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終末から始まる物語  作者: 風間流治
深淵を覗くと
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異世界にて

「おぉぉ!若い戦士が12人も、よくやった宮司よ!」


「戦神が我らの切実なる願いをかなえてくださった。」


中央で羽織を纏った男が立ち上がりながら、喜び、

目の前の宮司たちは大麻を頭の上に掲げ祈る仕草をしている。


「えっと~。」


しばらくして、増田が、声をかけた。

すると中央の宮司が話始めた。


「おぉ。これは失礼をした。戦士たちよ、よくぞ参った。」


「はぁ。」


「よくわかっていないようだが、我らは神に願い、汝らをこの場へと

 召喚していただいたのだ。

 その願いというのは他でもない、蘇る邪神とその僕を我らとともに

 倒してほしいのだ。

 我らの願いが成就した暁には汝らは元の場所へと送還されるであろう。」


そのセリフを聞いて男子は

(どこのゲームだよ!)

と思い、女子はふつうに帰れないことに恐怖を感じ、また悲しくなり、

膝をついて、泣き始めた。


今川、風見は人知を超えた事象に戦慄し、

風間の2人はめんどくさそうな顔をした。

ふと、流治は気になり、質問をしてみた。


「なぜ、邪神が復活すると思うんだ。」


「おお。ごもっともな疑問ですな。封印の巫女というのがおりましてな。

 その巫女がいうには、すでに封印が破れかけており、その隙間から、

 すでに僕が出入りしはじめ、急速に邪神が力をつけているとのことなのです。

 私どもも数匹の僕は倒したのですが、邪神は力をつける一方で・・・。

 そこで、戦の神に必死に祈ったところ、あなた方が現れたというところです。」


「すじは通っているな。だが俺らは立志もまだな子供だぞ。

 戦えると思うのか。」


「そこは心配しておりません。召喚されたということは

邪神に対抗すべき隠れた才能があると考えます。

まあ、後程あなた方の力は調べさせていただきますので、

 その際に何かわかるでしょう。

 しかし、そうですか。立志もまだのお子でしたか。

それでは、女子たちがなくのも仕方がないことですね。

 わかりました。部屋を用意いたしますので、本日は湯あみをして、

 そちらでお寛ぎください。」


「それでは、皆さま。こちらになります。」


巫女さんが流治たちの前に進みでて、案内を始めた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その後ろ姿を見送り、羽織の男と宮司は打ち合わせを始めた。


「何と、子供であったとは。これでは、戦える力があったとしても、

 厳しいのではないか?」


「しかしながら、神の御意志を疑うわけにはまいりますまい。」


「そうだが・・・。」


「彼らにも言いましたが、力がなければ召喚はされないはずです。

 力があるからこそ、召喚された。

なればこそ、我らには召喚した責任と

それを見極める必要がございます。

 王よ。何卒、神の御意志に背かぬよう。」


「わかっておる。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

((ふ~ん。))


(そうとう切羽詰まっているね、流。)


(だな。最終手段は新たな巫女を生贄に再封印ってとこか。)


(蛇神[邪神]だけに?)


(そうそう。ってまだ見てもいないのにそのボケはないだろう。)


六花と流治は念話で会話をしながら、一番後ろから後をついていった。

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