表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
終末から始まる物語  作者: 風間流治
進化と欲望
60/238

異変

紅「また、私が主人公の話がないかな~。」

信「だな。」

「狂信者の取り締まり?」


「本部からの依頼でね。特定の生きている人物を崇める宗教の

取り締まりの強化を行ってほしいそうよ。」


「それと、生きることをあきらめさせるような戒律の宗教だな。」


「はぁ。なんで今更?」


「なんでも残党狩りを行いたいらしいのよ。」


「調査担当の部門は調査を?」


「したそうよ。原因は不明だけど、宗教の教祖と呼ばれている人物とその周辺は、

 私たちの劣化版の力を使えていたそうよ。」


「厄介ですね。それは確かに奇跡を見せることができる。」


「ねぇ。なんで私と流治も?」


「六花は潜入・調査が得意でしょ。流治は力を見せてほしいの。

 どんな力なのか把握をしておきたいのよ。」


「俺は構わない。でも、捕縛や突入系の任務は向かないからね。」


「それはなんとなくわかるわ。調査と暗殺、潜入のいずれかをやってもらいます。

 まあ、暗殺といっても悪霊相手だけどね。」


「ならいいけど。」


「ゴールデンウイークに六花と流治は私たちと

調査対象の近くのコテージに宿泊し、任務にあたります。

紅葉は市内の建物の破壊、信幸は申し訳ないけど、

横浜と首都圏に出張って任務にあたって。

二人のターゲットはこれよ。」


そういって、幸代は二人に紙を手渡す。


「これをゴールデンウイークに?」


「休みなし?!」


「ごめんなさいね。予測部門が最悪のビジョンを見たそうなのよ。」


「宗教以外のものが何件か入っているみたいだけど。」


「それも重要なのよ。」


「理由は不明だが、何人かの人物から例の『榊』の力と

未確定ではあるが悪魔の残滓があり、

重大事件を起こす可能性があるそうだ。」


「できるだけ、ターゲットを東京、横浜、熱海、山梨に

集まるように調整はしたみたいなんだけど・・・。」


「これが限界か。」


「あー!もういや、だれよ黒幕は~!!」


紅葉はがっくりとうなだれた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「あれが、今回のターゲットの施設よ。」


「調査内容は?」


「力を持つものがいないかの調査と悪魔の残照がいないかの調査よ。」


「六花の精霊で十分でない?」


「時間制限があるので却下。

結界を利用すると見える人物がいた場合、見られてアウト。

そこで、」


「俺か。」


「頼りにしているのよ。このところ体調もよさそうだし。」


「まあね。実行は?」


「今夜。」


「了解。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(よっと。)


<結界を感知。さすがは風間家。いい仕事だ。

 この中なら、扉の力は十二分に発揮できるぞ。>


(了解。じゃあ、改良版の忍び足と気配殺しを試しますか。)


流治は歩き出す前に、集中し、気配を殺す。


<さすが俺。見事なもんだな。振動すらほぼ消えている。>


流治はゆっくりと闇と影を移動し、施設の内部に潜入する。


(え~と。人がいる場所は~っと。うん?)


<どうした。>


(なんか前にもこんなことが?)


<既視感か?>


(なにそれ?)


<前に体験したことがあるような感じを受けることをそういうふうに言うんだ。

ただお前の場合は・・・。この後どうなるんだ?>


(たしか、ゾンビみたいのがその陰から・・・。えっ?)


<はぁ~。まじか。>


<嫌な予感的中か。>


<怨霊、悪霊の類ね。>


(まだ、ばれていないよね?)


<動くともしかしたらばれるぞ。あと・・・。>


(あと?)


<もう遅いか・・・。目が合うとな、後ろに立たれるんだわ。>


(へ?)


<振り向くなよ。>


(りょ、了解。)


体のところどころがボロボロの人物が流治の後ろで、

見えるんだろ見えてるんだろというように頭をぐりぐりさせる。


<いい加減うざいな。流治、剣を作れるか?>


(忍に手伝ってもらえば。)


<上等。剣を出したら、後ろに突き刺せ。>


(う~。やだな~。)


<実行。流。>


(う、うん。)


流治は左手の平に右手のこぶしの側面を当て剣を引きぬくイメージで剣を作り、

左脇の間から、後ろに向かって突き刺した。


「ぐぅうううう。」


(ひう。もういや~。気持ち悪い。)


<虫と多足生物とお化けはだめか。>


(どれも気持ち悪い~。はやく終わらせよう。)


<できるだけ、下を見て歩け。>


(う、うん。で目的地は。)


<宿舎だな。左の建物らしい。>


(さっさと調査をして帰ろう。なんか。ほかにもいるようだし。)


<だな。(異界化?まさかな)>

紅「今回は活躍できるかも?」

信「しゃっ~!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ