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輪廻  作者: 代田さん
第五章 解放
182/203

6月22日 5

 紺野は、再び夢を見ていた。

 あれは、いつだっただろう? たくさんの子どもたちを乗せて、小さなマイクロバスが走っている。初夏の風をうけ軽快に走るバスの中は、陽気な歌や子どもたちの明るい笑い声で満ちあふれている。

 その中に、にこにこしながら似顔絵を手に座っている、五歳くらいの子どもの姿。


――あれは、僕?


 突然、彼の手にしていた似顔絵を、一人の子どもがむしり取った。彼は泣きながら、返してくれるよう懇願する。だがその子が手にしていた似顔絵は、ふとした拍子に窓の外へと舞って行ってしまった。

 泣いている彼を、優しく肩を抱いて慰める先生。だが、彼にその声は届いていないかのようだった。


――そうだ。あの時の僕は、似顔絵を取り返すことしか頭になかった。


 そして、次の瞬間。彼の姿はこつ然と消えた。

 紺野は思わず目を堅くつむった。とても見ていられなかった。あのあと、自分を見る先生や友だちの目が明らかに変わった。あの日を境に、自分は孤立していったのだ。

 再び目を開いた紺野が見たのは、あの高校の教室だった。

 窓際には、清楚せいそな印象の、髪の長い女生徒の姿。


――裕子⁉


 息をのんだ紺野を、裕子はじっと見つめている。やがて、優雅な足取りでゆっくりと彼の方に近づいてきた。彼女の、花のつぼみのような唇から漏れる、鈴を転がすような懐かしい声。


「あの、すみません……」


 紺野は何も言えなかった。ただ、彼女の大きな黒い目を、吸い寄せられるように見つめることしかできなかった。だが、そんな彼の反応には頓着なく、彼女は何とも言えない美しいほほ笑みを浮かべながら、こう言った。


「良かった。やっぱりあなたにもあったのね、力」


 背筋があわ立つような感覚に凍り付いている紺野の目の前で、裕子のほほ笑みは徐々に崩れ、いつしか泣き顔に変わっていった。


「あの男はあの子をわたしから奪って、知らない顔で別の女に育てさせている。母親であるわたしのことなんか、最初から存在してなかったかのように無視して……。あの男は、わたしのことなんか愛していなかった! わたしはあの男に、子どもを産む道具として利用されただけだったのよ!」


 紺野はごくりと唾を飲み込むと、思わず一歩後ずさる。

 うつむいて、きゃしゃな肩を震わせながら泣き続けていた裕子の目が、突然大きく見開かれた。口元が苦痛にゆがんだ、次の瞬間。腹部が内部から突き上げられたかのように突出したかと思うと、その腹が音をたてて裂けた。あふれ出る鮮血と、こぼれ落ちる内臓と、力強く裂け目をつかむ、血だらけの小さな、手……。


――やめてくれ!


 立位を保つことすらかなわずに、紺野は頭を抱えてしゃがみ込んだ。

 こぼれ落ちる内臓を引きずりながら、裕子は音もなく崩れ落ちた。鮮血にまみれた腹の裂け目を押し開き、そこからねっとりとはい出してきた、恐るべき姿……。


――僕はもう、あいつを憎んでいない! そんなもの、もう見せないでくれ、頼む!


 赤子は口の端を奇妙にゆがめてにやりと笑ったようだった。そして、ゆっくりとした口調で、こんな送信を送りつける。


【オナジ】


 紺野は耳をふさぎ、必死で意識を閉ざそうと試みる。が、目をつむっているにも関わらず、彼の目にはありありと、あの時の光景がよみがえってくる。紺野に殺された警官の、あの悲しげな目。崩れ落ちるビルのはざまに見え隠れする、三百八十四人の人々の、叫び……。

 固く閉ざされた目の際から、涙が一筋、そのやつれた頬を伝い落ちた。


「やめてくれ……」


 嗚咽しながらかすれた声でつぶやく紺野の頭に、死んでいった人々のその瞬間が次から次へと映し出される。崩落とともに虚空に投げ出される幼児、崩れ落ちる柱の下敷きになった老人、目の前でつぶされた我が子を引きずり出そうと泣き叫びながらがれきをかき分ける主婦、倒れてきた壁に頭を割られ、噴水のように鮮血を飛び散らす男……。

 紺野はもう、限界だった。改めて見せつけられた自分の罪の重さに全身が凍りつき、立ち上がることすらできなかった。


――死ななければ。


 紺野は震えながら、ゆっくりと閉じていた目を開いた。

 生きたいだなんてとんでもない。そんな資格、自分にあるわけがない。たとえ今、自分を追い詰めるものが何もなくても、自分の罪は消えていない。自分が殺したあの人たちは帰ってこない。どんなに許しを請うたところで、その罪は消えるものではないのだ。


――僕は今すぐ、消えなければ。


 何の罪もないあの人たちが死んで、自分だけのうのうと生きて、生きたいだなんて勝手なことをほざいて……何を考えていたんだろう。自分は死ぬべきなんだ。今すぐ、消えるべきなんだ。

 紺野の意識は、一直線に死に向かって流れていった。

  


☆☆☆



「あの男の意識が、死に向かっています……」


 ぜいぜいと荒い呼吸を繰り返しながら、沙羅はかすれた声を絞り出した。彼女はもう、限界に近かった。亨也の胸に自分の体重を預けて、立っているのもやっとという状況だった。

 だが亨也は、沙羅に頼る他はない。今、紺野の解放は八十八パーセントまで進んでいる。今ここでシールドを解けば、エネルギーは一気に放出されてしまう。アリゾナどころか、アメリカが丸ごと消えてもおかしくないほどのエネルギーが、すでにシールド内に充満しているのだ。


「沙羅くん……」


 いったん開きかけた口を、ためらうようにつぐむ。再び紺野の側に行ってあの衝撃波を浴びれば、弱まった沙羅の意識は消し飛んでしまうかもしれない。すなわち、沙羅はそのまま死んでしまうかもしれないのだ。

 亨也は沙羅を支える腕に力を込めた。その細い体を、力いっぱい抱きしめる。


「……大丈夫です」


 すると沙羅が、亨也を見上げて小さく笑った。


「私はそのために来たんですもの。私がやらなくて、誰がやるんですか」


 亨也は唇を震わせながら、沙羅を何とも言えない表情で見つめた。

 沙羅はそんな亨也の頬に、そっと右手を添える。


「キスして……ください」


 沙羅は弱々しくほほ笑んだ。


「最期に、もう一度だけ……」


 亨也は沙羅を見つめた。艶やかな肌と、かれんな口元と、凛としたまなざしと、細い首筋と……その全てを目に焼き付けるかのように見つめていたが、やがて静かに目を閉じて、そっと唇を沙羅の唇に重ね合わせた。

 互いの呼吸が溶け合い、混ざり合うかのような濃密なキスをかわしながら、沙羅は亨也の背に添えた手に力を込める。亨也もそれに答えるかのように、より一層力強く沙羅を抱き締める。

 そのまま数刻、二人は動かなかった。

 やがて静かに唇を離すと、沙羅は亨也を潤んだ瞳で見つめながら、艶やかにほほ笑んだ。


「ありがとう、ございます」


 次の瞬間。沙羅の体は、目映いほどの蒼い輝きに包まれた。

 意識の抜けた沙羅の体が、亨也の腕の中でがくりと崩れ落ちる。

 ぐったりした沙羅の体を抱きかかえながら、亨也は目を固く閉じた。奥歯を折れんばかりにきつくかみしめながら。



☆☆☆



 真っ暗な、平原。その中心にうずくまる、紺野の背中。

 沙羅はぼろぼろのトレンチコートの裾をひるがえしながら、震えている紺野に歩み寄った。気配に気付いたのか、紺野が少しだけ顔を上げる。


【あなた、死ねないんでしょ】


 その問いかけに、紺野は決然とかぶりを振った。


「それは勝手な言いぐさでした。僕のような人間に、生きる資格なんてないんです。今すぐ、死ぬべきだったんです」


【それこそ、勝手な言いぐさよ】


 吐き捨てるようなその言葉に、紺野はおずおずと顔を上げた。

 沙羅はぼろきれのようなトレンチコートをはためかせながら、どこか遠くを見つめていた。


【これは、夢なんかじゃないわ】


 紺野はけげんそうな表情を浮かべると、おそるおそる首を巡らせて周囲を見回す。


【ここはアリゾナにある、神代財団が所有する、遊休地。あなたの力を百パーセント解放するためにしつらえられた場よ。あなたは今、八十八パーセントまでその能力を解放している。そのために、ここはこんな風になった】


 紺野は目を見開いて息をのむと、焦ったように再度首を巡らせて周囲を見回した。暗雲がたれ込め、雷鳴のとどろくこの地獄のように荒涼とした風景は、……自分が作り出したもの⁉


【現実から目をそらさないで】


 破れたトレンチコートの裾をちぎれんばかりにはためかせ、かすり傷だらけの顔で、それでも力強いまなざしで紺野を見下ろしている、沙羅。紺野は半ばぼうぜんと、そんな沙羅を見つめ直す。ということは、彼女のこの姿も、……現実?


「僕の……ために?」


【勘違いしないで】


 沙羅はぴしゃりと言い放つと、厳しいまなざしをまっすぐに向けた。


【私は、私のためにこの道を選んだ。総代とともに、総代の役に立つことが私の幸せだから】


 苦し気に肩で息をしながら、つぶやくように送信を継ぐ。


【確かにあんたが死ぬのはあんたの勝手よ。でも、あなた、約束したんじゃなかった? 生きて帰るって。寺崎くんと、みどりさんに】


 その名前を聞いた瞬間、紺野はハッと目を見開いた。


【それなのに、何を弱気になってるのよ。あとちょっとなのよ。総代は、今も必死でシールドを張り続けてる。おかげで今のところ、この遊休地の外に一切被害は出ていない。総代がどんな思いでこの場に臨んだか知ってる? 総代は死ぬ気よ。あなたが神代家を継ぐ人間だから、自分はどのみち死ぬからって言って……。そんな総代の気持ちを、あなたは全部無駄にする気なの? 冗談じゃないわ! しっかりしなさい!】


 沙羅はたたきつけるように送信すると、息を切らして黙り込んだ。

 紺野はそんな沙羅を、ぼうぜんと見つめていた。死を志向するベクトルと、生を模索するベクトルが、真っ向から対立しながら紺野の意識を引き裂き、何をどうすればいいのか分からなくなっていた。

 沙羅は、そんな紺野を優しく見つめながら、静かに続けた。


【あなた、生きたいんでしょ。あの人たちと、一緒にいたいんでしょ。それでいいのよ。何もおかしいことじゃない】


 座り込んでいる紺野の前にひざまずくと、その頬に手を添えるようなしぐさをする。


【あなたは生きて、私たちの分も幸せになって。あなたが幸せになることを、総代は何よりも願ってる。寺崎くんや、みどりさんも……みんなの願いを、無にしないで】


「神代さ……」


 不規則に痙攣けいれんする喉の動きに言葉を奪われ、紺野は嗚咽を飲み込んだ。


【そのためには、あなたは自分の力を完全に解放する必要があるの。恐れないで解放して。絶対に、総代は抑えてくれるから……】


 紺野はしばらくの間、黙って肩を震わせていたが、ややあって、小さくうなずいた。


「……ありがとうございます」


 紺野は顔を上げると、心なしか疲れたようなほほ笑みを浮かべる沙羅を、不安げな目で見つめる。


「解放します……約束します。だから、神代さん」


【何?】


「僕から、離れてください。あなたの本体は、相当に近いところにいるはずです。一キロメートルくらいでしょうか……これでは、危険すぎる」


 沙羅は目線を落とすと、寂しげに首を振った。


【残念ながら、もう、限界なの】


 時折、乱れたテレビ画面のようにゆがんでかすむ沙羅の弱々しい意識体を、紺野は息をのんで見つめた。


【私はもう、自分の力で移動することはできない】


 そう言うと顔を上げ、沙羅はにっこり笑って見せた。


【大丈夫。私の側には総代がついてる。私が、あそこにいたいって言ったの。総代は、あの位置じゃないと全方位にシールドを行き渡らせることができないから。自分で選んだことだから、気にしないで】


「そんな……」


【くだらないことを気にしてないで、あなたは解放することだけを考えて】


 そう言って悲し気に笑う沙羅の姿に、次の瞬間大きな亀裂が入る。


【そろそろ、お別れね】


「神代さん……」


【生きて。……約束よ】


 消え入りそうな送信とともに、沙羅の意識はかすみ、ゆがんで、吹きすさぶ風に流されるように消えていった。



☆☆☆



 ギリギリで意識は体に戻ったものの、沙羅の目は開かなかった。消耗しすぎて、脳が休止状態に陥ってしまったのだ。

 亨也は沙羅を胸に抱きながら、泣き笑いのような表情でくすっと笑った。ありのままに話し始めた彼女に最初は度肝を抜かれたが、なかなかどうして、何とも彼女らしい活の入れ方だった。おかげで紺野も、何とか死ぬことからは意識を離せたようだ。

 だが、問題はここからだ。いくら全力で解放しようという意識があっても、心の奥底にある恐怖がそれを許さない可能性がある。ましてや紺野は、自分の力に対し根強い不信感を持っている。果たして解放がうまくいくのかどうか、まだまだ予断を許さない状況に変わりはなかった。



☆☆☆  



「よかったぁ……」


 寺崎は足を止めると、体中に入りまくっていた力を一気に抜き、はあっと息をついた。

 優子を抱えている寺崎は、優子がトレースしている状況をそのまま受け取っている。だから先刻、紺野の意識が自殺の方向に流れた時は本当に焦ったのだ。思わず走り出そうとしたものの、自分が行って何ができる訳でもない。寺崎は固唾かたずをのんでことの成り行きを見守っていたのだ。


「やるなあ、神代先生……」


 つぶやきつつも、寺崎は不安が高まってくるのを感じていた。彼女は恐らく、もう紺野の意識を遮断することなどできないだろう。それどころか、彼女自身に意識があるのかさえおぼつかない。彼女なしで、このまま紺野の解放が果たして無事に進むのだろうか。もう、紺野は意識が戻っている。彼一人の力で、百パーセントの解放など可能なのだろうか。迷いや不安が一片でもあれば、解放は難しくなるに相違ない。本当に大丈夫なのだろうか。


「……なあ、優子」


 優子の答えはなかったが、寺崎はひとり言のように続けた。


「もし、解放が中途半端で止まっちまったら、いったいどうなるんだ?」


【恐ラク、収拾ガツカナクナルダロウ】


「収拾がつかないってのは、……具体的に言うと?」


 優子は考えるように黙り込んでから、こんな送信をしてきた。


【コントロールガ効カナクナルトイウコトダ。現時点デモ、アイツノ経験シタコトノナイレベルノエネルギーガ放出サレテイル。最大値ヲ見極メナイママ、ソレヲコントロールスルコトハ不可能ダカラナ】


「てことは、このエネルギーが……出っぱなし?」


【ソウダ】


 ごくりと唾を飲み込む寺崎をよそに、優子は抑揚なく続ける。


【ソウナレバ、アイツハスグサマ自殺スルダロウ。簡単ナ話ダ】


 その恐ろしい予測に、寺崎は言葉もなかった。冷たい汗が背中を流れ落ちるのを感じながら、くるくる動く優子の無表情な瞳を見つめた。


【トニカク、一度始メタラ途中デヤメルコトハデキナイ。コノ解放ッテヤツハ】


「なるほどな。よく分かった」


 寺崎は心持ち青ざめながら小さい声でそう言うと、しばらくは無言で歩いていた。だが、ふと思いついたようにこんなことを聞いた。


「おまえも、自分の最大値を見極めてんのか?」


【アア】


「いつ、どうやって? こんなの、誰かの助けがなきゃ無理だろ」


 寺崎の問いかけに、優子は黙り込んだ。寺崎はいぶかしげに、そのくるくる動く大きな瞳をのぞき込む。

 ややあって、ぽつりと、優子は答えを返した。


【アタシガ生マレタ、アノ時ダ】


 寺崎は大きく目を見開き、思わず足を止める。


「……あの時?」


【アア】


 それきり、優子は黙り込んだ。

 寺崎は、自分の膝がわなわなと震え出すのを感じた。

 あの送信で見た、恐るべき惨状。肉片と化したあの男性教師は、優子の最大エネルギー放出に、運悪く巻き込まれてしまったということなのか。

 寺崎は改めて腕に抱えている優子の、その大きな瞳を見つめた。相変わらずどこを見ているか分からない、無表情な優子。だが寺崎は、彼女が泣いているような気がした。

 出生は本来、喜ばしいことのはずだ。誰しも赤ちゃんが生まれれば、喜びをもって新しい命を迎え入れ、大切に育てる。それなのに彼女は、生まれた瞬間から忌み嫌われ、守ってくれる者もなく、挙げ句の果てに肉親から命を狙われ、殺されかけたのだ。彼女はただ、本能のおもむくままに最大エネルギーを放出した、ただそれだけだったのに。

 それからはたった一人で、こんな不自由な体で生きてきた。守ってくれる親もなく、何の楽しみもなく、喜びもなく、単調な日々を浪費しながら。


「……そりゃあ、誰かを恨みたくもなるよな」


 寺崎はつぶやくと、悲しげな表情でうつむいた。

 優子はそんな寺崎の様子をじっと見つめているようだったが、ややあって、つぶやくように催促した。


【ソロソロ行クゾ。アイツガ不安定ニナッテイル】


 はっとしたように顔を上げた寺崎は、肩のあたりにゴシゴシと顔をこすりつけると、再び早足で歩き始めた。  

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