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鷹は舞い降りる

隠されている話だがこのマーデラス王国には聖女が5人いる。

5人の聖女は王から委託され各貴族が保護、いや四六時中護衛がつく準軟禁状態になっている。


聖女の枠は5人、常に聖女を探していて判明したのだが実は聖女の資格をもつ者は結構いる。

聖女に選ばれるとなかなか良い暮らしができるが、新たな聖女の資格をもつ者

が発見されると聖女になるかどうか打診される。


聖女になりたくなければ、ならなくてもいいのだとそのとき初めて知らされる。


聖女の間は独身という条件が有るので普通は断る。


だが人生に絶望したりしている女性などや、何にも考えずに良い暮らしが出来ると思う者が聖女になる事を受諾する事が2、3年に一度あり、その際聖女の座に長くいる女性か自ら聖女の座を降りる女性と入れ替わる。


聖女に係わる話は絶対の秘密であり、この事はごくわずかな貴族か神殿関係者、またその神殿関係者から真実を知ることを許されたものたちだけである。


今年は聖女になると決めた新たな聖女資格者が一人、聖女の座を降りたい聖女が2人いた。


幼いときに何も考えずに聖女になった同じ年の女性が2人、その座から降りるためにアレイシアの通う学校に来る事になった。

勿論それを知っているのは校長ただ一人。


聖女の座を降りるためには伴侶を探し出し婚約までこぎ着ける事が条件である。

先に伴侶を見つけて婚約した方が聖女の座から降りるレース。

これを逃せば次はいつになるか分からない。


ちなみに彼らは16歳で厳しい教育を受けたエリートである。


学校は17歳で卒業をさせる。

高スペックの普通の男子はもう大概婚約者がいる。

残った男子は付き合う相手の基準をアレイシアにしてしまった身の程知らずか、ルークのような姉を誇りに思いつつレイアのような母性溢れる女性に惹かれるこじらせたシスコンだけである。


聖女の座から降りるために二人の聖女(野獣)が今、舞い降りようとしている。


マクシミリアンは急に寒気を感じた。





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