7つの怪談との対決(第二怪談)
紅「あれ?先週投稿しなかったっけ?」
信「流からの言付けをもらっている。『ごめん、先週投稿したつもりになってた。続き考えるの手一杯で、投稿確認を忘れた。』だって。」
紅「りゅ~う!私の活躍回だったのに。」orz
「お話があります。」
そう言って、母は日曜日の朝に切り出した。
流治は特撮を見て、そのあとまた寝ている。
ここにいるのは私、信兄、親父と母の4人だ
「流が昨日の夜、術師が作った固有結界内で怪異に襲われました。」
「母さん。本当に?」
「ええ。本当です。」
「術師は誰ですか?」
「不明です。」
「で、どうするのです。」
「正さんには術師の正体を探っていただき、その間、学校の怪異の排除を信幸に
流の護衛を紅葉にお願いします。」
「ですが、話からすると流は昨日怪異を撃退したのでは?」
「撃退したでしょうが、様子を見る限りでは、ずいぶんと疲弊しています。」
「連戦や複数の怪異に対して、対処できないと?」
「そうです。どのように撃退したにしろ、力の制御ができていないのは確か。
それに、病み上がりにはきついと判断します。」
「俺は、小学校には入れないぞ。どうやって、排除を行えばいい?」
「タイミングや方法は後程考えます。後手後手になりそうですが。
紅葉には、都度排除を行ってもらい、残りを信幸に都度対応
という形にしたいと思います。」
「わかった。」
「何者にしろ、これは禁忌を使った悪質な行動です。
皆、気を引き締め取り掛かってください。」
「はい!」「応!」「了解!」
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月曜日の放課後、流治が学校からの帰り道、坂を下っていると、
「やーい、ちびでぶ、学校くんじゃねー。」
そういって、体格のいい3人が、後ろから、カーブミラーの破片をなげる。
「痛~い。」
流治は泣きはしなかったものの、破片が服や髪に絡まって、歩きづらくなった。
家につき、流治の様子に疑問を持った、父は流治を問いただし、
カーブミラーを投げた、子供の家に向かった。
「手前、人の子に何してんだ!」
「えっ。」
「人の子供に、カーブミラーの破片投げておいて、わびもなしか。えー!」
「す、すみません。」
「もう、二度とこんなことすんじゃねーぞ!」
「は、はい!」
いじめっこたちは、何が起きたか理解ができなかったが、
自分たちがさっき流治にやったことで、
怒られていることは分かった。
そして、この人にかかわってはいけないと本能で理解した。
(うん?)
それとは別に正幸は違和感を感じた。
そこで、玄関をでたところで、固有結界を張る。
すると、そこには、通常の人の魂とは別に真っ黒な魂が漂っていた。
「ちっ!」
正幸はその黒い魂を握りつぶす。
三つの黒い魂を握りつぶしたところで、固有結界を解除する。
「なんだ。あれは。魂を魂で浸食させるなんて。
時間が経過したら、どうなるかわかっているのか?」
正幸は、その後家に帰り、事の顛末を幸代に話た。
「厄介な。すでに、生徒のほとんどは浸食されているでしょうね。
精神が強ければよいのですが・・・。」
「そこは考えても仕方ないだろう。大人は分別がある分、
この件が終わったあとでも、対処はできるが、
生徒は下手にはがせば、魂に傷が着いちまう。気づいた端から対処をしても、
大元をたたかなきゃ逆にひどくなっちまう。
今回は、喰われた直後だったから対応できたが、次は難しいぞ。」
「紅葉と信幸の対応を早めにしましょう。」
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<おやぁ?いくつかやられたか。まぁ。まだ、まだ分魂はあるし、
だいぶ力も戻ってきたから、少しぐらいつぶされても構わないがね。>
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放課後、昨日を流治をいじめた子たちは、流治に謝り来た。
ただ、紅葉と幸代はそんなこともあったので、放課後、紅葉を待つように
流治に言い聞かせた。
「暇だな~。」
ーごろごろー
流治は2階のブロックソファーの上で、ごろごろしていた。
周りに何人か、本を読んだり、おいてあるパソコンで遊んだりしている。
紅葉は渡廊下横の児童会室で打ち合わせをしている。
時刻は4時を過ぎたころ、そろそろ家に帰ろうと、パソコンで遊んでいた子、
本を読んでいた子が、帰り始めた。
読みたい本が返却されたのを確認した流治は本を読んで、紅葉を待つことにした。
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XX第一小学校7つの怪談の②
静まり帰った学校。
電源の落とされたパソコン。
そのパソコンに急に電源が入り、真っ赤な画面に目が表示される。
その画面が数秒表示されたかと思うと、急に何事もなかったように画面は消える、
次の瞬間、その画面を見た生徒の後ろにノイズだらけの背の高い人物が現れる。
パソコンの消えた画面に自分の後ろの様子が移り、
恐怖に震えながら、生徒は振り返りその人物を見る。
次の瞬間、ノイズの中から、複数の目が、その生徒を見る。
そして、生徒とそのノイズの人物はその場所から一瞬で掻き消えてしまった。
翌日、生徒が座っていた場所に目から血を流した同じ生徒が死に絶えていた。
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4時半、帰宅のチャイムがなり、生徒会も打ち合わせが終わり、
紅葉も部屋から出てきた。
「りゅ・う。お待たせ。帰ろっか。」
「もう少ししたら、読み終わるから待って。」
「良いよ。」
紅葉は、流治の横に座り、その横顔を眺めている
(ふふ、小さくてかわいいな~。)
<姫さまは本当に小さい子が好きですね。>
<ショタコン?ロリコン?>
(おい、ルーシー、お前に、変態見ないなことは言われたくない。
お前は真正のド変態ナルシストだろうが。)
<ははは。姫、辛辣ですな。>
4時43分、急にパソコンの電源が入る。
「うぉ。」「きゃっ。」
悲鳴がした方を紅葉と流治は見た。
そこには7つの怪談と同じような、パソコンの画面が表示されている。
次の瞬間、2階のパソコンで囲まれた一角に固有結界の発動を紅葉は感じる。
(まずい。一般の生徒も巻き込まれた。)
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(ふむ、4人の一般の生徒と、風間の長女と次男がかかりましたか。
どうなるか、見ものですね。)
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(流治、これが怪談と同じなら、厄介よ。
目を合わせると金縛りにあうパターンが考えられる。
目をつぶっていなさい。)
(う、うん!)
「みんな目をつぶって!」
流治がそう叫ぶ。
(流治!?でも、ナイスアシスト!これで、力を使ってもばれないはず。)
紅葉は、流治の後ろにいた怪異をにらむ。次の瞬間、息も手も足も動かなくなる。
(しまった!)
<姫!何をしているのです!>
(ごめん。みんな、敵の力を見誤った。)
そんな紅葉をしり目に、ノイズの怪異は、流治や生徒に手を伸ばす。
「いやぁ。」「さわんな。」
触られた生徒の2人は気絶をした。
そして、怪異はつぶっている目を開けて、そこから、魂の破片を奪おうとする。
(そんな。私がいながら、こんな。いやだぁ。何も守れなのはいやだぁ!)
<姫様!?>
ーバチッンー
ーブワッー
熱風が吹く。その瞬間、気絶していなかった2人の生徒も気絶する。
熱風がやんだあと、紅葉の姿は白い髪、黄金色の眼になっていた。
その紅葉の前に両刃のロングソードが顕現する。それを順手で握り祝詞を唱える。
『悪しき魂には地獄の苦しみを、清らかなる魂にはひだまりの優しさをを、
爆ぜて包め、神の炎。』
<<やばっ。フレイア。防御を。>>
<っ!風壁!>
祝詞を唱え終わると、剣を一気に床に突き刺す。
その瞬間、再び熱風が吹く。
熱風に当たった、怪異は青い炎に包まれる。
紅葉は元の姿に戻り、ソファーに倒れる。
しぱらくして、固有結界が消える。
(流治。たぶん目を開けて大丈夫。)
流治は目を開けると倒れている、紅葉に気づいた。
「秋姉!秋姉!」
流治は紅葉をゆする。
「う~。あれ?どうやって倒したっけ?」
目を覚ました、紅葉は怪異が消えていることに気づいた。
ただ、どうやって倒したのか記憶がにない。
<姫様。覚えていないのですか?>
(何を?)
<<姫様!女神様みたいだった!>>
(は!?)
<あ~。無意識か。本能でやったんだな。>
(勇さん。もう少し、詳しく。)
<うまく。説明できん。双子の言っている通りなんだが。>
紅葉はなく流治をなでながら、思念でそんな会話をした。
「秋姉~。(T_T)。よかった、目を覚まして。」
(秋姉のあの力。もしかして。)
<<そうだ。原始の記憶が魂に及ぼした力だ。
だが、今回のそれは無意識で使ったみたいだがな。>>
(私たちにもあるの?)
<<あるにはあるが、最後の記憶を見ないと、お前らは使えん。>>
(ふ~ん。でも、神の炎って。あんたたちは慌てたんじゃない。)
<<危うく消えるかと思ったはわ!>>
(ははは。慌ててたもんね。)
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(何ですか!?あれは!使ったあと力が枯渇したようですが。
元々、当たり年と聞いていましたが、これは桁が違いますね。
さて、今日はもういいでしょう。)
この間と同じように竹藪でのぞいていた男は静かに掻き消えた。
「あれが、今回の事件の黒幕か。あの気配。もしかして。」
男は後で監視されているのに気づくことはなかった。
信「お前の活躍回っていうか。暴走回では?」
紅「戦闘があればいいの!」
信「この戦闘狂が!」
ーパシッン!ー




