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戦う淑女と学校生活

「月の光の届かぬ闇を我らが代わって照らし出す。覚悟!」


今日も闇の中で悪を撃つ月の光。

闘い続けてもう2年。

アレイシア(本郷)はそろそろ潮時と思っている。


本郷はいい加減自分の存在を消すべきだと感じていた。

自分とはなにかを調べ続けるうちに分かったことは本郷本体はもともとアレイシアの持つ魔力であり、その魔力をもとになんらかの方法で魔法を発動させ呼び寄せられたと結論づけた。


アレイシアが1属性しか持っていないのが証拠である。


本郷はアレイシアの魔力そのものなのだと。

アレイシアには一度魔力を限界ギリギリまで使ってもらい自身を消し去ってもらおうと思っている。

でなければアレイシアに恋人は出来ないし結婚も出来ない、子供を宿すことも出来ないと本郷は思っている。

それでも今が楽しくてついつい先送りにしてしまう本郷であった。



アレイシアは本郷の指導で10歳から体を鍛え上げ、弟やマクシミリアンと共に魔物を狩りまくる。

13歳頃になると近隣の森に敵は居なくなった。

とうとう冒険者となり世界を渡り歩き強敵を探そうと画策したが親であるアレックスに強行に反対される。

もともと冒険者でも狩人でもないのにそんなことをしていたのでクレームが来まくったので一旦魔物狩りは休止し、成人になったら冒険者登録をすることで落ち着いた。

料理をするか学校で寝るかゲームを作るか格闘技の技を護衛騎士相手に磨く日常。

暇なときは騎士や冒険者用の戦闘服や武器をコツコツ設計し専門店で作った。

時折、レイアと女の子向けの服も作った。

街に作った服で繰り出すと同じようなデザインの服が欲しいと要望が殺到したので既製服として売り出すように服飾店に依頼するとあっという間に売れてしまった。


14歳で軍の秘密組織『月の光』に所属するグラハムから有無を言わせず入隊させられた。


14歳で一般教養を修めるとそのままエスカレーター式に魔法の専門課程に進学した。

魔法の属性は1つしかなかったが月の光で鍛えられそこそこの威力の冷却魔法を習得してあったので問題なく進学できた。


15歳で冒険者登録をマクシミリアンと共にした。


朝早くに起き、ランニングをし格闘技の修練に励んだあと学校に行き魔法授業以外はねこけ、昼はリンゼイに作ってもらった豪華な昼食を食べ、午後は普及させたサッカーや野球でボールと戯れ帰ったら食事をして猫と寝る。


休日はリンゼイとともにお菓子作り。

出来上がったらルークやマクシミリアンとともに孤児院にいってお菓子を持っていく。

ちなみにもうこの街には浮浪児はいない。

アレイシアが仕事を持ち込むときに条件として浮浪児や浮浪者を雇わせるからだった。


夏休みや冬休みになると学校で舎弟にした先輩やマクシミリアンとチームを組み冒険者ギルド長から紹介を受けたパーティーに参加。


どう考えても恋愛をする暇がないというか、そうアレイシアが行動していた。


また男の子たちがアレイシアと付き合おうと思っても必ずマクシミリアンやルーク、そしてユミ坂本と疾風にタロスケが側にいる。

街で出会ってもゴツい冒険者と挨拶を交わし、軍人や騎士と共に何かを話し合っていた。

学校でも腕試しと称して悪ガキをボコボコにし、彼らは自ら舎弟になった。


貴族社会でも王室と懇意にし、軍のトップとの付き合いがあり、近衛騎士団を打ちのめした少女にマクシミリアン以外誰が声をかけるか賭けの対象になってしまった。


もうマクシミリアンとの婚約は間違いないと誰もが思っていた。


「アレイシアは僕と結婚するんだよね」


勇者である。

だがまだ7歳、アンドリューは王宮でアレイシアに抱きつく。


ハラハラしながら見つめるマクシミリアン。


フェリックス第二王子はこそこそとその場を離れていった。











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