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終末から始まる物語  作者: 風間流治
裏世界の流治
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ホームステイ②

3日目


今日、明日、明後日はお休みなのでホストファミリーと過ごす。

予定では今日はホストファミリーが近所の夕食に招待してくれるらしい。

そして、明日は例のお兄さんが近くでやっている劇を見せてくれるらしい。

明後日はホストファミリーに日本食を作る予定だ。


夕食まで、ホストファミリーの男の子と

某64bitゲーム機のカートゲームをして時間をつぶす。

やはり、ゲームは世界共通だなーと考えながら、プレーをするが、

おかしい、アイテムが使えなかったり、ドリフトがうまくできない。


頭に?が並ぶ。

そして、手元のコントロ―ラーを見ると、ボタンの配置が微妙に違う。

まさか、日本と海外で、そんなところが違うとは・・・。

このゲーム機は買ってもらえなかったこともあり、

やりなれていないとはいえこんなハンデを受けるとは・・・。

これは隙をみて、やり続けようかな・・・。

怒られるかな?

まぁ。いいやその時はその時で。

どちらにしろ、そんなに時間があるとは思えないし。


そして、夕食の時間。

お隣の家までは歩っていくようだ。

お隣と言ってもこれも海外、5分程度歩く羽目になった。

周囲が牧場ということもあり、馬や牛がのんびりと草を食んでいる。


昨日までは気づかなかったが、周囲は牧場を経営している人たちのようで、

外灯もなく、夜は真っ暗になりそうだ。


そんなこんなでお隣さんにたどり着く。


やはりこちらも肉のようだ。

朝はシリアル、お昼はサンドイッチ、夜は肉かピザが定番のようだ。


夕食後、ドミノというゲームをやろうと誘われる。

倒すドミノかと思えば、そのドミノを使った七並べのようなゲームだという。

やってみると、なるほどいかに相手に配を出させずに上がるかが

肝になるゲームのようだ。

1回目は様子見であったため負けたが、2回、3回と勝っていいく。

しばらくすると、ビリヤードをやりに行かないかと誘われたので、

あまり、勝ちすぎると悪いと思い、ビリヤードに向かうことにした。


9ボールというルールでプレイすることになった。

始めてプレイするのだが、キューをもった瞬間につき方がわかる。

過去に一度プレイしたことがあるようで、体が覚えていたようだ。

といってもボールの当て方がわかるだけで、勝てるわけではない。

結局、帰るまでに5試合程度行ったが、2勝しかできなかった。

体も小さいので、テクニックで勝負するしかなく、

また、交流をする目的で誘われているので、

こんなものかと思うことにした。


帰り8時を回っているが以外にも外は明るかった。

流治はふと空を見上げる。

そこには、日本では見たことがないほどはっきりと星々の光が見えた。


(これが本来の空、か。)


そんなことを思っているとエンデが話しかけてきた。


(理科の新垣先生が言っていただろう。

 地上の光が強いと星は見ずらくなるって。)


(そうだね。これだけ星が見えるなら占いに使うのも納得かな。)


(俺にとっては2度目の星空だが、何度見てもいいものだな。)


(そういえば、夢で見た覚えがあるな。)


(それは俺の記憶かな。まぁ。今のお前の記憶かもしれないな。)


(ま、きれいなものは何度見てもきれいだと感じるものさ。)


(だな。)


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