↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ソロキャンライダー放浪記  作者: たけるん
PR
14/77

山梨編 第十話 豚みそ丼と帰還の儀

帰り道、埼玉を経由するルートを選ぶ。そう、最後の目的地はあの名店。


「豚みそ丼 野さか」


開店30分前に着いたのに、すでに数人が並んでいた。人気の高さがうかがえる。行列に並びながら、さっきまでの富士山と温泉を反芻する。あれだけの非日常を体験すると、もう明日からの生活に戻れる気がしない。


開店と同時に入店し、迷わず一番人気の豚丼を注文。


届いた丼は、これでもかと敷き詰められた肉に覆われて、まるで肉の屋根。だけど見た目ほど重くなくて、タレも濃すぎない。香ばしさが米を引っ張る引っ張る。


「……これだよ」


口の中にじゅわっと広がる旨味と、軽やかな脂。食べてるそばから「もう一杯いけるな」と思ってしまう危険な丼。気づけば完食していた。満腹なのに。


満足感と眠気が再び押し寄せる中、最後のライディングを終えて、無事に帰宅。


テントの匂いが染み付いた荷物と、酒にまみれた記憶。それら全部が、たまらなく愛おしく感じた。


旅は、終わった。


また、走り出すその日まで。

今回、読んでいただきありがとうございます。「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、評価をよろしくお願いします!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。