死の体験
信「題名が暗いな。」
紅「どういうことなんだろうね。」
息苦しくなって目を開ける。
女の人が、体にまたがり首を絞めているところだった。
何かを言いたいが何も声がでない。
何か女性がつぶやいている。
「ごめんね。ごめんね。私のせいで。育ててあげられなくて。」
どうやら、この体は彼女の子供のようだった。
伸ばした手も小さい。
しばらくすると、意識が途切れた。
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「はぁ。はぁ。はぁ。」
目が覚めても息苦しさが抜けず、息が荒くなる。
「何て。夢だ。」
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次の夜
また、夢を見た。
意識がはっきりとすると男と談笑していた。
飲み物に口をつけると、違和感を感じるが、
それでも話を続ける。
しばらくすると、目の前がチカチカとし、
呼吸が上手くできなくなる。
すると、男が
「すまない。」
と言って席を立った。
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「はぁ。はぁ。はぁ。」
目が覚めても息苦しさが抜けず、息が荒くなる。
「また?」
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次の夜
また、また、夢を見た。
(今度は何?)
薄暗い洞窟なのかわからないが坂を上っていた。
しばらくすると、上の方から、
ゴゴゴゴという音が聞こえた。
「えっ。嘘。」
とつぶやいて、回れ右をして、全速力で駆け降りる。
すると、まぶしい光が見えたので、勢いよくジャンプをする。
しかし、そこは高い崖で、勢いよく体が落ちたため、
そこで、意識を手放した。
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「う~ん。ひどい夢だった。」
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次の夜
ーバサーンー
ーバササーンー
(いきなり、この状況。)
そこは荒れ狂う海で、かろうじて、荷物につかまって、浮いている状態だった。
すると、何かが足につかまって、体が引き込まれた。
顔を水面につけて、中をのぞくと、女の子が必至に、しがみついていた。
慌てて、手を伸ばし、荷物の上に乗せるが、二人分の重さに耐えきれずに沈む。
そこで、意を決して、荷物から離れて、しばらく摑まるものを探したが、
徐々に体が重くなり、沈んでいく。
息をするのがつらくなり、そこで目が覚めた。
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「あれでよかったんだよね。」
自分の選択に納得するために、つぶやく。
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ーガターンー
(もう、驚かないぞ。)
しかし、すでに息が苦しい。
足をバタバタさせ、手もバタバタさせる。
すると手が何かにふれ、足の指先が板のようなものに触れる。
そして、体の主の声が聞こえる。
(もう、生きていても苦しい。)
(おいおい。自殺の体験かい。)
そして、目の前が暗くなっていく。
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「はぁ。はぁ。はぁ。」
目が覚めても息苦しさが抜けず、息が荒くなる。
「これで五日連続。悪夢だ。」
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生暖かい感触が左背のあたりから感じる。
(今度は?)
すると体の主が後ろを振り向くと、
美人がナイフを持っていた。
その美人が、
「死んで一緒になりましょう。」
と言って、自らの首を切った。
(え~。心中。)
そこで、暗闇に落ちた。
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「もう。ネタ切れだろう。」
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何かがのしかかっている感じを受け、
目を開けると、目の前には、
髪の長い、白またはグレーのワンピースの女性?がいた。
何かをつぶやいているが、聞き取れない。
だが、その女性と目を合わせてはいけない気がして、
慌てて目を閉じて、
(これは夢、これは夢。)
と念じる。しばらくして、体が軽くなったので、目を開けると、
女性の姿はなかった。
回りの様子を確認するために、周囲を見回すと、
焼けただれた人が。病院の廊下を歩いているのが見えた。
助けを呼ぶために、ナースコールを押すがならない。
(これも夢、これも夢)
再び目を閉じて、念じる。
しばらくして、目を開けると家だった。
疑問に感じず、急いで、親がいるリビングへと走る。
リビングのドアを開けると、両親が振り向くが、
徐々に白骨になり、カタカタと笑う。
流治は
「いやー!!」
と叫び、その声で目が覚めた。
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「はぁ。はぁ。はぁ。夢だよね?」
<どうした?!流治!>
「悪夢を見ただけ。もう相当の悪夢を。はぁ~」
信・紅「うわ~。」
ーひらひらー
信「うん?なんだこれ。」
紅「『もう少しで10話目だけど、ネタが続きそうにないので、適当に信兄か秋姉の話を書こうとおもいます。』だってさ。」




