原始の記憶2
紅「とうとう、私達の名前すらでなくなった。」
信「閑話では個別ストーリーを作るらしい。」
「はあ~。どうしよっかな~。明日、とりあえず、流治に伝えようかな。」
<何をいう。今倒せばよいではないか。>
「え~。だって、私は流治の中に居て、力を使えないんだよ。」
<何を言って。待て、流治とは誰だ?>
「この魂と体の持ち主だけど。なんでそんなこと聞くの?」
<そっちこそ、なぜそんな名で、この魂と体を呼ぶ。
まさか、記憶が封印されているのか。じゃあなんでこの場所に・・・。
そうか、同一化の能力で、見える範囲の記憶を見たのか。>
「あの~。何をぶつぶつ言っているんですか?」
<あ~。ほっとけ。とりあえず、なんとなくだが、
イレギュラーな状態でお前がここに来たことが分かった。>
<そこで、なのですが、いいことを教えてあげましょう。
精霊の能力は外に干渉できます。言いたいことはわかりますね。>
「え~と。そうか。精霊に探索と討伐をお願いすればいいんだ。
ピンチになったら、戻せばいいし。」
<そういうことだ。>
「ではでは、場所は病院で夜だから。影と風と闇にお願いすればいいか。」
<それなら、俺も様子を見てこよう。>
「シルフィード、シャドー、ダーク。偵察をお願い。」
精霊たちと悪魔の形をした人が外にでて、調査を開始した。
「ところで、あれはいつこちら側に戻ってくるの?」
<さぁ~?>
エルフの姿をした人はまだぶつぶつ言っていた。
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<う~ん。久々の外はいいな。病院でなければなおよいが。>
<すみませんが、あなたは何と呼べばよいでしょうか?>
<そうだな。アルで頼むは。>
<ノリが軽い。>
<こればかり直しようがなくてな。>
3人の精霊とアルと名乗った男はしばらく、廊下を歩きながら、話していた。
しばらくすると闇の精霊が
<気配が近い。>
と反応をする。
<ふ~ん。残留思念か。集まると厄介だが、この程度なら、
朝になれば消えるかな。大方、今日死んだ人間のものだろう。>
<油断は禁物。寄せ集まれば、脅威。>
<それもそうだな。>
アルが手を前に出すと、青白い炎が、残留思念を包む。
<一丁上がり。>
<我々のいる意味がないな。>
<そうでもないさ。俺一人だと危機感が薄くてな。>
<そうかもしれませんね。>
<近くに気配はない。>
<戻るか。うん?>
怪訝な表情をしながら、アルは地下のほうを見た。
<気のせいか。>
<どうかしました?>
<いや、なんでもない。>
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<同一化で、記憶を除いたならそもそも。我々の存在を・・・。>
<<<<ただいま。>>>>
<「おかえり~。」>
<何だ。フレイアはまだ納得してねーのか。>
<そうなんだよね。>
<手前の能力で過去でも未来でも見ることができるのにな。>
<気づいてないんじゃない。>
<相変わらず、どっか抜けてんな。>
「過去でも未来でも見ることができるって?」
<ああ、説明すっとな。流治っつたか。この魂と器の持ち主は、
お前が使う精霊と似た属性の仮初の魂を持ってんだ。>
<その力で、異界の力をコントロールするんだけど、私は光、
彼は闇、そして、あの子は時なの。>
<時の力を持つ奴は、イメージだけなら、
過去や未来の見たい部分を見ることができる。>
<でも、あの子たま~に。力を使わないのよね。>
<ま~。力を使うことを思い出すか、納得するまであのままだな。>
「そうですか。あっ。不穏な気配のほうはどうでした。」
<とりあえず、成仏させといた。まあ、ここは死を引き寄せるから、
ああいうのはちょくちょくいら~な。>
「どうしよっかな。このまま封印を解くべきか。
解かないで、流治に力の使い方を教えるか。」
<う~ん。そうね。現状どちらにしても、この体に負荷がかかってしまうから、
様子見でいいんじゃない。>
「む~。そうすると、私は何をすれば。」
<封印の解き方は、私たちが教えられるから、いつでも解けるわよ。>
<力の使い方もあいつが戻ってこないと、いっぱつで終わらねぇからな~。>
「じゃあ、精霊に稽古をつけてください。」
<おっ。いいね。自分自身の戦力アップを図るのか?>
<そうね。その辺がだとうかな。>
「じゃあ。まずは、光の属性のライトから。」
<ふふふ。任せなさい。あ、あなたもちゃんと聞いときなさいよ。
精霊は、異界の力を行使するときの、補助をしてくれるから、
あなた自身のイメージも重要なんだから。
それでは、まず光とは・・・・>
ーーーーーーーーー1時間後ーーーーーーーーーーーーーー
「う~。頭が痛い。」
<知恵熱ってやつだな。>
<マスター。私は大変ためになりました。>
<ふふふ。それはよかったわ。>
<じゃあ。次はおれだな。>
「ちょっと待って!明日にしましょう、もう、私はおなか一杯です。」
<ぷっ。ふっ。それもそうだな。じゃあ。明日にすっか。
それにしても、あいつは何時になったら、戻ってくるんだ?>
「さぁ?」
<たぶんだけど、明日の夜には戻ってくるわよ。>
<あの封印がとけたということは・・・。>
ーぶつぶつー
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ぴちょん。ぴちょん
『ちからだ、大きなちからだ。ほしい。私達が元に戻るためにも、
私を拒絶する世界を壊すためにも。ほしい。ほしいぞ~!』
紅「も~少し、かわいいを増やしてほしい!それさえあれば<パシッン!>痛い。」
信「だまれ変態!」




