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終末から始まる物語  作者: 風間流治
裏世界の流治
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ホームステイ⑤

7日目と8日目はボランティア活動の一環で地域の子供と一緒に過ごす。

初日は丸一日室外と聞いている。


7日目、いつもの場所にあつまり、マイクロバスに乗る。


海に行くようだ。近くの公園があり、近くの駐車場で降ろされた。


(さて今日は何をするのかな?)


(すまんね~。俺は記憶があいまいだ。実は3日目のドミノの話は11日目つまり、

 2回目に休日のはずだ。そこで、午前中にカヌーの乗り方を習うはずだった。

 まあ、すでに明後日の予定もくるっているのだがな。)


(明後日は本来であれば何なの。確か、みんなでバーベキューのはずが、

 原住民の資料館に変わったけど。)


(明後日は確か記憶の通りなら、工芸館で、工作だったかな?

 代替カヌー教室の時はたしか、

 製材所と森林保護のお勉強だったきがするのだが・・・。

 まぁ、このプログラムそのものが予約や予定がずれるしな。

 また、変わるだろう。)


(ふーん。未来が違うってことは?)


(ありえるな。六花が出発前に形代をもらっていたな。あれは?)


(ポーチに入っているよ。持ち歩かないと意味ないでしょ。)


(ならいい。あいつはこの世界から消えたら、私と入れ替わる。といっていたな。

 あれがどうも引っかかる。)


(どうして?)


(本来であれば、特に変わった事件はないはずなのだ。

 何事もなくホームステイを終えて帰るはず。

 でもな~。)


(でも?)


(このホームステイ中、蛋白がでるんだよなぁ。)


(再発?)


(そう。いままでの経験からすると、再発時に

 何らかの事件に巻き込まれている。)


(う~ん。確かに。)


(それに、だ。あいつの本来の力は未来をつなげるための力。

 その一つが予知なんだよな。世界が崩壊する何かが起きたとき限定で

 未来を書き換える一手を見出すんだよな~。)


(今回も?)


(かもな。)


流治とエンデはそんな話をしながら子供たちと鬼ごっこをしていた。


お昼ご飯を食べた後、砂浜で子供たちは遊び始めたが、

流治は見学していた。


理由は簡単。馴染めなかったから。

話題が見つからず、話が続かず、そしてなぜか、話しかけてももらえない。


どうしていいかわからずぼーっと海を見ていた。

時間をつぶすために、近くの屋台や、

マーケットに入っては飲み物やホットドック、スナック菓子を買っては

食べてをしていた。


(つまんね~。)


(ふっ。)


終わった後、いつもとは違う道順でホストファミリーが車を走らせる

どこに行くのかと聞くと、サッカーを見に行くという。


連れていかれた場所スタジアムだった。


サッカーを見ながら、買ったホットドックを食べた。


(ルールがやっぱわかんねー。)


(スポーツ苦手だもんな。)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


8日目


昨日と同じような場所に車が止まる。

だが、今日は背が低い建物に案内される。


中にはいると絵本や本が本棚におさめられていた。


何をするのかと思ったら、どうやら保育園のような場所で、

子供たちの面倒を見ればよいようだ。


そこで、流治は持ってきた折り紙で、鶴を作って見せた。


喜んでもらえたようなので、調子に乗って、3枚、6枚、12枚、24枚の

ボールを作って見せる。


(好きだよな。これ。)


(時間つぶしにはもってこいだろう。)


(まぁ。やっています感と物珍しさ感はでるはな。)


(それが狙いよ。)


(なるほどな。)


そんなことをしているとすぐに昼になる。


午後も続きをやり、時間をつぶす。

昨日に比べ子供の受けがよく、

流治は汚名返上とばかりに、いろいろな模様のボールを作っていく。


(ほどほどにしろよ。)

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