れたらしい。笑顔でかぶりを振った。


「え、マジで?」


「当然でしょ。私はここから外の様子を見ているだけで十分よ。行ってらっしゃい」


 みどりに促されて、寺崎は玲璃と顔を見合わせた。


「……じゃ、行ってみるか」


「いいんですか? みどりさん、お一人で」


「いいわよ。あんまり気を遣わないで。私の方が困ってしまうわ」


 すると、無言で後ろにたたずんでいた紺野が口を開いた。


「いいですよ、お二人で行ってきてください。僕がみどりさんと一緒にいます」


「何を言ってるの。私は子どもじゃないのよ。せっかく来たんだから、三人で行ってらっしゃい」


 そう言うとみどりは、笑顔を収めて紺野をじっと見つめた。


「……私がいない方が話しやすいことも、あるでしょ」


 その言葉に、紺野ははっとしたようにみどりを見つめ返した。

 玲璃はみどりの言葉の意味がつかめなかったらしく、不思議そうに首をかしげたが、寺崎は何か思い当たることがあったのか、硬い表情で紺野に向き直った。


「確かにそうだな、行こうぜ紺野」


 強引に紺野の二の腕をわしづかみにし、問答無用で歩き始める。紺野は戸惑ったように寺崎を見上げたが、そのまま抗えようもなく引きずられるようにして甲板に連れて行かれる。まだよく事態が飲み込めていない玲璃は、みどりに小さく頭を下げると慌てて二人のあとを追った。

  


☆☆☆



 甲板に出ると、船のエンジン音とともに、湖面を吹き渡る強い風が吹き付けてきた。

 真っ青な空に、水面が日差しを受けてキラキラ輝いている。甲板にいる観光客たちは一様に笑顔を浮かべながら、風景を眺めたり写真を撮ったり、思い思いに楽しんでいる。

 寺崎は紺野を引きずってそんな観光客の間をすり抜けると、人気の少ない船首付近でようやくその手を離し、彼に向き直った。

 紺野は寺崎に目を合わせようとはせず、黙って斜め下を見つめている。ようやく追いついてきた玲璃が、紺野をにらみつけている寺崎を不安そうに見やった。


「いったい、どうしたんだ? 二人とも……」


 寺崎はその問いには答えず、紺野をにらみ付けながら低い声音で問う。


「おまえ、何か、ずっと変だったよな」


 紺野は答えなかった。長いまつ毛を伏せて黙っている。


「話しかけても上の空だし、あんま話さねえし。……どうしたんだよ」


 その言葉に、玲璃は思わず苦笑した。


「もともと、紺野はそんなに喋る方じゃないだろ。私は、別に変だとは思わなかったけど……」


 寺崎は斜め後ろに立つ玲璃を横目で見やった。


「少しだけど、一緒に暮らしたことがあっからな、俺は。勘みてえなもんが働くんだ。おふくろも何か感じてたみてえだけど」


 そう言うと、怖いくらいの目で紺野をにらみ付ける。


「せっかくおふくろがああ言ってくれたんだ、話せよ。いったいおまえ、何を隠してんだ?」


 うつむいて黙っている紺野の顔を、風に吹き散らされた茶色い髪が無造作になでる。玲璃は不安そうにそんな紺野を見つめていた。

 ややあって、ようやく紺野が遠慮がちに口を開いた。


「……です」


 エンジン音が響き渡り、甲板は結構騒々しい。つぶやくような紺野の声は、そのエンジン音にかき消されて、ほとんど聞き取れなかった。


「は? 何? なんつったんだ?」


 寺崎が不機嫌そうに聞き返してきたので、紺野は先ほどよりいくぶん大きい声で、もう一度先ほどのセリフを繰り返した。


「……しなくちゃいけないんです」


「え? 何がいけないんだ? おまえさ、もうちょっと大きい声出せねえのかよ」


 寺崎にどやされて、紺野はむっとしたように黙り込んだが、大きく息を吸い込むと、ほとんど怒鳴るように声を張り上げた。


「お別れなんです!」


 寺崎も、玲璃も、目を丸くして固まった。

 紺野はいくぶん息を切らしながら再び目線をそらすと、先刻の言葉をもう一度繰り返した。


「皆さんと、お別れしなくちゃいけないんです」


「は? ……え、いや、ちょっと待て、紺野」


 思考がようやく回り始めたのか、寺崎がたどたどしく口を開く。


「何を言い出すかと思ったら……なんだよ、そのお別れって。おまえ、これからどっかに行くとかいうのかよ」


 紺野は硬い表情でうなずいた。


「この旅行が終わったら、僕はその足で千葉に向かいます。もう、順平さんの所にももどりません」


「……千葉?」


 寺崎が聞き返すと、紺野はようやく少しだけ顔を上げた。


「仕事を、順平さんに紹介していただいたんです。高校中退でも雇っていただけるとのことで、即決しました。明日から勤務する予定なんです」


 寺崎は口をポカンと開けて、言葉もなく紺野を見つめていた。


「……え? それじゃ……何か? おまえ、高校は……」


「退学します」


 さらりと答えると、紺野はきらめく湖面に目を向けた。


「退学届けは、もう提出しました。終業式の日に……」


 寺崎も玲璃も、あまりに突然のことで、何を言えばいいのか分からなかった。困惑しきった表情で黙り込んでいる二人に、紺野は頭を下げた。


「すみませんでした、急で……。勤務開始日をそこにするしかなかったんです。でも、旅行だけはどうしても行きたかったので、こんな形になってしまって」


 そう言うと、口元に寂しげな笑みを浮かべる。


「言おう言おうと思っていたんですが、なかなか言い出せなくて。挙動不審だったみたいですね。すみません」


 寺崎は、両の拳を爪が食い込むほど握りしめた。開きかけた唇が、言葉を探すように震える。


「……どうしてなんだ?」


 ようやく絞り出したその声は、かすれて裏返っていた。


「どうして行かなくちゃいけねえんだ? やっとこれから普通に暮らせるようになったってのに。なんでおまえが行かなくちゃならねえんだよ!」


 エンジン音が騒々しい甲板上に、寺崎の怒声が響き渡る。何人かの観光客が、いぶかしげに寺崎を見やった。

 紺野は答えなかった。心持ち目を伏せ、じっと足元を見つめている。

 と、それまで黙っていた玲璃が、ぽつりと口を開いた。


「私のせいなんだろ」


 寺崎は眉根を寄せて玲璃を見た。

 玲璃は風に吹き散らされる紺野の茶色い髪を、悲しげな目でじっと見つめている。


「私がいるから……そうなんだろ」


 紺野の答えはなかった。寺崎は訳が分からないとでも言いたげに肩をすくめ、首をかしげる。


「なんで玲がいるから紺野が行くんだ? さっぱり分かんねえ」


 玲璃は首を巡らせて寺崎を見た。その悲し気な目線に、訳が分からないなりに何かを感じた寺崎は、言いかけた言葉を飲み込んだ。

 と、目線を足元に落としていた紺野が、ポツリと口を開いた。


「自信が、ないんです」


「自信?」


 いぶかしげに聞き返した寺崎に、紺野は小さくうなずいてみせる。


「自分に流れている血に逆らいきる自信が、……ない」


「血?」


 紺野は顔を上げると、まだよく飲み込めていない様子の寺崎を、悲しそうな目で見つめた。


「僕は本来、神代総代になるべき人間だったと……そういう結果が出てしまいましたよね」


「でも、ならねえんだろ、おまえ。それでいいことになったんじゃねえか」


 寺崎の言葉に、紺野は小さくかぶりを振った。


「組織や制度上の問題だけならそれで十分なんですが、問題は僕の体に流れている、この血なんです」


 紺野は、そこで初めて玲璃にちらっと目線を向けた。目と目が合った途端、背筋一気に駆け上がるあの感覚に、玲璃は思わず息をのむ。


「僕は裕子以外の人間と、そういう関係になる気は一切ありません。ですが、僕の体に流れているこの血によって引き寄せられてしまった時、僕はそれに抗いきれるのかどうか……正直、自信がないんです」


 寺崎はようやく紺野が何を言わんとしているのか悟ったらしい。血の気の引いた顔を、ゆるゆると玲璃に向けた。玲璃は紺野の気持ちを察しているのか、硬い表情でうつむいている。


「魁然総帥は、奥さまとお子さんを愛しておられた。でも、そんな魁然総帥でさえ、血によって激しく裕子に引き寄せられてしまった。あの方でさえそうなんですから、この血の力がいかに強いか、よく分かります」


 紺野は振り絞るようにそう言うと、目線を落とした。


「もし万が一、そんなことになってしまったら、魁然さんに対しても、裕子に対しても、……そして、寺崎さんに対しても、申し訳が立たない」


 うつむく玲璃の目のあたりから、ぽたぽたと涙が滴り落ちる。

 寺崎は両手を固く握りしめ、しばらくは何も言わなかったが、ややあって、震える唇の隙間から、かすれた声を絞り出した。


「……だから、姿を消そうってのか」


 紺野は目線を落としたまま、無言でうなずいた。

 寺崎は、先刻から握りしめていた拳に、さらにぐっと力を込める。


「寺崎⁉」


 玲璃が息をのんだのと、その拳がうなりを上げて空を切ったのは同時だった。

 紺野ははっとする間もなく殴り飛ばされていた。一切手加減していなかったのだろう。反射的にシールドを張ったにも関わらず、紺野は三メートルほどすっ飛ばされて船体に背中から激突した。周囲にいた観光客から悲鳴が上がる。


「俺をバカにしてんのか!」


 船体に背中をもたれ、口元の血を拭いながら、紺野はそう叫んだ寺崎を見上げた。


「おまえを選ぶにしろ、俺を選ぶにしろ、決めんのは玲だ! 何で逃げるんだ? 正々堂々と勝負したらいいじゃねえか! 俺は受けて立つし、その上で玲を振り向かせる自信もある!」


 紺野は甲板に両手をつき、うつむいた。まるで土下座でもしているかのような格好だった。


「……あなたには理解できなくて当然です」


 寺崎はその言葉にぴくりと眉を上げた。

 紺野は顔を上げず、振り絞るように続けた。


「選ぶも、選ばないもないんです。その血が覚醒すれば、無意識に引き寄せられてしまう。……たぶん、そういうものなんです。たとえ魁然さんの気持ちが寺崎さんに傾いていても、ひとたびその血が目覚めれば、恐らく彼女は僕に引き寄せられてしまう。これは、普通の恋愛感情で説明がつくものじゃない。本当に遺伝子レベルの、どうしようもないものなんです」


 寺崎は紺野をにらみ付けながら、忌々しそうに吐き捨てた。


「そんなに引き寄せ合うものなんだったら、素直に一緒になればいいじゃねえか。俺に気をつかって身を引くみたいなマネをしなくたって……」


「そういう訳じゃないんです」


 紺野は顔を上げると、まっすぐに寺崎を見つめた。


「僕が消えるのは、僕自身のためです。僕は、裕子以外の人間とそういう関係になるつもりはない。でも、もしこのままここにいて、魁然さんに引き寄せられてしまったら……僕は多分、抗えない」


 言葉を切ると、ちらりと寺崎の背後にたたずむ玲璃を見やる。


「幸い、今ならまだ、魁然さんも僕も強く引き寄せ合ってはいない。今がギリギリなんです。本当はあの時、全てのカタがついて寺崎さんの家を出た時、僕は消えようと思った。でも、順平さんがその後の生活を心配して、勤務先や住む場所を決めてからにした方がいいとおっしゃって……それで、一学期の終了するこの時期に合わせたんです」


 紺野の言葉を聞きながら、玲璃はずっと涙を落とし続けていた。あの病院で、紺野と向かい合って話したあの時に、紺野の気持ちは分かっていた。紺野が愛するのは裕子ただ一人なのだ。その揺るぎない愛情に、玲璃は裕子が少し羨ましいような気さえしていた。

 紺野はよろよろと立ち上がると、観光客らが固唾かたずをのんで見守る中、寺崎にゆっくりと歩み寄った。


「本当にすみません。いくらでも殴ってください」


 居住まいを正すと、頭を下げる。


「それで許していただけるんでしたら、いくらでも……」


「許せねえよ」


 吐き捨てるようなその言葉に、今までとは違う感情が含まれている気がして、紺野は顔を上げて寺崎を見た。

 寺崎は日差しを受けて輝く湖面を見つめながら、自嘲気味に笑っていた。


「俺はいつも、おまえの役にたてねえな。どうにかしてやりてえって気持ちはすげえあるのに……結局、俺にはどうしようもないことばっかりなんだ。今回だって、俺にはどうすることもできねえ。おまえの血を全部抜いて、俺のととっかえる訳にもいかねえし」


 深いため息をつくと、うつむいて奥歯をかみしめる。


「結局、最後の最後まで、俺は役立たずのまんまだった。俺は、自分が許せねえ。役立たずの自分が、許せねえんだ!」


「そんなことはありません!」


 紺野の叫びが、エンジン音の響く甲板にこだました。

 寺崎も、玲璃も、そして周囲を取り囲むやじ馬たちも、甲板の真ん中にたたずむ少年に注目し、その動向を息を詰めて見守る。


「僕はあなたと出会えて、本当に幸せだった」


 紺野は足元に目線を落とすと、つぶやくように語り始めた。


「四月のあの日、寺崎さんに会ってから……僕はずっと幸せでした。本当にいろいろなことがありましたが、……」


 声を震わせながら、途切れ途切れに言葉を継ぐ。


「あなたに素性がばれた時、僕は許してもらえるとは思っていなかった。でもあなたは、僕を許してくれた。それどころか、いろいろな場面で僕を助けてくれた。その一つ一つが、僕は本当に嬉しくて……」


 こみ上げる嗚咽を抑えきれず、呼吸を整えるように言葉を切る。


「高校も、本当に楽しかった。十六年前、初めて高校に通ったあの時より、はるかに。僕は寺崎さんに出会って、友だちと呼べる存在を初めて得ることができた。それは本当に僕にとって、何事にも代えがたい出来事でした」


 紺野は涙にぬれた顔を上げると、まっすぐに寺崎を見つめた。


「本当にありがとう、寺崎さん」


「紺野……」


「あなたに会えたおかげで、僕はきっと、これからも生きていける。どんな状況に陥ったとしても、もう二度とこんなことはしない。それだけは、はっきりと言い切れます」


 そっと自分の腕を押さえると、紺野は少しだけ笑った。泣き笑いのような表情だった。


「だから、役立たずだなんて言わないでください」


 寺崎は凍り付いたように動かなかったが、そこでようやく口を開いた。


「……紺野」


「はい」


「俺を殴れ」


 唐突な依頼に、紺野は目を丸くして動きを止めた。


「さっき、俺はおまえを殴ったけど、謝るつもりはねえ。だって俺は、おまえがいなくなっちまうことが許せねえんだから。あれは仕方ねえと思ってる」


「寺崎さんの気持ちは分かります。僕も謝れだなんて言う気は……」


「でも、不公平だろ」


 寺崎はそう言うと、笑った。


「おまえ一人だけが殴られて終わりなんておかしいじゃん。おまえはある意味、俺たちのために消えるんだ。それなのに、……おかしい話だろ」


 ほっとしたように表情を緩めると、紺野はかぶりを振った。


「おかしくなんかありません。ギリギリになって、いきなりこんな話を出されれば、誰だって混乱しますから……」


「……全く」


 寺崎は、ため息をついて苦笑した。


「おまえって、いつもそう。落ち着いてて、優しくて、穏やかで……絶対に感情的にならねえんだよな」


 つぶやくと、寺崎は紺野に向き直った。その真剣なまなざしに、紺野ははっとしたように表情を改める。


「何でもいいから殴れよ。だって、おまえ、殴られたんだぜ。おまえがいなくなっちまう、ただそれが気に入らねえってだけで……。普通、納得いかねえだろ」


「そんな、寺崎さんの気持ちは……」


「紺野!」


 寺崎の怒号に、紺野は言いかけた言葉を飲み込んだ。


「いいから殴れ! そうしねえと安心して別れられねえだろ!」


 寺崎は叫ぶと、目を閉じて奥歯をきつくかみしめる。

 紺野は困惑しきった顔でうつむく寺崎を見つめていたが、ゆるゆると自分の右手に目線を移した。そうしてしばらく、じっと右手を見つめていたが、ふいにぐっとその拳を握りしめると、意を決したように顔を上げ、寺崎の左頬めがけて渾身の右ストレートをたたき込んだ。

 乾いた音が甲板上に響き、玲璃は息をのみ、周囲を取り囲む野次馬がどよめく。

 寺崎は、たまらず一歩よろけたようだった。


「……ってえ」


 寺崎は口元の血を拭うと、目を丸くして紺野を見つめ、笑った。


「驚いた。おまえ、結構パンチ重いな」


 紺野は黙っていた。何も言わず、硬い表情で足元をじっと見つめている。寺崎はクスっと笑うと、顔を上げて周囲の野次馬を見回した。


「どーもお騒がせしました! これで終わりましたんで、だいじょーぶです!」


 やけに明るくそう言うと、うつむいている紺野の肩をぐいっと引き寄せる。


「もう仲直りしましたんで、ご安心ください! お騒がせして、マジですんませんでした!」


 大声でそう言いながら船室に向かって歩き始めた二人に気おされて、やじ馬たちは戸惑った様子で道をあけた。寺崎はペコペコ頭を下げながらその道を通り、紺野を引きずって船室に降りていく。玲璃も慌てて会釈しながらその後を追った。

 いつのまにか陸が近づき、船は間もなく周遊を終えるところだった。

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