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龍神様の世界改革  作者: さくら紅葉
2/2

龍神との出会い

「やあ、ほんとにまた来てくれるとは驚いたよ。」


語り手は嬉しそうにしている。


「前置きが長すぎても面白くないし、さっそく二話目といこうか。

   では、どうぞ今回も楽しんでいってください__」



* * * * *


あれ?俺何してたんだっけ、、


都は謎の部屋で目を覚ました。周りは薄暗く、よく見えない。


「あれ、起きた?おはよう」


部屋の奥から誰か近づいてきた。


「誰だ?」


クソッ!なんでこんな薄暗いんだ。電気がないのか?


ようやく近くまで来て、顔が見えるようになった。


その姿は袴を着た12、3歳の少年だった。右目が髪で隠れている


「え?厨二病?」


ついポロッと言葉が出てしまった


「なっ!ちがう!!失礼な、、」


都の発言に少年は不服そうに頬を膨らませた


「まったく、、神に対してそんな言葉を投げてきたのはお前が初めてだぞ」


そりゃ周りが気を使って、、って神!?


「神!?」


「そうだ!僕は神だ!礼儀正しく接しろ!!」


「え、、ますます厨二病、、」

 

「は!?お前、自分の手見てみろ!」


「うで?腕が何、、、、え゛ッッッ!?」


驚いた。腕が透けて半透明になっていた


「な、なんで、、!?」


「なんでもなにも、お前死んだじゃん」


「し、死んだ!?」


「え?あれ?覚えてないの!?警察にぶっ刺されてたじゃん!」


警察!?刺された!?あ、もしかしてあの時か?もしかして騙されて殺された感じ?


「信じたか?」


くっ、これだけ証拠が揃ってると、信じる他ない、、


「う、、ま、まあ」


「よし」


自称神は満足そうに笑った。


「あ、自己紹介がまだだったね。僕は龍神のサク。咲だよ。よろしく」


「りゅ、龍神!?」


「そう、龍神。そしてこの神社の神様。」


「証拠を見せてやろうか」


そう言うと咲は何かを掴んだ


「見てみて〜!人魂!」


えええええ、、、、、

なんか素手で魂掴んでるやつ初めて見たんだけど、、

いや、まず魂を見たのが初めてか


「で、僕の話は置いといて。君、僕の従者になってよ」


「、、、、は?」


何いってんだ?こいつ


「いや〜、君が初めてだったんだよ。

 神様だって言ってんのにめちゃくちゃ無礼なやつ。面白かった」


褒められてる気がしない、、、


「そんな理由でなりたくないんだけど、、」


「いや、君に残された選択肢は

①ここで今すぐ君殺害の真相も知らずに成仏する

②僕と契約して従者になって一緒に調べる  だけ。選んで」


こっ、こいつ、、!!

こいつの従者にはなりたくない。でも俺がなんで死んだのか。

なぜ殺されたのか分からずに消えるのはもっと嫌だ


「クソッ!分かったよ、、よろしく。咲」


「え〜、呼び捨て?まあでもいいよ。

 君殺しの事件、共に解き明かそう。よろしく、都」


「あれ、俺名前言ったっけ?」


「神様は何でもわかるんだよ」


「えぇ、きも。引くわ」


「ふっ、なんとでも言え。僕に反抗したら人魂に変えてやる!さぞ不便だろな」


脅しかよ、、、なんて悪そうな顔をするガキだ


「あ、そうだ!ババア紹介しとくね」


「ババア?口わっる」


「ほっとけ!取り敢えず待ってろ」


咲は戸を開け廊下へ向かってババア!!と叫んでいた

失礼じゃないか?俺よりは確実に


「__誰がババアだ。黙れクソガキ」


はっと気づくと足元に5,6歳位の少女が立っていた。


* * * * * *


「二話目おしまい!新しい人が二人も増えたね」


語り手は嬉しそうにしている


「龍神様って角とか出せると思う?頭から角が生えた人ってろロマンじゃない?」


「次は三話目だね。みんなが来ることを楽しみにしてるよ__」



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