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終末から始まる物語  作者: 風間流治
裏世界の流治
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世界と神と

(さて、この世界は分裂する前の俺らが作成した世界線の一つだが、

 そもそも世界の原型はどのようにできるかっていうと、)


(知的生命体ノ物語ヤ神話デスヨネ。)


(その通りだ、ライ。知的生命体の作成した物語が原型となり、世界が生まれる。

 そして管理者は、)


(世界が認めた、トップの聖人。神ではない。)


(そうだな。忍。管理者はトップクラスの聖人が選ばれる。

 死後や神隠しによってそれは行われる。)


(それがどう今回の件にかかわるんじゃ?)


(ヤク。せかすな。エンデは丁寧に説明をしてくれてんだ。)


(アルの言う通りです。流のためにも前提の話は必要です。)


(フォローをありがとう。エル。俺が別の世界線の未来の流治であることは

 前に説明したな。魂がさまよっているときにたまたま空間の力を手に入れ、

 流治にたどり着いた、と。)


(ああ。)


(俺は、前の生前の記憶を持っている。

 そして、今回の件の犯人に該当する神話をしっている。)


(それは?)


(クトゥルフ神話。)


(知らんな。)


(ゼロス、これはこの場の全員が知らないだろう。俺も良くは知らない。

 元の世界ではラノベやゲームの原型としても使われていた。

 ただ、その見た目が、悪魔や悪霊、邪神に近い容姿をしているんだ。)


(でもでも、神話なら主軸世界が違うから、

 こにょ世界には存在しにゃいんじゃ。)


(ニャア、そうでもないんだ。その神話の神々の能力に世界を渡るものがある。

 俺はそれによってやつらの内の一人ないしは類似した存在が

 入り込んだのではないかと考えている。

 もしくは別の可能性もある。)


(他の可能性ですか?まさか不確定生物ですか?)


(アリエル、それはないだろう。彼らは魚や猫、人の形をとるもの。

 それに、何もしない旅人だよ。)


(エレイン。それは正しいが、それに近い別の生物さ。)


(イーター。)


(フレイア?)


(さすがフレイアだな。やはり気づくか。)


(エンデ。お前はあれが、触れたものの姿形を奪い、

 争いをばらまいているというのか。)


(それも考慮にいれている。)


(どちらにしろ厄介ではないか。)


(後もう一つ、これは予想でしかないのだが、

 アンラ・マンユと言ってわかるか?)


(なんの宗教かは忘れたけど。「悪」の概念の神だっけ。)


(そう。もしどこかの世界で

 <すべての原点の破壊>をすべての生物が望んだなら?)


(世界を破壊し続ける存在が生まれる。けど、それは・・・。)


(あり得ないって言えるか流。<無>を司るお前がそれを否定できるか。

 すべてを破壊したい、すべてを無かったことにしたいと、

 すべての生物が望む世界がないと言い切れるか?)


(言え・・・ない。)


(そういうことだよ。ただどれも言えることが一つある。)


(相手は管理者とは言えないが、「神」クラス、か。)


(そうだ。フレイア。)


(倒せるのは、我々と同様の「管理者」クラスか、相手と同等の「神」クラス、

 辛うじて、「聖人」クラス。)


(エルよ。どうでもいいが、それより、なぜ六花はこのことを知っていたんだ。)


(アル。もしかしたらだけど、六花様の封印されていた能力が戻っていたら?)


(アリエル。どういう意味だ。)


(六花様ノ能力ハ、我々ノ未来ヲ体験スル物ガアリマス。)


(それが、戻って?)


(わからない。でも・・・。)


(六花様だから有り得にゃくにゃいにゃ。)


(六花~。助けてくれればいいのに~。)

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