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終末から始まる物語  作者: 風間流治
記憶と力
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原始の記憶4

紅「今回は少し登場するようです。」

信「まともな、出演なら良いのだが・・・。」

「え~っと。雷、火、影ですか?」


<今のあなたでは、あそこの門に書かれている意味は分からないでしょう?

門そのものは、あなたの同一化を利用する際に現れるものと

類似していると思いますが。>


「そうなんですよ。今まで、あんな風に自分の記憶に鍵をかけたことがなくて、

最初の門もどうも、記憶の門の複製だったみたいなんですよね。」


<まあ、それもおいおいわかるでしょう。>


「それでは、ボルト、イフリート、シャドーを召喚します。」


<ええ。お願いします。>


ーバチッー


ーボッー


ーパリンー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

背の高い、知的な男が険しい顔で目をつぶっている

その男の後ろから、騎士の鎧をまとった女性が話かけた


「どうしたの兄さん」


「ああお前か。いや何、世界を見ていたのだか。このままいけば、

世界は自らの生命に殺されるのではないかと思ってな。」


「なるほどね。半永久のエネルギー。大量殺戮の力、大規模な自然を操る術。

今の力を応用すれば、できなくもないものね。」


別の場所から、意見を述べながらローブをまとったきれいな女の子が現れる。


「そうなんだ、今はまだ彼らが気づいていないだけで、それができてしまう。

特に魔法を使えるものと、そうでないものが手を組めば

その程度造作もなくできる。」


また、別の場所から、不機嫌そうな男の子が現れて言う。


「今は、魔法が使えないものが大半が虐げられているが、徒党を組めば、

彼らは賢くすぐに成長する。奴らはは楽をするためになら、知識を貯め、

使うのに長けているからな。」


「ではどうするのですか?」


「俺と妹の力で、世界を分ける。使えないものと、使えるもので世界を分ければ、

片方は成長が停滞し、片方は技術だけで成長をするだろう。」


「なるほど。ですが、それでは魔法がない世界は、少し不安定になるのでは?」


「ああ、法則の一部を失うからな。そこは考えている。使えるものを少数残す。

力は、魔法が残った方から取り出せるような仕組みを魂に仕込む。

その少数の中に、時折、我らが入り込み、調整をする。」


「影響を最小限にするわけですか。確かに、少数であれば、

調整ができそうですね。」


「やってみてからでも。調整ができそうですね。」


「そういうことだ。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(あれは、秋姉と信兄と私と流治?)


<どうだい。少しは思い出したかい?>


「いえ、全然。全く。というか、実感がわきません。」


<まあ、見ているだけなら、そんな感じかな。>


「でも、この門を作りだした理由は分かった気がします。

これ、もともと私の領分だったのですね。」


<そう。君は自分の力は何だと思う?>


「光と創造と水。」


<精霊使いなら忘れていても、創造が一つの力だと認識できているか。>


「ええ、忘れる前なら、この文字が読めたかも。」


<ダガ、アナタサマのチカラはソレダケデハアリマセン。>


先ほど、門を開いたことで新たに3人の人物が出てきていた。

独りは金属の塊のような人間、もう一人はドワーフのような人物、

そして、黒いもやの人型がいた。


<ぬしの力はもう二つある。>


<影と時。>


<そうなんだよね。影は光がなければ存在できず。時は流れを表す。>


<使い方そのものはそのうち思い出せるでしょう。>


<それになんとなくわかるでしょう?>


「時は同一化、影は流治の対。」


<そういうこと。>


「私は、いいえ私たちは大きすぎる力を必要最低限まで、減らした。

そして、何度もこの世界で生活をした。でも何で今、何ですか?」


<それは、根本的なことを忘れかけているのと、

いろんな世界が不安定になっているからだ。>


「へ?」


<忘れていることは封印を解いていけばわかると思うから、省くが、

いろいろな世界が不安定になっている点について、説明しよう。>


<もともと、この封印は貴方たちが人として生きるために、施しました。>


<ただ、その封印が解除される事象、現象を設定したのです。>


<サキホドのキオクでワカッタかとオモイマスがアナタサマはカミデシタ。>


<目的は世界の安定>


<生み出したものを見守り、裁定し、循環させる。>


<ただ、その作業が行われなくなると世界は不安定になる。>


<生み出す量が不安定に、死ぬものも不安定、正しい判決が行われない、

裁きが実行されない。>


<それが、上限ないし下限を超えたときに記憶を解放し、

神としての職務を行ってもらいたいわけだ。>


「なるほど、最近私たちの一族の仕事が大変盛況なのは、

不安定になっているのも要因ですか。」


<そういうこと。間違った人が死ねば、その魂は世界に執着する。>


「次の封印は?」


<木、土、水、風だな。>


「今思ったんだけど、エレメントが、記憶に直結している?」


<ふふふ。どうかしら。>

紅「だれ?あれ。」

信「微妙だな。」

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