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終末から始まる物語  作者: 風間流治
記憶と力
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原始の記憶5

紅「いつまで続くの?」

信「もう少ししたら、出番をだすってさ。」

<ちょっと、ライとヤクとレイと外の見回りにいってくるね。>


「は~い。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<エル。どうした。>


<アナタがソッセンしてウゴクナンテ>


<疑問>


<ちょっと気になることがあって、お付き合いいただきたいなと思ってね。>


<<<?>>>


ーーーーーーーーーーーーーー


<よっと。>


<どっこいしょ>


-カツッン-


-ブワッ-


<ココは?>


<アルと私が、気になっている場所。>


<地下?>


<そう病院の地下。>


<何もないではないか。>


<昨日病院内を調査したとき、病院には異界の門の気配はなかったし、

残留思念や悪霊の類も見当たらなかった。でも、アルも私もここから微弱だけど、気配を感じたの。>


<なら、しばらく歩いてみるかの。それにしては薄暗いの。>


<発見したら、伝える。>


<すまんのレイ。>


<レイダケではアリマセン。>


<まあ、そのための人選だしね。>


ーぴちゃん、ぴちゃんー


ーゴウン、ゴウンー


ーカツッン、カツッンー


<どう?>


<感あり?>


<ビジャクです。>


<ふむ?隠れとるな。>


ーとんとんー


<そこじゃ!>


ーボンッー


ーバリッー


<なっ!霧散したじゃと。>


<いいえ。ナイスです。姿を現しなさい。>


-パッ-


ーぴちゃん、ぴちゃんー


ーぐちゃ、ぐちゃー


<うわっ。>


<なんと。>


<不気味。>


<キモチワルイ。>


『チカラがきた。エサだ。食らう。食らう』


ーパリッー


ーブワッー


『痛い。怖い。やだ、やだ。』


ーどろっー


ーずりっー


<あっ。>


<しまった。>


<逃走。>


<マサカ。>


ーゴウン、ゴウンー


<あ~。やっちゃった。どうしようか?>


<仕方あるまい。次現れたときに仕留めれば。>


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(ふむっ。何者かわかりませんが、気づかれてしまいましたか。

まあ、概ね完了していましたし、良しとしましょうか。

それにしても何者ですかね。見つけられたにしては、

行き当たりばったり感がいなめませんね。

まあ、時間がもったいないですし。よしとしましょう。)


ーブウッンー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<<<<ただいま。>>>>


<お帰り。>


<アル、ちょっと。>


<うん?>


<地下にいったら、結界と人型のキメラがいたの。>


<なに?>


<しかも、結界はどう考えても、一族のものよ。>


<おいおい、じゃあ何か。一族の奴が混沌をばらまいているってか。>


<目的は分からない。でも、あんなものを生み出したからには、理由があるはず。

あと、もう一つ謝らないといけないの。>


<なんだ?>


<人型のキメラなんだけど・・・。逃がしちゃった。てへっ。>


<はぁ。てへっ。じゃねぇ。どうすんだよ。>


<力を欲していたから。餌場である。この病院から外へは行かないと思う。でも・・・。>


<重病患者。疲れている者。若いやつ。は危険か。それに、ここも。>


<そう。私たちの気配がある以上、すぐには来ないけど。>


<いつかは来るか。次の解放で、どうにか、こいつらの根源には触れることができるが、

だが、本調子には程遠いぞ。>


<それでも、やれないことはないでしょう。>


<まあな。結界が消えたってことは、0時まで、余裕ができたってことだよな。>


<そうですけど。>


<21時に記憶を解除するぞ。>


<そんなに急ぎます?>


<ほかの奴らには申し訳ないが、こうでもしないと、対処が難しいだろう。>


<そうですけど・・・。そうですね。>


<うっし!じゃあ何かあってもいいように。とりあえず、休むぞ。>


「休んでいいんですか!」


<お前はレイやライから教わっておけ。>


「そんな~。」


(次を解除すれば、基本的な戦いは可能になるはず。最後は根源の記憶だから、

次まで解放すればいいはずなんだ。)

紅「今回私たちの見せ場はないのかな?」

信「ないんじゃないかい。」

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